- 三笘薫の年俸(年収)はいくら?日本円にするとどれくらい?
- 川崎フロンターレ時代からどう増えた?CMやスポンサーの収入は?
- 移籍金や市場価値は?なぜ移籍しないのか、今後どこへ行くのか知りたい
三笘薫のブライトンでの年俸は、推定で週8万ポンド、年に416万ポンド(約8.7億円)です。選手の給与を推定しているサイト「Capology(キャポロジー)」の数字で、ブライトンも本人も金額は公表していません。
この記事では、推定サイトとイギリスの報道を出どころごとに分けて、年俸の推移、日本円で数字が記事ごとに違う理由、手取りの目安、CMとスポンサー、移籍金と市場価値、そして2027年6月に切れる契約と移籍の噂を整理します。円換算は、ことわりがない限り1ポンド=209.27円、1ユーロ=177.06円(2026年10月15日の欧州中央銀行の参照レート)で計算しています。
三笘薫の年俸は推定で年416万ポンド(約8.7億円)
Capologyの推定では、三笘薫のブライトンでの年俸は週8万ポンド、年416万ポンドです。円に直すと年に約8.7億円、月に約7,250万円、週に約1,670万円になります。税金を引く前の額面で、出場給や勝利給などのボーナスは入っていません。
この「週8万ポンド」は、2023年10月にブライトンと契約を更新したころから使われている数字です。更新の直前には、イギリスの記者が「新しい契約は週約8万ポンド」と伝えていました。Capologyはこの数字に、報道などで裏付けがあることを示す「Verified」の印を付けています。一方で、別の推定サイトSalarySportは2026年分を週8万7,000ポンド(年約9.5億円)としていて、出どころによって少し幅があります。
日本円で記事ごとに数字が違うのはなぜ?
「三笘薫 年俸 日本円」で調べると、7億円台から9億円近くまで、記事によって数字がばらばらです。年俸そのもの(週8万ポンド)は変わっていなくても、円に直すときの為替レートが記事ごとに違うためです。
| 時点 | 年416万ポンドを円にすると | レート |
|---|---|---|
| 2023年10月20日(契約更新の日) | 約7.6億円 | 1ポンド=182.08円 |
| 2025年10月(フットボールチャンネルの記事) | 約8.2億円 | ユーロ建ての452.4万ユーロで換算 |
| 2026年10月15日 | 約8.7億円 | 1ポンド=209.27円 |
※レートは欧州中央銀行の参照レート。2025年10月の行はフットボールチャンネル(2025年10月14日、Capologyの9月29日時点の数字)の記載どおり。
この3年で円安が進んだので、同じ契約でも円に直した額は約1.15倍に増えて見えます。
手取りはいくら?イギリスの税金で計算すると約4.6億円
手取りは公表されていないので、推定年俸にイギリスの税率を当てはめて目安を出します。年416万ポンドがすべてイギリスで課税されるとし、控除や年金、ボーナスは考えません。
イギリスの所得税は、年12万5,140ポンドを超えた部分に最高の45%がかかり、この所得水準では基本の控除もなくなります。さらに国民保険料が、年5万270ポンドを超えた部分に2%かかります(イギリス政府の2026-27年度の税率)。
計算すると、所得税が約185.8万ポンド、国民保険料が約8.5万ポンドで、手取りは約221.7万ポンド(約4.6億円)です。額面の約53%が手元に残る計算です。Capologyも手取りを年229万ポンド(約4.8億円)と推定していて、ほぼ同じ水準です。実際の手取りは、契約の中身や本人の事情で変わります。
欧州でプレーする日本人の中では4番目
フットボールチャンネルがCapologyの数字(2026年2月14日時点)でまとめた「欧州5大リーグでプレーする日本人の推定年俸」では、三笘は4位でした。
| 順位 | 選手 | 推定年俸 | 所属(当時) |
|---|---|---|---|
| 1位 | 鎌田大地 | 636万ユーロ | クリスタル・パレス |
| 2位 | 堂安律 | 566万ユーロ | フランクフルト |
| 3位 | 久保建英 | 521万ユーロ | レアル・ソシエダ |
| 4位 | 三笘薫 | 482万ユーロ | ブライトン |
※フットボールチャンネル(2026年2月16日)の記載。三笘の482万ユーロは、416万ポンドを当時のレートでユーロにした数字です。
上の3人は移籍や契約の更新で年俸を上げてきましたが、三笘の契約は2023年10月から変わっていません。
三笘薫の年俸推移:2023年の契約更新で約8倍に
Capologyの推定では、ブライトンに戻った2022-23季は年52万ポンド(週1万ポンド)で、2023年10月の契約更新後は年416万ポンド。ちょうど8倍です。
※ユニオンSG以降はCapologyの推定(額面)を、いまのレートで円にしたもの。2022-23季は推定サイトや報道によって週1万〜2万ポンドと幅があります。
川崎フロンターレ時代の年俸は?
