- 最新のFIFAランキングで、アジアの1位はどこ?日本はアジア何位?
- アジアの国だけの順位一覧と、アジアカップ2027に出る国の順位を知りたい
- アジア勢の歴代最高は何位?FIFAランキングはアジアに不利なの?
2026年10月7日に発表された最新のFIFAランキングで、アジア1位は日本です。日本は世界17位で、2位のイラン(世界23位)、3位のオーストラリア(世界26位)、4位の韓国(世界32位)を上回っています。
この記事では、FIFAランキングに載っているアジア(AFC加盟)の46か国・地域の順位一覧を、アジアカップ2027の組とあわせてまとめます。さらに、FIFAが1992年12月から2026年10月までに出した全349回の発表を集計して、アジア1位の移り変わりと各国の歴代最高順位、「アジアは不利?」という疑問を確かめました。
最新のFIFAランキングのアジア1位は日本(世界17位)
FIFAが2026年10月7日に発表した男子のFIFAランキングで、日本はアジアの国で一番上の世界17位、ポイントは1684.75です。アジア2位のイランは1597.31ポイントで、日本との差は約87ポイントあります。日本は2022年12月の発表からずっとアジア1位を続けています。
FIFAランキングには世界の211チームが載っていて、アジアの国で世界50位以内に入っているのは日本・イラン・オーストラリア・韓国の4か国だけです。5位のサウジアラビアは世界55位で、4位の韓国とは20以上の差があります。アジアの中では、この4か国が「上位グループ」と言える位置です。
次の発表は2026年11月18日の予定です(FIFA公式サイト)。日本はその前の11月14日にブラジル、17日にパラグアイと親善試合をするので、11月の発表ではこの2試合の結果が反映されます。日本の世界順位の推移や歴代最高の9位については、別の記事で詳しくまとめる予定です。
アジア46か国のFIFAランキング一覧(アジアカップ2027の組つき)
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AFC(アジアサッカー連盟)の加盟は47ですが、そのうち北マリアナ諸島はFIFAランキングに入っていません。FIFAランキングに載っているアジアの国・地域は46で、2026年10月7日発表の順位は次のとおりです。右の列は、2027年1月7日からサウジアラビアで開かれるアジアカップ2027の組です。
| アジア | 国・地域 | 世界 | ポイント | アジアカップ2027 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 日本 | 17位 | 1684.75 | F組 |
| 2位 | イラン | 23位 | 1597.31 | C組 |
| 3位 | オーストラリア | 26位 | 1580.52 | D組 |
| 4位 | 韓国 | 32位 | 1562.49 | E組 |
| 5位 | サウジアラビア | 55位 | 1443.17 | A組 |
| 6位 | ウズベキスタン | 59位 | 1416.61 | B組 |
| 7位 | カタール | 60位 | 1416.47 | F組 |
| 8位 | イラク | 63位 | 1400.91 | D組 |
| 9位 | UAE | 65位 | 1376.95 | E組 |
| 10位 | ヨルダン | 72位 | 1350.88 | B組 |
| 11位 | オマーン | 81位 | 1302.77 | A組 |
| 12位 | シリア | 86位 | 1279.94 | C組 |
| 13位 | パレスチナ | 92位 | 1253.75 | A組 |
| 14位 | タイ | 93位 | 1251.42 | F組 |
| 15位 | 中国 | 96位 | 1241.90 | C組 |
| 16位 | バーレーン | 97位 | 1240.30 | B組 |
| 17位 | ベトナム | 99位 | 1231.29 | E組 |
| 18位 | タジキスタン | 100位 | 1218.88 | D組 |
| 19位 | キルギス | 104位 | 1199.73 | C組 |
| 20位 | レバノン | 112位 | 1170.30 | - |
| 21位 | インドネシア | 116位 | 1166.50 | F組 |
| 22位 | 北朝鮮 | 121位 | 1151.05 | B組 |
| 23位 | マレーシア | 133位 | 1102.09 | - |
| 24位 | クウェート | 134位 | 1098.64 | A組 |
| 25位 | フィリピン | 136位 | 1095.85 | - |
| 26位 | インド | 138位 | 1086.43 | - |
| 27位 | トルクメニスタン | 139位 | 1078.65 | - |
| 28位 | イエメン | 144位 | 1067.53 | E組 |
| 29位 | シンガポール | 149位 | 1058.95 | D組 |
| 30位 | 香港 | 153位 | 1035.23 | - |
| 31位 | ミャンマー | 159位 | 1008.08 | - |
| 32位 | アフガニスタン | 168位 | 968.07 | - |
| 33位 | モルディブ | 173位 | 935.93 | - |
| 34位 | チャイニーズ・タイペイ | 176位 | 923.78 | - |
| 35位 | カンボジア | 177位 | 920.83 | - |
