メッシのバロンドールは何回?史上最多8回の年表と2026年の9回目

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メッシのバロンドールは何回受賞しているのか。結論から言うと、史上最多の通算8回です。しかも一時は4年連続で獲得し、次点も含めれば10年以上ずっと世界最高峰にいました。この記事では、受賞した8つの年とその背景、ライバルとの比較までをやさしく整理します。

こんな疑問を持つ方へ

  • メッシのバロンドールが結局「何回」なのかをはっきり知りたい
  • どの年に受賞したのか、一覧でサッと確認したい
  • ロナウドと比べてどれくらい多いのか気になる
  • 各受賞年に何があったのか、背景まで理解したい
  • 最近のバロンドールは誰が獲っているのかも知りたい

メッシのバロンドールは何回?結論は史上最多の通算8回

リオネル・メッシのバロンドール受賞は通算8回。これは1956年に創設された同賞の歴史で単独最多記録です。

バロンドールは、フランスのサッカー専門誌が主催する「その年に最も活躍した選手」に贈られる、個人賞としては世界最高峰のトロフィーです。世界中のジャーナリストらの投票で選ばれ、受賞するだけでも一流の証とされます。そのなかでメッシは、他の誰も届いていない8回という数字に到達しました。

2位に相当する回数を長く分け合ってきたのが、ライバルのクリスティアーノ・ロナウドの5回です。つまりメッシは「史上最多」を、それも大差で更新している状態にあります。まずは受賞した年を一覧で見てみましょう。

メッシが受賞した8つの年(一覧表)

回 受賞年 主な所属 受賞の主な理由
1回目2009年バルセロナクラブ3冠の中心として初受賞
2回目2010年バルセロナ圧倒的な得点力で連覇
3回目2011年バルセロナリーグと欧州制覇に貢献
4回目2012年バルセロナ1年間で91ゴールの世界記録
5回目2015年バルセロナ2度目のクラブ3冠
6回目2019年バルセロナリーグ得点王クラスの充実
7回目2021年バルセロナ/パリSGコパ・アメリカ制覇
8回目2023年インテル・マイアミW杯優勝を評価され史上最多更新
補足:バロンドールは「暦年(1〜12月)」ではなく、近年はおおむね「シーズン(前年夏〜その年の夏)」の活躍を対象に選考されます。そのため受賞年と、評価された活躍の時期が1シーズンずれて見えることがあります。

8度の受賞を1つずつ振り返る

「8回」という数字だけでは、その凄みは伝わりきりません。ここでは各受賞年にメッシが何を成し遂げたのかを、順番に見ていきます。

2009年:初受賞、バルセロナ3冠の主役として

メッシが初めてバロンドールを手にした年です。バルセロナはこのシーズン、スペイン国内リーグ・国内カップ・欧州チャンピオンズリーグを制する3冠を達成。メッシはチャンピオンズリーグ決勝でヘディング弾を決めるなど、まだ若い22歳ながらチームの中心として輝きました。ここから長い黄金時代が始まります。

2010〜2012年:前人未到の4年連続受賞

2009年から数えて、メッシは2010年・2011年・2012年と受賞を重ね、史上初の4年連続受賞という金字塔を打ち立てました。ポジションを最前線に固定せず、中盤に下りてボールを引き出す「ゼロトップ(偽9番)」と呼ばれる役割もこなし、得点もアシストも量産。とりわけ2012年は、1年間(暦年)で91ゴールという当時の世界記録を樹立し、常識を塗り替えました。この3年は制度上「FIFAバロンドール」という名称で贈られていた時期にあたります(詳しくは次の注釈)。

注釈:2010年から2015年までの6年間は、バロンドールと国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰が統合され、「FIFAバロンドール」という名前で運営されていました。2016年からは再び元の主催に戻っています。メッシの2010・2011・2012・2015年の受賞は、この統合期のものです。名称は違っても、一般的には同じバロンドールの受賞回数として通算8回に数えられます。

2015年:2度目のクラブ3冠で頂点に返り咲く

2013年・2014年はロナウドに賞を譲りましたが、2015年に返り咲きます。この年のバルセロナは、メッシ・スアレス・ネイマールの強力な3トップを軸に再び3冠を達成。ライバルとの一騎打ちが続くなかで、メッシが改めて世界の頂点にいることを示したシーズンでした。

2019年:円熟期の得点力で6度目の栄冠

30代に入っても衰えるどころか、得点力とゲームメークの両面で他を圧倒。リーグ得点王クラスの数字を残し、6度目のバロンドールを獲得しました。この受賞で、メッシは通算回数でロナウドを上回り、単独最多へと歩みを進めます。

