- J1で優勝するには、勝ち点が何点あればいいの?
- 歴代の優勝チームは何点だった?最少と最多は?
- 勝ち点で並んだらどうなる?今季の首位は優勝ペース?
J1で優勝するのに必要な勝ち点は、20クラブ・38試合の今の形なら平均77点、18クラブ・34試合の時代なら平均69点です。
フットボール戦士が、年間1位がそのまま優勝になった2005〜2014年と2017〜2025年の19シーズンを集計すると、優勝チームは1試合あたり平均2.04点を取っていました。この記事では、歴代の優勝チームの勝ち点の一覧、2位との差、勝ち点で並んだときの決まり方、2026-27シーズンの首位が何点ペースかを、図と表で紹介します。
J1優勝に必要な勝ち点は、38試合なら平均77点
19シーズンの優勝チームの勝ち点を1試合あたりに直すと、平均は2.04点でした。38試合なら77点、34試合なら69点です。優勝チームの成績をならすと、38試合で23勝7分8敗ほどになります。
いちばん少ない勝ち点で優勝したのは、2005年のガンバ大阪の60点(34試合)です。38試合に直すと67点ほどで、これより少ない勝ち点で優勝した年はありません。いちばん多いのは2020年の川崎フロンターレで、34試合で83点(38試合なら93点相当)でした。
逆に、優勝を逃したチームの最高は2017年の鹿島アントラーズの72点(34試合)です。38試合に直すと80点ほどで、これより多く取って2位に終わったチームはいません。過去の数字から見ると、77点前後が平均的な優勝ライン、80点を超えればほぼ優勝圏といえます。ただし2020年のように独走するチームがいれば、それでも足りません。
J1歴代優勝チームの勝ち点一覧(2005〜2025年)
| 年 | 優勝 | 勝ち点(試合数) | 1試合平均 | 2位 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2005 | G大阪 | 60点(34) | 1.76 | 浦和 59点 | 1点 |
| 2006 | 浦和 | 72点(34) | 2.12 | 川崎F 67点 | 5点 |
| 2007 | 鹿島 | 72点(34) | 2.12 | 浦和 70点 | 2点 |
| 2008 | 鹿島 | 63点(34) | 1.85 | 川崎F 60点 | 3点 |
| 2009 | 鹿島 | 66点(34) | 1.94 | 川崎F 64点 | 2点 |
| 2010 | 名古屋 | 72点(34) | 2.12 | G大阪 62点 | 10点 |
| 2011 | 柏 | 72点(34) | 2.12 | 名古屋 71点 | 1点 |
| 2012 | 広島 | 64点(34) | 1.88 | 仙台 57点 | 7点 |
| 2013 | 広島 | 63点(34) | 1.85 | 横浜FM 62点 | 1点 |
| 2014 | G大阪 | 63点(34) | 1.85 | 浦和 62点 | 1点 |
| 2017 | 川崎F | 72点(34) | 2.12 | 鹿島 72点 | 0(得失点差) |
| 2018 | 川崎F | 69点(34) | 2.03 | 広島 57点 | 12点 |
| 2019 | 横浜FM | 70点(34) | 2.06 | FC東京 64点 | 6点 |
| 2020 | 川崎F | 83点(34) | 2.44 | G大阪 65点 | 18点 |
| 2021 | 川崎F | 92点(38) | 2.42 | 横浜FM 79点 | 13点 |
| 2022 | 横浜FM | 68点(34) | 2.00 | 川崎F 66点 | 2点 |
| 2023 | 神戸 | 71点(34) | 2.09 | 横浜FM 64点 | 7点 |
| 2024 | 神戸 | 72点(38) | 1.89 | 広島 68点 | 4点 |
| 2025 | 鹿島 | 76点(38) | 2.00 | 柏 75点 | 1点 |
※英語版Wikipediaの各シーズンの順位表をもとにフットボール戦士が集計。2015年と2016年は2ステージ制でチャンピオンシップがあったため、表から外しています(下の「データについて」)。
34試合で72点の優勝は、2006年の浦和、2007年の鹿島、2010年の名古屋、2011年の柏、2017年の川崎Fと5回あります。2024年の神戸も38試合で72点でした。「72点」は、J1の優勝チームでいちばん多く出てくる勝ち点です。
20クラブ・38試合になってからの3シーズン(2021年・2024年・2025年)では、優勝は72点〜92点でした。2025年は鹿島が76点、2位の柏が75点で、最終節で決まっています。
鹿島アントラーズ公式チャンネル「レオの2ゴールで2-1と勝利!9年ぶり9度目のリーグ制覇!」(2025年12月公開)。勝ち点76で優勝を決めた最終節の横浜FM戦です。
優勝争いは何点差で決まる?19季中10季が3点差以内
優勝チームと2位の勝ち点の差は、平均すると5.1点でした。ただ、19シーズンのうち10シーズンは3点差以内で、残り1試合あれば追いつける差です。1点差以内も6シーズンありました。
2005年は、最終節を前に5チームが2点差の中にいる大混戦でした。最後はガンバ大阪が60点で抜け出し、浦和・鹿島・千葉・C大阪の4チームが59点で並んで終わっています。
反対に、10点差以上の独走は4シーズンです。2020年の川崎Fは2位のガンバ大阪に18点差、2021年も2位の横浜FMに13点差をつけました。
勝ち点で並んだら得失点差で決まる
勝ち点が同じときは、得失点差、総得点、当該チーム同士の対戦成績、抽選の順で順位を決めます(2025シーズンから反則ポイントは外れました)。