| 36位 | ネパール | 178位 | 914.54 | - |
| 37位 | バングラデシュ | 182位 | 893.46 | - |
| 38位 | スリランカ | 184位 | 890.64 | - |
| 39位 | ラオス | 188位 | 880.17 | - |
| 40位 | モンゴル | 190位 | 874.47 | - |
| 41位 | ブータン | 192位 | 870.81 | - |
| 42位 | マカオ | 193位 | 858.03 | - |
| 43位 | ブルネイ | 196位 | 849.56 | - |
| 44位 | パキスタン | 197位 | 839.03 | - |
| 45位 | 東ティモール | 202位 | 823.16 | - |
| 46位 | グアム | 203位 | 819.54 | - |
※FIFA公式サイトの2026年10月7日発表をもとに作成。「アジア」はアジアの国の中での順位、「世界」は211チームの中での順位です。アジアカップの組は2026年5月9日の抽選によるもの(E組のイエメンは6月の予選で出場が決定)。
アジアカップ2027に出る24か国のうち、FIFAランキングで一番上は日本、一番下はシンガポール(世界149位)です。日本のF組の相手は、カタールが世界60位、タイが93位、インドネシアが116位で、3か国とも日本より大きく下です。カタールは2019年と2023年のアジアカップを連覇している前回王者で、ランキングの差ほど楽な相手ではありません。
アジアの上位10か国は、すべてアジアカップに出場します。一方、アジア20位のレバノン(世界112位)は予選で敗れ、出場できませんでした。
アジア1位の移り変わり:なったことがあるのは5か国だけ
FIFAランキングが始まった1992年12月から2026年10月までの349回の発表で、アジア1位になったことがあるのは、日本・イラン・韓国・オーストラリア・サウジアラビアの5か国だけです。フットボール戦士がFIFA公式サイトの過去の発表をすべて集計すると、1位だった回数は日本が146回で最も多く、イランの95回が続きます。
時代ごとに見ると、1位の国ははっきり入れ替わっています。
| 時期 | 主なアジア1位 | この時期のできごと |
|---|---|---|
| 1990年代前半 | サウジアラビア | 1994年W杯でサウジがベスト16 |
| 1990年代後半〜2000年代 | 日本・韓国・イラン・サウジが入れ替わり | 1998年2月に日本が9位、2002年は日韓W杯 |
| 2008〜2010年 | オーストラリア | 2006年にオセアニアからAFCへ移籍 |
| 2013〜2018年 | イラン | 2014年末から2019年秋まで、ほぼイランが1位 |
| 2022年12月〜 | 日本 | カタールW杯でドイツ・スペインに勝利 |
※1位の国はFIFA公式サイトの発表から集計。オーストラリアは2006年1月のAFC加盟後だけを数えています。
1990年代前半は、サウジアラビアが1位の時期が長く続きました。1994年のW杯アメリカ大会では、初出場でベスト16に進んでいます。その後は日本・韓国・イラン・サウジアラビアが入れ替わり、1998年2月には日本がアジア勢の最高となる世界9位まで上がりました。
2006年にオーストラリアがオセアニアからAFCに移ってくると、2008年から2010年にかけてはオーストラリアが1位の時期が続きました。2010年代の半ばは、イランの時代です。2014年12月の発表から2019年10月の発表まで、2018年6月の1回(オーストラリア)を除いてイランが1位でした。
日本は2019年11月の発表でイランを抜き、2021年にいったん抜き返されたあと、2022年12月の発表で再び1位になりました。カタールW杯でドイツとスペインに勝った直後の発表です。そこから2026年10月まで、日本の1位が続いています。
アジア勢の歴代最高順位:トップは日本の9位(1998年)
アジアの国がFIFAランキングで最も高い順位を取ったのは、日本の世界9位です。1998年2月と3月の発表で、アジアの国が世界のトップ10に入ったのは、全349回の発表でこの2回だけです。日本が初めてW杯に出たフランス大会の直前でした。
2番目はオーストラリアの14位(2009年9月)、3番目はイランの15位(2005年7月と8月)です。韓国の最高は1998年12月の17位で、2002年に日韓W杯でベスト4に入ったときより、その前の時期のほうが順位は上でした。サウジアラビアの最高は2004年7月の21位です。
上位4か国以外では、クウェートが1998年12月に24位、カタールが2024年に34位まで上がったことがあります。カタールの34位は、2023年のアジアカップ(2024年1〜2月開催)で2連覇した後の発表です。
ただし、FIFAランキングは2018年8月に計算方法が大きく変わっています。1990年代〜2000年代の順位は、今とは違う式で出したものです。「日本の9位」と「今の17位」を、同じ物差しの数字として単純に比べることはできません。
FIFAランキングはアジアに不利?2018年までは係数で不利だった
「FIFAランキングはアジアに不利」と言われることがありますが、2018年8月より前と後で答えが変わります。
