- 堂安律の成績は?今シーズンや通算のゴール数・アシストを知りたい
- 身長・年齢・所属チームは?ガンバ大阪からどんな経歴をたどった?
- ポジションやプレースタイル、何がすごい?シュートスピード「世界2位」は本当?
堂安律の成績は、日本代表で73試合12点、クラブの公式戦で通算358試合71点です(2026年10月17日時点)。ワールドカップは2022年と2026年の2大会で8試合に出て、2得点1アシストでした。この記事では、シーズン別の得点の推移と、身長・経歴・プレースタイルを、JFAの公式記録と大手メディアの報道をもとに整理します。
堂安律の成績:クラブ通算358試合71点、2桁得点は3シーズン
堂安律がクラブで一番多く点を取ったのは、PSVでの2021-22シーズンの11点(公式戦39試合)です。リーグ戦だけで見ると、フライブルクでの2024-25シーズンの10点が最多です。この年はブンデスリーガ全34試合に出て、10得点8アシストを記録しました(サッカーキング・フットボールチャンネル)。
19歳で渡ったオランダのフローニンゲンでも、1年目の2017-18シーズンにリーグ戦29試合9点を挙げています。欧州に渡ってからは毎シーズン点を取っていて、得点が0のシーズンは、出場の少なかったガンバ大阪での2015・2016年と、始まったばかりの2026-27シーズンだけです。
クラブごとに合計すると、次のとおりです。
| クラブ(国) | 在籍 | 公式戦 | うちリーグ戦 |
|---|---|---|---|
| ガンバ大阪(日本) | 2015〜2017年 | 25試合4点 | 15試合3点 |
| フローニンゲン(オランダ) | 2017〜2019年 | 66試合16点 | 61試合15点 |
| PSV(オランダ) | 2019〜2020年、2021〜2022年 | 64試合13点 | 43試合10点 |
| ビーレフェルト(ドイツ) | 2020〜2021年 | 35試合5点 | 34試合5点 |
| フライブルク(ドイツ) | 2022〜2025年 | 123試合26点 | 97試合22点 |
| フランクフルト(ドイツ) | 2025年〜 | 45試合7点 | 36試合5点 |
| 合計 | 2015年〜 | 358試合71点 | 286試合60点 |
※公式戦はリーグ戦・国内カップ戦・欧州カップ戦などの合計(ガンバ大阪のU-23チームでのJ3の試合は含まない)。英語版Wikipedia・FotMobの記録をもとに集計。プレーオフの数え方などで、媒体によって1〜2試合ずれることがあります。
今シーズン(2026-27)とフランクフルト1年目の成績
フランクフルトでの1年目、2025-26シーズンは公式戦40試合7点でした。内訳はブンデスリーガ31試合5点、ドイツカップ(DFBポカール)2試合2点、チャンピオンズリーグ7試合0点です。
2年目の2026-27シーズンは、ブンデスリーガで5試合に先発し、0得点1アシストです(FotMob、10月16日のケルン戦まで)。日本代表では10月5日のキリンカップ決勝で決勝点を決めていますが、クラブではまだ今季初ゴールが出ていません。
堂安律の身長は172cm、年齢は28歳:プロフィール
堂安律は1998年6月16日生まれで、2026年10月時点で28歳です。兵庫県尼崎市の出身で、中学からガンバ大阪のアカデミーで育ちました。
身長は172cm、体重は70kgです。これは日本サッカー協会(JFA)の日本代表の選手紹介に載っている数字で、英語版WikipediaやデータサイトのFotMobも身長は172cmで一致しています。体重は日本語版Wikipediaに75kgと書かれていますが、公式のJFAの数字は70kgです。
なお、血液型はJFAやクラブの公式プロフィールには載っておらず、本人が公表した確かな情報も見つかりませんでした。
身長172cmは日本代表で低いほう?