実際に勝ち点で並んだのが2017年です。最終節の前は鹿島が首位でしたが、鹿島が引き分け、川崎Fが大宮に5-0で勝って、どちらも72点に。得失点差は川崎Fが+39、鹿島が+22で、川崎Fがクラブ初のJ1優勝を決めました。
㊗️ #川崎フロンターレ 2017明治安田生命J1リーグ優勝㊗️
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) 2017年12月2日
.@frontale_staff #frontale #Jリーグ
試合結果はこちら⏬https://t.co/ZflkK749gL pic.twitter.com/XDufKkUln8
Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)のXの投稿(2017年12月2日)。2017年の最終節で川崎フロンターレの初優勝が決まったことを伝える投稿です。
優勝ラインは上がっている?2017年以降の平均は2.12点
時期で分けると、2005〜2014年の優勝チームは1試合平均1.96点、2017〜2025年は2.12点でした。38試合に直すと75点から80点へ、5点ほど上がっています。
ただし、2017年以降の平均を押し上げているのは、2020年(83点)と2021年(92点)の川崎Fの独走です。この2シーズンを除くと2.03点(38試合で77点)で、19シーズン全体の平均とほとんど変わりません。「優勝ラインがはっきり上がった」とまではいえない、というのがデータから言えることです。
2026-27の首位は何点ペース?FC東京は38試合で88点ペース
秋春制になった最初のシーズン、2026-27のJ1は2026年8月に始まり、2027年6月上旬まで38試合を戦います。2026年11月6日時点では13試合を終え、首位のFC東京が30点、2位の広島が29点でした。
このペースのまま38試合を戦うと、FC東京は88点、広島は85点、町田と柏は82点です。どれも歴代の優勝の平均(77点)を上回るハイペースです。ただ、まだ38試合のうち13試合を終えたところで、上位5クラブは4点差の中にいます。最後に何点で優勝が決まるかは、まだ分かりません。
※2026年2〜6月に行われた特別大会「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」は、昇格・降格のない特別な大会のため、この記事の集計には入れていません。
最新の順位は、フットボール戦士のJリーグ データベースで毎日更新しています。残留の目安は、こちらの記事で同じように1試合平均で比べています。
データについて:対象は1シーズン制の19季
- 対象:J1の2005〜2014年と2017〜2025年の19シーズン(年間1位がそのまま優勝になった年)
- 出どころ:英語版Wikipediaの各シーズンの順位表(フットボール戦士のJリーグデータベースで読み取ったもの)。優勝・2位の勝ち点は、Jリーグ公式や大手メディアの報道とも照らし合わせました
- 外した年:2003・2004年と2015・2016年は2ステージ制で、優勝をチャンピオンシップなどで決めました。2016年は年間1位の浦和(74点)ではなく、年間3位の鹿島(59点)が優勝しています。2002年以前のJ1は延長戦(Vゴール)があり、勝ち点の付け方が今と違います
- 試合数:18クラブの年は34試合、20クラブの年(2021・2024・2025年)は38試合なので、1試合あたりの勝ち点で比べ、38試合や34試合に直した数字は四捨五入しています
よくある質問
A. 過去19シーズンの平均では、38試合で77点、34試合で69点です。38試合で80点を超えれば、過去の数字ではほぼ優勝圏です。
A. 1シーズン制では、2005年のガンバ大阪の60点(34試合)です。2ステージ制だった2016年は、鹿島が年間の勝ち点59点で、チャンピオンシップに勝って優勝しました。
A. 2021年の川崎フロンターレの92点(38試合・28勝8分2敗)です。1試合あたりでは、2020年の川崎Fの83点(34試合)の2.44点がいちばん高い数字です。
A. 得失点差、総得点、当該チーム同士の対戦成績、抽選の順で決まります。2017年は川崎Fと鹿島が72点で並び、得失点差で川崎Fが優勝しました。
A. ヴィッセル神戸の72点(38試合)です。2位の広島は68点でした。1試合あたり1.89点で、38試合の3シーズンではいちばん少ない優勝の勝ち点です。
まとめ:J1の優勝ラインは38試合で77点、80点超えでほぼ優勝圏
- J1の優勝チームは1試合平均2.04点。38試合なら77点、34試合なら69点(1シーズン制の19季)
- 最少は2005年G大阪の60点(38試合なら67点相当)、最多は2021年川崎Fの92点
- 優勝を逃したチームの最高は2017年鹿島の72点(38試合なら80点相当)
- 19季中10季が3点差以内の争い。勝ち点で並べば得失点差で決まる
- 2026-27は13試合を終えて、首位FC東京が38試合88点のペース
平均の77点は「1試合に2点ずつ」積み上げた数字で、38試合なら23勝前後が目安です。今季は上位が混戦なので、最後まで何点で決まるかは分かりません。最新の順位は、フットボール戦士のJリーグ データベースでも確かめられます。
※この記事の情報は2026年11月7日時点のものです。今季の順位は2026年11月6日時点のフットボール戦士のJリーグデータ(英語版Wikipediaの順位表)によります。最新の順位はJリーグ公式サイトでご確認ください。
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