川崎フロンターレ時代(2020年〜2021年夏)の年俸は、クラブが公表していません。ただ、Jリーグには当時、プロ1年目の選手の基本報酬に上限がありました。プロA契約の1年目でも年670万円まで、プロC契約なら年460万円までです(2024年9月にJリーグが契約制度の見直しを決めたときのゲキサカの報道による。2026年からは上限が年1,200万円に変わりました)。
ネットでは「川崎時代の年俸は約460万円」とする記事もありますが、これはプロC契約の上限と同じ額で、本人やクラブが出した数字ではありません。1年目にJ1で13点を取った選手でも、規則の上では数百万円台から始まっていたことになります。大学から川崎に入るまでの経緯は、別の記事にまとめています。
2023年10月の契約更新で週8万ポンドに
Kaoru Mitoma has signed a new long-term contract that runs until June 2027! ✍️
— Brighton & Hove Albion (@BHAFC) 2023年10月20日
Brighton & Hove AlbionのXの投稿(2023年10月20日)。三笘薫が2027年6月までの新しい長期契約にサインしたと発表
ブライトンは2023年10月20日、三笘が2027年6月までの新しい契約にサインしたと発表しました。当時のデ・ゼルビ監督は「カオルはわれわれのトップ選手だ」と喜び、テクニカルディレクターのデイビッド・ウィアーは「プレミアリーグに適応し、すぐに最も重要な選手の1人になった」と話しています(プレミアリーグ公式サイト)。
前の2022-23季はプレミアリーグで7ゴール7アシストを記録し、カタールW杯でも活躍しました。その評価が年俸に表れた形で、チーム内でも上位の年俸になったと報じられています。
三笘薫の年収とCM:Google Pixelなどスポンサー収入は非公表
Google Japan公式チャンネル「Google Pixel | サッカー教室篇 #TeamPixel」(2025年8月公開)。三笘が出演したGoogle PixelのCM
三笘の年収は、ブライトンの年俸にCMやスポンサーの収入を足したものですが、スポンサー収入の金額は公表されていません。年収を「◯億円」と書く記事もありますが、スポンサー収入まで含めた公表の数字はありません。ここでは、どの会社のCMやスポンサーをしているかを、公表された事実だけで整理します。
テレビCMの出演情報を集めているORICON NEWSの「三笘薫のCM出演情報」(ニホンモニター調べ)には、2020年10月から2026年9月までに74件が載っています。フットボール戦士が広告主ごとに数えると、次のとおりでした。
| 広告主・商品 | 件数 | 時期 |
|---|---|---|
| Google Pixel | 23件 | 24年7月〜26年6月 |
| ゲーム「ブルーロック」 | 16件 | 22年11月〜26年6月 |
| サッポロ黒ラベル | 16件 | 23年7月〜12月 |
| U-NEXT | 5件 | 24年9月〜26年9月 |
| WOWOW | 3件 | 23年8月〜24年2月 |
| プーマ | 2件 | 23年8月〜24年1月 |
| DAZN | 2件 | 21年3月〜6月 |
| そのほか(ANA・アクエリアスなど) | 7件 | 20年10月〜24年7月 |
※ゲームはルーデル『ブルーロック Project: World Champion』。件数は放送されたCMの種類(篇・携帯会社別など)の数で、契約の数ではありません。「そのほか」には、ブライトンの来日ツアーや試合中継の宣伝も含みます。ORICON NEWSの掲載内容を2026年10月16日に数えました。
いちばん多いのはGoogle Pixelの「#TeamPixel」シリーズで、2025年8月の「サッカー教室篇」(上の動画)や2026年6月の「Google Pixel 10」まで続いています。2026年9月にもU-NEXTの新しいCMが放送されています。
CM以外のスポンサーでは、ANAが2023年6月に個人のスポンサー契約を発表しました(当初の期間は2024年9月末まで)。2024年6月にはスーツケースのゼロハリバートンがブランドアンバサダーに起用し、スパイクはプーマと契約しています。初めて出演したCMは、2021年3月から放送された「アクエリアス」でした(日本コカ・コーラの発表)。