2018年7月までの計算方法では、大陸ごとの強さの係数が掛けられていました。英語版Wikipediaによると、2006年以降の係数は欧州と南米がほぼ1.00、アジアは0.85前後でした。FIFA自身も、2018年の変更を説明する文書で、この係数は「欧州と南米以外の大陸のチームが順位を上げることをより難しくしていた」と書き、取り除いたとしています。
| 2018年7月まで | 2018年8月から(今) | |
|---|---|---|
| 大陸の係数 | あり(アジア0.85前後、欧州・南米ほぼ1.00) | なし |
| ポイントの出し方 | 過去4年の試合の点数を平均 | 1試合ごとに足し引き(SUM方式) |
| アジアへの影響 | 同じ勝ちでも低く数えられた | 計算の仕組みはどの大陸も同じ |
※FIFAが2018年の変更を説明した文書と、英語版Wikipediaをもとに作成。
今の方式では、1試合ごとに、試合の重要度・相手との差・結果でポイントが足し引きされます。大陸の係数はなく、計算の仕組みそのものは、どの大陸の国にも同じです。
今の方式で、アジアの強い国が上がりにくい理由
今の方式で残っているのは、仕組みではなく「対戦相手」の問題です。上の図のように、FIFAの式では、自分よりずっと下の相手に勝っても少ししか増えず、引き分けや負けで大きく減ります。日本がアジアカップのグループステージでインドネシア(世界116位)に勝っても約4ポイントですが、引き分けると約13ポイント減ります。
アジアの公式戦(W杯予選やアジアカップ)では、日本のような上位の国は、自分より下の相手と戦う試合がほとんどです。実際、韓国は2025年3月のW杯予選で、ホームでオマーンとヨルダンに引き分け、ポイントを10.52減らしました(フットボールチャンネル)。強い相手と戦える機会が少ないので、勝って大きく上げる試合が作りにくい、というのが今の「不利」の中身です。
逆に、自分より上の相手との試合は、負けても減りが小さく、勝てば増えます。親善試合は重要度が低い(国際Aマッチデーで10)ので動く幅は小さいものの、2026年11月14日のブラジル戦(世界6位)のような試合は、ランキングの面では減りにくい試合です。親善試合でどれくらい動くかは、次の記事で早見表にしています。
別の物差しで見ても、アジアの上位4か国の位置は大きく変わらない
FIFAランキングとは別の独自の指標、フットボール戦士レーティング(全国際Aマッチの結果からElo方式で計算)でも、アジアの上位4か国を比べました。2026年10月6日までの試合で計算すると、211チームの中で次の順位です。
| 国 | FIFAランキング | フットボール戦士レーティング |
|---|---|---|
| 日本 | 17位 | 12位 |
| イラン | 23位 | 27位 |
| オーストラリア | 26位 | 23位 |
| 韓国 | 32位 | 34位 |
※FIFAランキングは2026年10月7日発表。フットボール戦士レーティングは独自の指標で、FIFAランキングとは計算方法が違います。
日本とオーストラリアは独自の指標のほうが上、イランと韓国は下で、4か国とも数えて5つ以内の違いです。「アジアの国はみんなFIFAランキングで低く出ている」とまでは言えません。今の方式で「アジアだから不利」と言い切れる根拠は見当たらず、言えるのは「格下と戦う試合が多い国は、上げにくい」ということです。各国のレーティングは、フットボール戦士レーティングのページで全チーム見られます。
よくある質問
A. 2026年10月7日発表で、アジア1位は日本(世界17位)です。2位はイラン(23位)、3位はオーストラリア(26位)、4位は韓国(32位)です。
A. 日本はアジア1位です。2022年12月の発表でイランを抜いて1位になり、2026年10月までずっと1位を続けています。
A. 日本が1998年2月と3月に記録した世界9位です。アジアの国が世界のトップ10に入ったのは、この2回だけです。2番目はオーストラリアの14位(2009年9月)、3番目はイランの15位(2005年)です。
A. 2018年7月までは、アジアの試合に低い係数(0.85前後)が掛けられていて、FIFAも上がりにくかったと認めています。2018年8月からの今の方式に大陸の係数はありません。ただ、アジアの上位の国は格下と戦う試合が多く、勝っても増えにくいという面はあります。
A. 2026年11月18日の予定です(FIFA公式サイト)。アジアカップ2027は2027年1月7日に開幕します。
まとめ:アジア1位は日本、歴代最高も日本の9位
- 2026年10月7日発表で、アジア1位は日本(世界17位)。2位イラン、3位オーストラリア、4位韓国
- FIFAランキングに載るアジアの国・地域は46。世界50位以内は4か国だけ
- アジア1位になったことがあるのは5か国。全349回の発表で日本が146回と最多
- アジア勢の歴代最高は日本の9位(1998年)。2番目はオーストラリアの14位
- 2018年までは大陸の係数でアジアは不利だった。今の方式に係数はないが、格下との試合が多いと上げにくい
アジアの中では、日本・イラン・オーストラリア・韓国の4か国が抜けていて、その中で日本が2022年12月から4年近く1位を守っています。2027年1月のアジアカップは、FIFAランキングのアジア1位として臨む大会です。各国の順位は試合ごとに動くので、11月18日の次の発表もあわせて確かめてください。
※この記事の情報は2026年10月22日時点のものです。FIFAランキングは2026年10月7日発表のもので、試合や更新によって変わります。
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