172cmは、日本代表のMFの中では平均より少し低めです。フットボール戦士の集計(Wikidataの記載をもとにした数字)では、日本代表経験のあるMF208人の平均は174.7cmで、堂安律は高いほうから149番目でした。下の図のオレンジが、堂安律のいる172〜173cmの層です。
堂安律の身長と、日本代表MF経験者208人の身長の分布(オレンジがその選手の位置。身長はWikidataの記載値。出典: フットボール戦士「サッカー日本代表 選手データベース」)
ただ、172〜173cmは代表MFの中で2番目に人数が多い層です。「小さい」と言われることもありますが、日本代表のMFの中では特別に小柄というわけではありません。
所属チームはフランクフルト:ガンバ大阪からドイツまでの経歴
堂安律の所属チームは、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトです。2025年8月7日にフライブルクから完全移籍で加入し、契約は2030年までです。背番号は、かつて長谷部誠さんがつけていた20番です。
プロとしての経歴は、ガンバ大阪から始まりました。2015年、高校生の年代で「2種登録」された16歳のときにJ1デビューしています。2017年夏にオランダのフローニンゲンへ期限付き移籍し、翌年に完全移籍しました。
2019年8月には、オランダの名門PSVに移ります。PSVではクラブ初の日本人選手でした。2020-21シーズンはドイツのビーレフェルトに期限付き移籍し、ブンデスリーガ34試合すべてに出場しています。PSVに戻った2021-22シーズンには、オランダのカップ戦(KNVBカップ)で優勝しました。
2022年7月にフライブルクへ完全移籍し、3シーズンで公式戦123試合26点を挙げました。2026年8月末にはサウジアラビアのクラブへの移籍が報じられましたが、最終的にフランクフルトに残っています(フットボールチャンネル)。
フランクフルト加入時の会見と背番号の移り変わり
アイントラハト・フランクフルト公式チャンネル「Die Pressekonferenz mit Ritsu Doan」(2025年8月公開)。加入直後の記者会見です。
クラブでの背番号は、移籍のたびに変わってきました。代表の背番号10については、後の「日本代表」の節で紹介します。
| クラブ | 背番号 |
|---|---|
| ガンバ大阪 | 38 |
| フローニンゲン | 25(2017-18)→7(2018-19〜) |
| PSV | 25(2019年の加入時) |
| ビーレフェルト | 8 |
| フライブルク | 42 |
| フランクフルト | 20 |
※Goal.com・デイリースポーツ・ゲキサカの各移籍時の報道と、日本語版Wikipediaの成績表をもとに作成。
堂安律のポジションとプレースタイル:左足で中へ切り込む右ウイング
アイントラハト・フランクフルト公式チャンネル「Vorsicht! Linker Fuß!(注意!左足!)」(2025年8月公開)。加入直後の練習で、堂安律の左足に注目した動画です。
堂安律の本来のポジションは、右サイドのウイングです。利き足は左で、右サイドから中へ切り込んで、左足でシュートやパスを出すのが得意な形です。利き足と逆のサイドに置かれるこのタイプは「インバーテッドウイング」と呼ばれます。
ただ、使われ方は1つではありません。フランクフルトでは右ウイングのほか、2026年1月の監督交代後はトップ下で起用されることが増えました(サッカーキング)。日本代表では、3バックの布陣で右ウイングバックや、前線の右の「シャドー」を任されています。2026年のW杯では4試合すべてに先発し、オランダのガクポやブラジルのヴィニシウスと向き合いました(フットボールチャンネル)。
堂安律は何がすごい?数字で見る強み
「何がすごいのか」を、記録と第三者の評価で整理すると次のようになります。
| 強み | 裏づけになる記録・評価 |
|---|---|
| 大舞台で決める | 2022年W杯でドイツ戦・スペイン戦に途中から入り、どちらも同点ゴール |
| 点もアシストも取れる | 2024-25シーズン、ブンデスリーガ全34試合で10得点8アシスト(自己最多) |
| チャンスを作る | アシストの1つ前のパス(プレアシスト)10本はリーグ2位(ドイツ誌キッカー、Goal.com報道) |
| 攻守に走れる | キッカーはサイド全体をカバーし、相手に脅威を与え続ける選手と評価。2024-25後半戦のウイング部門で2位 |
| シュートが速い | 2022年W杯のスペイン戦のゴールは時速120.04キロ(次の節) |
特に評価が高いのは、得点力と守備の両方を求められる位置でも結果を出せることです。キッカーは2024-25シーズン後半戦のウイングの格付けで、堂安律をバイエルンのオリーズに次ぐ2位に入れ、「違いを生み出すプレーヤー」と評しました(Goal.com 2025年6月20日)。
シュートスピードは時速120km:「世界2位」はW杯のゴールの順位
堂安律のシュートスピード「世界2位」は、2022年カタールW杯のグループステージで生まれた全121ゴールの中での順位です。イタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトがゴールのシュート速度を集計し、堂安律がスペイン戦で決めた同点ゴールが時速120.04キロで2位に入りました(フットボールゾーン 2022年12月5日)。
つまり、世界中の全選手のシュートを測った順位ではありません。それでも、1位のチャベス(メキシコ)はフリーキックで、4位のロナウドはPKでした。試合の流れの中から決まったゴールに限ると、堂安律のシュートが一番速かったことになります。
この「時速120キロ」は、2026年のW杯の前にも話題になりました。求人サイトIndeedは2026年6月15日から、堂安律の左足のシュートを体感できる大型の広告を東京・渋谷駅に出しています(オリコン)。
日本代表の成績は73試合12点:W杯は2大会で2得点
