なでしこジャパンの優勝はいつ?世界一は2011年、主な優勝は13回

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こんな疑問を持つ方へ
  • なでしこジャパンが優勝したのはいつ?優勝回数は何回?
  • W杯やオリンピックの成績は?世界一になったのは何年?
  • アジアカップやパリ五輪の結果、次に優勝を狙える大会を知りたい

なでしこジャパンが世界一になったのは、2011年のFIFA女子ワールドカップ(ドイツ大会)の1回です。アジアの大会も含めると、W杯・五輪・アジアカップ・アジア大会・東アジアE-1選手権の主要5大会で12回、招待大会のシービリーブスカップを加えると13回優勝しています。

2026年は3月の女子アジアカップと10月のアジア大会を続けて制しました。この記事では、優勝した大会と決勝の結果、W杯・オリンピック・アジアカップの大会ごとの成績、次に優勝を狙う大会をまとめます。

なでしこジャパンが優勝したのはいつ?主な優勝は13回

なでしこジャパンの主な優勝(13回)2026年11月時点。主要5大会で12回+招待大会1回2008年東アジアE-13戦全勝2010年東アジアE-13戦全勝2010年アジア大会決勝 北朝鮮 1-02011年W杯決勝 アメリカにPK勝ち2014年アジアカップ決勝 オーストラリア 1-02018年アジアカップ決勝 オーストラリア 1-02018年アジア大会決勝 中国 1-02019年東アジアE-13戦全勝2022年東アジアE-12勝1分2023年アジア大会決勝 北朝鮮 4-12025年招待大会シービリーブス杯 3戦全勝2026年アジアカップ決勝 オーストラリア 1-02026年アジア大会決勝 北朝鮮にPK勝ちW杯 1回アジアカップ 3回アジア大会 4回東アジアE-1 4回2023年はアジア大会の2022年大会(杭州・1年延期)
なでしこジャパンの主な優勝(JFAの発表・日本語版Wikipedia「サッカー日本女子代表」の成績表をもとにフットボール戦士が作図)

主な大会の優勝の中では、2008年の東アジア選手権(現在のE-1選手権)が最初です。世界大会では2011年のW杯で優勝し、その後はアジアカップで3回、アジア大会で4回優勝しています。

大会ごとに数えると、次の表のとおりです。オリンピックでは優勝がなく、最高は2012年ロンドン大会の銀メダルです。

大会優勝優勝した年そのほかの最高成績
FIFA女子W杯1回2011年準優勝1回(2015年)
オリンピック0回-銀メダル1回(2012年)
女子アジアカップ3回2014年・2018年・2026年準優勝4回
アジア大会4回2010年・2018年・2023年・2026年準優勝4回
東アジアE-1選手権4回2008年・2010年・2019年・2022年準優勝2回
シービリーブスカップ(招待大会)1回2025年準優勝1回(2023年)

※JFAの発表と日本語版Wikipedia「サッカー日本女子代表」の成績表(2026年11月8日時点)をもとにフットボール戦士が集計。2023年のアジア大会は、1年延期された2022年大会(中国・杭州)です。

2026年は、3月に女子アジアカップ、10月に地元開催のアジア大会で優勝し、1年に2つのアジアのタイトルを取りました。女子FIFAランキングは2026年10月20日の発表で5位です。

世界一は2011年W杯の1回、決勝はアメリカにPK戦で勝った

FIFAワールドカップ日本語公式アカウントのXの投稿(2026年7月18日)。2011年の女子W杯優勝から15年の日に、当時を振り返った投稿です。

なでしこジャパンが世界一になったのは、2011年7月17日(現地)にドイツのフランクフルトで行われた女子W杯の決勝です。日本では7月18日(月・祝)の午前3時45分キックオフでした。相手は、それまで一度も勝ったことがなかったアメリカです。

この年の3月には東日本大震災が起きていて、JFAは「日本国民の思いと共に戦い、最後まであきらめない姿勢で優勝を勝ち取った」と振り返っています。監督は佐々木則夫でした。

2011年W杯の全6試合

試合相手結果
グループB 第1戦ニュージーランド2-1
グループB 第2戦メキシコ4-0
グループB 第3戦イングランド0-2
準々決勝ドイツ1-0(延長)
準決勝スウェーデン3-1
決勝アメリカ2-2(延長)PK3-1