2021年:悲願のコパ・アメリカ制覇が後押し

長くクラブでは頂点を極めながら、アルゼンチン代表での主要タイトルには手が届かずにいました。その状況を変えたのが、南米選手権コパ・アメリカでの優勝です。代表での大きな勲章を初めて手にしたことが高く評価され、7度目の受賞につながりました。この年はバルセロナからパリ・サンジェルマンへ移籍したシーズンでもあります。

2023年:ワールドカップ制覇で史上最多8度目

キャリアで唯一足りなかったピースが、ついに埋まります。カタールで行われたワールドカップで、メッシはアルゼンチンを優勝へと導き、大会最優秀選手にあたる賞も受賞。その圧倒的な活躍が評価され、8度目のバロンドールを獲得し、自らの持つ最多記録をさらに更新しました。受賞時にはすでに活躍の場を北米のインテル・マイアミに移しており、キャリアの新章のなかでの栄冠となりました。

ロナウドは何回?歴代受賞回数ランキングで比較

「メッシは何回」を語るうえで欠かせないのが、ライバルたちとの比較です。歴代の受賞回数を多い順に並べると、メッシの8回がいかに突出しているかがよくわかります。

選手 受賞回数 主な受賞年
リオネル・メッシ8回2009,2010,2011,2012,2015,2019,2021,2023
クリスティアーノ・ロナウド5回2008,2013,2014,2016,2017
ミシェル・プラティニ3回1983,1984,1985
ヨハン・クライフ3回1971,1973,1974
マルコ・ファンバステン3回1988,1989,1992

3回受賞のレジェンドが歴史上の大選手として語り継がれるなか、メッシの8回・ロナウドの5回という数字は、この2人がいかに長期間トップに君臨したかを物語っています。2人合わせて13回という時代は、しばしば「メッシ・ロナウド時代」と呼ばれます。

メッシのバロンドールにまつわる記録とエピソード

回数だけでなく、その「中身」にも他の選手にはない厚みがあります。数字を知っておくと、議論がぐっと深まります。

4年連続受賞という常識外れ

2009年から2012年までの4年連続は、同賞の長い歴史でも突出した記録です。1シーズンだけでも至難の賞を、4年続けて獲り続けたことになります。

受賞8回に加えて「次点」も5回

メッシは2008・2013・2014・2016・2017年に2位(次点)に入っています。2008年から2023年までの間に、1位か2位になったのは13回。「安定して世界最高だった期間」の長さが際立ちます。

所属クラブをまたいで受賞

受賞の多くはバルセロナ時代ですが、2021年はパリ・サンジェルマン、2023年はインテル・マイアミと、環境を変えても受賞できることを示しました。特定のチームの力だけではない、個人としての評価だと分かります。

直近のバロンドールは誰が受賞?2024・2025年と2026年のメッシ

メッシが8回目を受賞した後、賞は次の世代へと移っていきます。最新の流れも押さえておくと、話題についていきやすくなります。

2024年:ロドリ(スペイン代表・当時マンチェスター・シティ)

2024年は、守備的な役割も担う中盤の選手ロドリが受賞しました。攻撃陣以外からの受賞は珍しく、大きな注目を集めました。2位はヴィニシウス・ジュニオールで、受賞を逃すと知ったレアル・マドリードが授賞式を欠席したことも話題になりました。

2025年:ウスマヌ・デンベレ(フランス代表・パリSG)

2025年はパリ・サンジェルマンで躍動したデンベレが、若きスター候補との接戦を制して初受賞。2位は当時18歳のラミン・ヤマルでした。メッシとロナウドの時代から、次の世代へと賞の主役が移り変わっていることがうかがえます。

2026年:39歳で候補入り、9度目の受賞はあるか

メッシは2026年9月8日に発表された2026年の候補30人に入りました。受賞すれば9回目です。授賞式の2026年10月26日には39歳になっています。

選考の対象は2025年8月3日から2026年7月19日まで。この間のメッシの主な実績は次のとおりです。

大会 メッシの成績
MLS 2025年シーズン(インテル・マイアミ)リーグ戦28試合29得点19アシストで得点王。MLSカップ優勝で決勝のMVP、2年連続のシーズンMVP
2026年W杯(アルゼンチン代表)8得点4アシスト。決勝でスペインに延長の末0-1で敗れ準優勝。大会2番目の選手としてシルバーボール

W杯では、決勝トーナメントでも得点を重ねてアルゼンチンを2大会連続の決勝に導きました。W杯通算のアシストは12となり、記録が残る1966年以降で歴代最多です。ただ、W杯の通算得点(21)はこの大会でエムバペ(22)に抜かれました。

9度目を狙ううえで壁になるのは、W杯で優勝を逃したことです。フットボール戦士のバロンドール・データベースで、W杯が選考対象になった17回の受賞者を、その国のW杯の成績で分けてみました。