所属事務所はAthlete Solution
三笘の所属事務所(マネジメント会社)は「Athlete Solution」です。2026年7月の交通事故のときに、この事務所が発表を出しています(日刊スポーツ、2026年7月8日)。クラブとの契約交渉は「代理人」が担うと報じられていますが、代理人の名前は大手メディアの報道では確かめられませんでした。
三笘薫の移籍金と市場価値:最高5,000万ユーロから2,200万ユーロへ
移籍金の目安としてよく使われるTransfermarktの「市場価値」で見ると、三笘は2023年10月に5,000万ユーロに達しました。Transfermarktは当時、日本人選手として歴代最高だと伝えています(その後、2023年12月に久保建英が6,000万ユーロで更新)。
その後はけがが重なって下がり、2026年6月3日の更新では2,200万ユーロ(約39億円)です。最高だったころの半分以下になりました。市場価値はTransfermarktの評価で、実際の移籍金とは別のものです。
川崎からブライトンへの移籍金は約250万ポンド(報道)
2021年8月10日、ブライトンは川崎フロンターレから三笘を4年契約で獲得したと発表しました。移籍金は「非公表」です。プレミアリーグ公式サイトは「約250万ポンドと報じられた」と書いていて、当時のレートで約3.8億円です。Transfermarktは300万ユーロとしています。
加入直後はイギリスの労働許可が下りず、2021-22季はベルギーのユニオンSGに期限付きで移籍しています。
サウジのクラブのオファーは100億円超と報道
2025年1月には、サウジアラビアのアル・ナスルがブライトンにオファーを出したと報じられました。英スカイスポーツによると最初は5,400万ポンド(当時の報道で約104億円)、The Athleticのブライトン担当記者によると2回目は6,100万ポンド(同約117億円)で、ブライトンはどちらも断ったとされています。三笘に提示された年俸の額は、大手メディアでは報じられていません。
三笘薫はなぜ移籍しない?ブライトンも本人も残留を選んだ
三笘が移籍しなかった理由は、報道を見るかぎり大きく2つです。1つはブライトンが売る気がなかったこと、もう1つは本人がお金より競技のレベルを選んだことです。
2025年1月のサウジからのオファーについて、The Athleticの記者は、本人が移籍を望んでいなかったことが大きな理由だと分析し、「彼はカネではなくキャリアアップを望んでいる」と書きました(GOAL日本版、2025年2月4日)。ヒュルツェラー監督も地元紙の取材に、三笘が移籍を求めたことは「一度もなかった」と明かしています(GOAL日本版、2025年2月9日)。
2025年夏にはバイエルンの関心が報じられましたが、ドイツ紙ビルトは、三笘がバイエルンへの移籍に興味を示さず、ブライトンに残ることを選んだと伝えました(GOAL日本版、2025年7月5日)。そして2026年5月に左ハムストリングを痛めて手術を受け、W杯2026も欠場しました。けがからの復帰を待つ間は、移籍の話が進みにくい状態です。
ちなみにフットボール戦士の集計では、アル・ナスルのオファーが報じられた翌日の2025年1月31日、三笘薫の英語版Wikipediaは1日に6,637回見られました。その月の1〜20日の1日平均(約1,200回)の約5.5倍です。同じ日の日本語版は3,145回で、ふだんの約1.6倍でした。100億円を超えるオファーの話は、日本より海外で大きな関心を集めていました。
三笘薫の今後と移籍先候補:契約は2027年6月まで
三笘とブライトンの契約は、2027年6月30日までです。2026年10月時点で延長の発表はなく、イギリスのTEAMtalkは、本人が延長に消極的で、交渉もほとんど進んでいないと伝えています(フットボールトライブ、2026年10月3日)。
このまま延長しなければ、2027年夏には移籍金なしで別のクラブへ移れます。FIFAの規則では、契約の残りが6か月以内になると、選手はほかのクラブと新しい契約を結べます。三笘の場合は2027年1月から、イングランド以外のクラブとの合意が可能になります。そのためブライトンは「1月に安い移籍金で売るか、夏にただで手放すか」の選択を迫られている、というのが英メディアの見方です。