※JFA公式「ワールドカップヒストリー」とAFPの報道をもとに作成。

グループリーグはイングランドに敗れて2位通過でした。準々決勝では開催国で前回王者のドイツと当たり、延長後半の108分に丸山桂里奈が決めて1-0で勝ちました。準決勝はスウェーデンに先制されましたが、川澄奈穂美の2点と澤穂希のゴールで逆転しています。

決勝の流れ:2度リードされて2度追いついた

決勝は、後半64分にアメリカに先制されました。81分に宮間あやが同点にし、延長前半の104分にまた勝ち越されます。それでも延長後半の117分、宮間のコーナーキックに澤が合わせて2-2に追いつきました。

PK戦はGKの海堀あゆみが相手のシュートを何本も止め、3-1で勝ちました。アジアの国が女子W杯で優勝したのは、2026年11月時点でもこのときの日本だけです。

大会を通じて5点を取った澤穂希は、得点王と大会MVPに選ばれました。フットボール戦士のバロンドール・データベース(英語版Wikipediaの各年の投票結果)では、澤はこの年のFIFA女子年間最優秀選手の投票で28.51%を集めて1位になっています。

W杯の成績一覧:10回出場で優勝1回・準優勝1回

なでしこジャパンの女子W杯成績(10回出場)GL8強4強決勝優勝1991年中国GL敗退0勝0分3敗1995年スウェーデンベスト81勝0分3敗1999年アメリカGL敗退0勝1分2敗2003年アメリカGL敗退1勝0分2敗2007年中国GL敗退1勝1分1敗2011年ドイツ優勝4勝1分1敗2015年カナダ準優勝6勝0分1敗2019年フランスベスト161勝1分2敗2023年豪州・NZベスト84勝0分1敗2027年ブラジル出場決定2027年6月24日開幕通算38試合18勝4分16敗(PK戦は引き分けとして数える)2019年はラウンド16(ベスト16)で敗退。GL=グループリーグ
なでしこジャパンの女子W杯成績(フットボール戦士のW杯データベース〔Fjelstul World Cup Database・CC BY-SA 4.0〕とJFAの試合記録をもとに作図)

なでしこジャパンは、1991年の第1回大会から一度も欠かさずに女子W杯に出ています。2027年のブラジル大会で10大会連続10回目の出場です。

フットボール戦士のW杯データベースとJFAの記録で数えると、2023年大会までの通算は38試合18勝4分16敗です。初めての勝利は1995年大会のブラジル戦(2-1)でした。2007年大会まではグループリーグ敗退が4回あり、ベスト8以上に進んだのは1995年・2011年・2015年・2023年の4大会です。

2015年カナダ大会は準優勝:決勝でアメリカに2-5

前回王者として出た2015年大会は、グループリーグを3戦全勝で通過しました。ラウンド16でオランダに2-1、準々決勝で豪州に1-0(87分に岩渕真奈)、準決勝ではイングランドに後半アディショナルタイムの相手のオウンゴールで2-1と勝ち、2大会続けて決勝に進んでいます。

決勝の相手は、2011年のW杯、2012年のロンドン五輪に続いて3大会続けてアメリカでした。開始16分までに4点を取られ、大儀見優季のゴールと相手のオウンゴールで2点を返しましたが、2-5で敗れて連覇はなりませんでした。

前回の2023年大会はベスト8です。グループリーグでは、のちに優勝するスペインに4-0で勝ちましたが、準々決勝でスウェーデンに1-2で敗れました。この大会では、2011年に続いて2度目のFIFAフェアプレー賞を受けています。

オリンピックの最高は2012年ロンドンの銀メダル、パリ五輪はベスト8

大会成績敗れた試合
1996年 アトランタグループリーグ敗退3戦全敗
2000年 シドニー出場できず-
2004年 アテネベスト8準々決勝 アメリカに1-2
2008年 北京4位3位決定戦 ドイツに0-2
2012年 ロンドン銀メダル決勝 アメリカに1-2
2016年 リオデジャネイロ出場できず-
2021年 東京ベスト8準々決勝 スウェーデンに1-3
2024年 パリベスト8準々決勝 アメリカに0-1(延長)