W杯がある年のバロンドール17回、受賞者の国は? 優勝国の選手 7回 1966・1982・1990・1998・2002・2006・2023 準優勝国の選手 3回 1962・1974・2018 3位・4位の国の選手 3回 1958・1970・1994 8強以下・不出場 4回 1978・1986・2010・2014
1958〜2018年のW杯開催年に、カタール大会(2022年11〜12月)が選考対象になった2023年を加えた計17回。数字は受賞した年(バロンドール・データベースの受賞者とW杯の成績をもとにフットボール戦士が作図)

準優勝国の選手が受賞したのは、1962年のヨゼフ・マソプスト(チェコスロバキア)、1974年のヨハン・クライフ(オランダ)、2018年のルカ・モドリッチ(クロアチア)の3回です。17回中7回を占める優勝国の選手よりは少ないものの、準優勝でも受賞の例はあります。

米国の「スポーツ・イラストレイテッド」が2026年9月10日に伝えたブックメーカーのオッズでは、メッシは6番手でした。本命はハリー・ケイン(バイエルン)で、ラミン・ヤマル(バルセロナ)、エムバペ、ロドリが続きます。W杯王者スペインからは、大会最優秀選手のロドリや、ヤマルらも候補に入っています。

なお、メッシは2026年8月31日にアルゼンチン代表からの引退を表明しました。その後、2026年10月6日に母国ブエノスアイレスで行われたベナン戦が代表の最後の試合となり、3-0の全得点に絡んでいます。この試合は選考期間の後なので、2026年のバロンドールの対象には入りません。

データで見る:メッシは日本でどれくらい注目されている?

フットボール戦士では、メッシの日本語版Wikipediaの閲覧数を毎日集計しています。2015年7月以降で最も見られたのは2022年12月18日で、1日に177,640回でした(2026年9月時点)。下のカードの数字は毎日自動で更新されます。

フットボール戦士が毎日集計している「サッカー選手 日本での注目度ランキング」のデータです(日本語版Wikipediaの閲覧数)。

よくある質問

Q1. メッシのバロンドールは結局何回ですか?

通算8回で、これは歴代単独最多です。受賞年は2009・2010・2011・2012・2015・2019・2021・2023年です。

Q2. メッシとロナウドはどちらが多いですか?

メッシが8回、ロナウドが5回で、メッシのほうが3回多く受賞しています。2人で長くこの賞を分け合ってきました。

Q3. なぜ2010〜2015年の名前が「FIFAバロンドール」なのですか?

この期間はバロンドールとFIFAの年間表彰が統合されていたためです。名称は違いますが、一般的には同じ賞の受賞として通算回数に数えられます。

Q4. メッシは何歳のときに初めて受賞しましたか?

2009年、22歳のシーズンに初受賞しました。そこから長年にわたって世界最高峰の評価を受け続けました。

Q5. メッシは受賞していない年に2位になったことはありますか?

あります。2008・2013・2014・2016・2017年の5回、次点(2位)に入っています。2008年と2013・2014・2016・2017年は、いずれもクリスティアーノ・ロナウドが受賞した年です。なお2020年は新型コロナウイルスの影響で選考自体が中止でした。

Q6. 2026年のバロンドールでメッシは9回目を受賞できますか?

候補30人には入っています。ただ、2026年9月10日時点のオッズでは6番手で、本命はハリー・ケインでした。W杯準優勝やMLS優勝の実績はあるものの、W杯王者スペインの選手などとの争いになります。結果は2026年10月26日の授賞式で発表されます。

まとめ

  • メッシのバロンドールは通算8回で、歴代単独最多です。
  • 受賞年は2009・2010・2011・2012・2015・2019・2021・2023年。
  • 2009〜2012年の4年連続受賞や、次点5回という記録も持っています。
  • ライバルのロナウドは5回で、メッシが3回上回っています。
  • 賞の主役はその後、2024年ロドリ、2025年デンベレへと移りました。
  • 2026年はMLS優勝とW杯準優勝の実績で、39歳で9度目を狙って候補入りしています(授賞式は10月26日)。

「メッシは何回?」の答えは8回。ただ数字を覚えるだけでなく、その一つ一つに3冠やワールドカップ制覇といった物語があると知ると、この記録の重みがより深く感じられるはずです。次に試合や話題でメッシの名前が出たとき、ぜひこの背景ごと思い出してみてください。

※この記事の情報は2026年10月9日時点のものです。出典:英語版Wikipedia(2026 Ballon d’Or、2026 FIFA World Cup、Lionel Messi)、Sports Illustrated「Ballon d’Or 2026: Ranking the Favorites to Win, Latest Odds」(2026年9月10日)、フットボール戦士「バロンドール・データベース」。