移籍先の候補として、2026年10月の報道で名前が挙がったクラブは次のとおりです。どれも正式なオファーが届いたという話ではありません。
| クラブ | 報じられた内容 |
|---|---|
| リバプール | 川崎時代から高く評価し、契約の行方を見ている |
| トッテナム | 2026年3月に就任したデ・ゼルビ監督(ブライトン時代の監督)との再会の可能性。1月の獲得を検討 |
| バイエルン | 視察を重ね、以前に代理人と話をした |
| アトレティコ・マドリード | 移籍金なしなら獲得に動く可能性 |
| アーセナル・チェルシー・マンチェスター・U | 関心はあるが具体的な動きはなし |
※英TEAMtalk(2026年10月2日)を伝えたサッカーキング・フットボールトライブ(2026年10月3日)、英Football Talkを伝えたフットボールトライブ(2026年10月4日)による。
どの報道も、移籍の時期はけがの回復しだいだと書いています。1月の移籍は可能性が低く、2027年夏のフリー移籍のほうが現実的だという見方も出ています。三笘は2026年10月15日時点でまだ公式戦に復帰していないので、まずはブライトンで試合に戻れるかどうかが、年俸と去就の両方を左右します。
よくある質問
A. ブライトンは公表していません。推定サイトCapologyの数字は週8万ポンド、年416万ポンドで、2026年10月15日のレートで約8.7億円です。2023年10月のレートなら約7.6億円で、記事ごとに円の額が違うのは為替の違いです。
A. 年俸(推定約8.7億円)にCM・スポンサーの収入が加わりますが、スポンサー収入の額は公表されていないため、年収の合計は分かりません。CMはGoogle Pixel、ゲーム『ブルーロック Project: World Champion』、U-NEXTなどに出ています。
A. 決まった額はありません。Transfermarktの市場価値は2,200万ユーロ(約39億円・2026年6月時点)です。契約が2027年6月までなので、延長しなければ2027年夏は移籍金なしで移籍できます。
A. 2025年1月のサウジのオファーはブライトンが断り、本人も移籍を求めなかったと報じられています。2025年夏もブライトン残留を選び、2026年5月からはけがのリハビリが続いています。
A. マネジメント会社は「Athlete Solution」です。代理人の名前は大手メディアでは報じられていません。
まとめ:三笘薫の年俸は推定約8.7億円、契約は2027年6月まで
- 年俸はブライトンも本人も非公表。Capologyの推定で週8万ポンド、年416万ポンド(約8.7億円)
- 日本円の額が記事ごとに違うのは為替レートの違い。手取りの目安は約4.6億円
- 2023年10月の契約更新で、推定年俸は年52万ポンドから約8倍に
- CMはGoogle Pixelが最多。スポンサー収入は非公表なので年収の合計は分からない
- 市場価値は最高5,000万ユーロから2,200万ユーロへ。2025年1月にはサウジの100億円超のオファーを断った
- 契約は2027年6月30日まで。リバプールやトッテナムなどの名前が報じられているが、正式なオファーはない
三笘薫の年俸は、2023年の契約更新で大きく上がりましたが、どの数字もクラブの発表ではなく推定です。契約の残りは1年を切り、次の契約がどこになるかは、けがからの復帰しだいです。年俸や移籍のニュースを見るときは、推定サイトの数字か、報道か、公式発表かを確かめると、記事ごとの食い違いに振り回されずにすみます。
※この記事の情報は2026年10月16日時点のものです。年俸・移籍金はクラブの公式発表がなく、Capology・Transfermarktと各メディアの報道にもとづく推定です。円換算は、ことわりがない限り1ポンド=209.27円、1ユーロ=177.06円(2026年10月15日の欧州中央銀行の参照レート)で計算しています。
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