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堂安律の日本代表での成績は、73試合12点です(JFA公式、2026年10月17日時点)。73試合のうち先発が50試合、途中出場が23試合でした。上の投稿は、2026年10月5日のキリンカップ決勝・ニュージーランド戦で決勝ゴールを決め、優勝した日のものです。この12点目は、2025年11月のガーナ戦以来、約11か月ぶりの代表ゴールでした(フットボールチャンネル)。
代表デビューは2018年9月11日のコスタリカ戦で、初ゴールは同じ年の10月16日のウルグアイ戦です。フットボール戦士の集計(英語版Wikipediaの数字)では、出場数は日本代表の歴代27位、得点は24位にあたります。
ワールドカップの成績:2022年は2得点、2026年は1アシスト
JFATV「Team Cam vol.07|歴史的な逆転勝利 ドイツ戦の舞台裏」(2022年11月公開)。堂安律が同点ゴールを決めた試合の舞台裏です。
堂安律はW杯に2回出場し、合わせて8試合2得点1アシストです。初めての2022年カタール大会では、ドイツ戦に71分から入って75分に、スペイン戦に後半の頭から入って48分に、どちらも0-1からの同点ゴールを決めました。日本はどちらも2-1で逆転勝ちし、グループを1位で突破しています。
| 大会 | 相手(結果) | 出場 | 記録 |
|---|---|---|---|
| 2022年 | ドイツ(○2-1) | 途中 | 1得点 |
| 2022年 | コスタリカ(●0-1) | 先発 | – |
| 2022年 | スペイン(○2-1) | 途中 | 1得点 |
| 2022年 | クロアチア(△1-1、PK戦負け) | 先発 | – |
| 2026年 | オランダ(△2-2) | 先発・主将 | – |
| 2026年 | チュニジア(○4-0) | 先発 | – |
| 2026年 | スウェーデン(△1-1) | 先発 | 1アシスト |
| 2026年 | ブラジル(●1-2) | 先発・主将 | – |
※JFA公式の試合記録、英語版Wikipedia、ゲキサカ・サッカーキング・フットボールチャンネルの報道をもとに作成。2026年のブラジル戦はラウンド32。
2022年のゴールで、堂安律の名前は一気に広まりました。フットボール戦士の集計(日本語版Wikipediaの閲覧数)では、ドイツ戦の1〜2週間前は1日平均725回だった堂安律の記事が、試合の日には136,478回読まれ、約188倍になっています。
2026年の北中米大会では、背番号10をつけて全4試合に先発しました。スウェーデン戦では後半に前田大然の先制点をスルーパスでアシストしています。この試合で交代するときに怒ったような表情を見せたことも話題になりましたが、本人は「監督に怒っていない」と話し、理由は大会後に話すとしていました(サッカーキング)。日本はラウンド32でブラジルに1-2で敗れています。
背番号は21→8→10、2026年からはキャプテンも
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日本代表での背番号は、それまで多くつけていた21番、2022年W杯の8番を経て、2023年6月から10番になりました。2026年のW杯でも10番を背負っています。プーマと契約しながら代表の10番(ユニフォームはアディダス)をつけられる理由は、こちらの記事で解説しています。
キャプテンを初めて任されたのは、2026年3月のイギリス遠征です。主将の遠藤航と南野拓実がけがで不在だったため、森保一監督が「いつもリーダーシップを取ってくれています」と話して指名しました(サッカーキング)。W杯でもオランダ戦とブラジル戦でキャプテンマークを巻き、9月以降の代表戦でも主将を務めています。上の投稿は、主将として臨んだ2026年9月24日のウルグアイ戦(3-1で勝利)の日のものです。
よくある質問
A. ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトです。2025年8月にフライブルクから移籍し、契約は2030年まで、背番号は20です。
A. 1998年6月16日生まれで、2026年10月時点で28歳です。
A. JFAの発表で172cm・70kgです。日本代表のMFの平均(174.7cm、Wikidataをもとにしたフットボール戦士の集計)より少し低めです。
A. 2022年大会のドイツ戦とスペイン戦の2点です。2026年大会は得点がなく、スウェーデン戦で1アシストを記録しました。
A. 利き足は左です。本来のポジションは右ウイングで、日本代表では右ウイングバックや右のシャドーも務めます。
まとめ:堂安律の成績と経歴
- 成績は日本代表73試合12点、クラブの公式戦は通算358試合71点(2026年10月17日時点)
- クラブでの最多は2021-22シーズン(PSV)の11点、リーグ戦の最多は2024-25シーズン(フライブルク)の10点
- 身長172cm・体重70kg、1998年6月16日生まれの28歳、左利きの右ウイング
- 経歴はガンバ大阪→フローニンゲン→PSV→ビーレフェルト→PSV→フライブルク→フランクフルト
- W杯は2大会8試合2得点1アシスト。シュートスピード「世界2位」は2022年W杯グループステージのゴールでの順位
堂安律は、19歳で欧州に渡ってから9シーズン続けて点を取り、W杯の大舞台でも結果を残してきた選手です。2026年からは日本代表のキャプテンも任されています。次の代表戦は2026年11月14日のブラジル戦、17日のパラグアイ戦(シンガポール)の予定で、主将としての戦いぶりにも注目です。
※この記事の情報は2026年10月17日時点のものです。成績・所属は試合や移籍で変わるため、最新の情報はJFA公式サイトや各クラブの発表で確認してください。
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