※JFA公式「オリンピックヒストリー」をもとに作成。東京五輪は新型コロナウイルスの影響で2021年に開かれました。

女子サッカーがオリンピックの種目になったのは1996年のアトランタ大会からです。なでしこジャパンは8大会のうち6大会に出ていますが、金メダルはまだありません。

いちばん良かったのは2012年のロンドン五輪です。W杯優勝とほぼ同じメンバーで臨み、準々決勝でブラジルに2-0、準決勝でフランスに2-1と勝って決勝に進みました。8月9日(現地)の決勝はアメリカに1-2で敗れましたが、JFAによると日本女子サッカーで初めてのオリンピックの銀メダルです。

パリ五輪は準々決勝でアメリカに延長で敗れた

2024年のパリ五輪(池田太監督)は、初戦でスペインに1-2で敗れたあと、ブラジルに後半アディショナルタイムの2ゴールで2-1と逆転勝ちし、ナイジェリアにも3-1で勝ってグループリーグを突破しました。

準々決勝はこの大会で優勝するアメリカに、90分を0-0で終えたあと延長戦で1点を取られて0-1で敗れました。東京五輪に続いて、2大会連続のベスト8です。

JFAなでしこサッカーのXの投稿(2024年8月4日)。パリ五輪の準々決勝でアメリカに延長の末0-1で敗れ、ベスト8で終えたことを伝える投稿です。

アジアカップの優勝は3回、決勝はすべてオーストラリアに1-0

DAZN Japan「なでしこジャパンが2大会ぶり優勝|日本×オーストラリア|決勝ハイライト」(2026年3月公開)。2026年3月21日の女子アジアカップ決勝のハイライトです。

女子アジアカップでは、2014年・2018年・2026年の3回優勝しています。3回とも決勝の相手はオーストラリアで、スコアはどれも1-0でした。

年開催国決勝決勝点監督
2014年ベトナムオーストラリアに1-0岩清水梓佐々木則夫
2018年ヨルダンオーストラリアに1-0横山久美高倉麻子
2026年オーストラリアオーストラリアに1-0浜野まいかニルス・ニールセン

※JFA・AFCの試合記録をもとに作成。

2014年のベトナム大会は、28分に岩清水梓がコーナーキックから決めて初優勝しました。2018年のヨルダン大会は、途中出場の横山久美が終盤に決めて2連覇しています。

2026年3月の大会は6戦全勝で、29点を取って失点は1でした。シドニーでの決勝は74,397人の観客の前で、17分に浜野まいかがペナルティエリアの外から決めた1点を守り切り、2大会ぶり3度目のアジア制覇です。植木理子が得点王、山下杏也加が最優秀GKに選ばれました。

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アジアカップの成績:1986年からずっとベスト4以上

日本は1981年に初めてこの大会に出ました。1986年からは出場したすべての大会でベスト4以上に入っていますが、2010年までは準優勝4回・3位5回で、優勝には届きませんでした。最近の成績は次のとおりです。

年開催国成績
2006年オーストラリア4位
2008年ベトナム3位
2010年中国3位
2014年ベトナム優勝
2018年ヨルダン優勝
2022年インドベスト4
2026年オーストラリア優勝

※日本語版Wikipedia「サッカー日本女子代表」の成績表をもとに作成。女子アジアカップはW杯のアジア予選を兼ねています。

アジア大会は4回優勝、2026年の地元大会で3連覇

共同通信「アジア大会 第14日 サッカー女子「金」3連覇 最多4度目【スライドショー】」(2026年10月公開)。2026年10月2日の決勝の写真です。

アジア大会(アジア競技大会)では、2010年・2018年・2023年・2026年の4回優勝しています。4回は女子サッカーの大会最多です。

年開催地決勝
2010年中国・広州北朝鮮に1-0
2018年インドネシア・ジャカルタ中国に1-0
2023年中国・杭州北朝鮮に4-1
2026年日本・愛知/名古屋北朝鮮に2-2(延長)PK5-3

※JFA・サッカーキングなどの報道と日本語版Wikipediaをもとに作成。2023年は2022年大会が1年延期されたものです。

2026年10月2日の決勝は、静岡のエコパスタジアムで北朝鮮と対戦しました。32分に上野真実が先制しましたが、後半に逆転され、86分に途中出場の西尾葉音が決めて2-2に追いつきます。延長でも決着がつかず、PK戦は日本の5人全員が決めて5-3で勝ちました。

この大会は、W杯やアジアカップとはメンバーの選び方が違います。2026年の大会は、発表時の22人のうち21人が国内でプレーする選手で、10人が初めての代表入りでした(JFAの発表)。2023年の杭州大会も、パリ五輪予選に出るチームとは別に、WEリーグの選手を中心にしたチームで優勝しています。

東アジアE-1選手権とシービリーブスカップでも優勝

アベマサッカーのXの投稿(2025年2月27日)。2025年のシービリーブスカップでアメリカに勝ち、初優勝を決めた試合の結果を伝える投稿です。

アメリカで毎年開かれる招待大会のシービリーブスカップでは、2025年2月に初めて優勝しました。オーストラリアに4-0、コロンビアに4-1、最後に地元のアメリカに2-1で勝っての3戦全勝で、ニールセン監督の最初の大会でした。

東アジアの国・地域が戦うE-1選手権(旧東アジア選手権)では、2008年・2010年・2019年・2022年の4回優勝しています。2025年の大会は日本・韓国・中国が勝ち点で並び、3位でした。

次に優勝を狙う大会は2027年W杯、6月24日に開幕

なでしこジャパンの次の大きな大会2026年11月29日・12月5日ブラジルと親善試合(広島・岡山)2026年12月11日女子W杯2027の組み合わせ抽選2027年6月24日〜7月25日女子W杯2027(ブラジル)2028年夏ロサンゼルス五輪2029年女子アジアカップ(ウズベキスタン)2026年11月8日時点。FIFA・AFC・JFAの発表による
なでしこジャパンの今後の主な大会(FIFA・AFC・JFAの発表をもとにフットボール戦士が作図)

次の世界大会は、2027年6月24日〜7月25日にブラジルで開かれる女子W杯です。2026年5月に就任した狩野倫久監督は、W杯優勝を目標に掲げています。グループリーグの対戦相手は、2026年12月11日の組み合わせ抽選で決まります。

抽選の前には、11月29日(広島)と12月5日(岡山)に、次のW杯の開催国ブラジルとの親善試合があります。その後は2028年夏のロサンゼルス五輪、2029年の女子アジアカップ(ウズベキスタン)と続きます。主要5大会のうち、まだ優勝がないのはオリンピックだけです。

よくある質問

Q1. なでしこジャパンの優勝回数は何回?

A. W杯・五輪・アジアカップ・アジア大会・東アジアE-1選手権の主要5大会で12回です(W杯1回、アジアカップ3回、アジア大会4回、E-1選手権4回)。招待大会のシービリーブスカップ(2025年)を入れると13回になります。

Q2. なでしこジャパンが世界一になったのはいつ?

A. 2011年7月17日(日本時間18日)、ドイツで行われた女子W杯の決勝です。アメリカと2-2で延長を終え、PK戦を3-1で制しました。世界大会での優勝はこの1回です。

Q3. オリンピックで金メダルを取ったことはある?

A. ありません。最高は2012年ロンドン五輪の銀メダルです。2021年の東京五輪と2024年のパリ五輪は、どちらもベスト8でした。

Q4. W杯で優勝したときの監督は誰?

A. 佐々木則夫監督です。佐々木監督は2012年ロンドン五輪の銀メダル、2014年の女子アジアカップ初優勝、2015年W杯の準優勝のときも指揮をとっていました。

Q5. 女子FIFAランキングで1位になったことはある?

A. ありません。最高は3位で、2026年10月20日の発表では5位です。

まとめ:なでしこジャパンの優勝は2011年W杯など主な大会で13回

  • 世界一は2011年の女子W杯(ドイツ大会)の1回。決勝はアメリカにPK戦で勝った
  • W杯は10回出場(2027年を含む)で優勝1回・準優勝1回(2015年)
  • オリンピックの最高は2012年ロンドンの銀メダル。パリ五輪はベスト8
  • 女子アジアカップは3回優勝(2014年・2018年・2026年)。決勝はすべてオーストラリアに1-0
  • アジア大会は4回優勝で大会最多。2026年の地元大会で3連覇
  • 次の世界大会は2027年6月24日開幕の女子W杯(ブラジル)

2026年はアジアで2つのタイトルを取り、2011年以来の世界一をめざして2027年のW杯に向かいます。歴代の主力選手の記録は、次の記事でまとめています。

※この記事の情報は2026年11月8日時点のものです。成績はJFAの発表・試合記録と日本語版Wikipediaの成績表をもとにしています。今後の大会の日程は変わることがあります。