こんな疑問を持つ方へ
- 試合中継で上田綺世選手の背中を見たら「UEDA」ではなく「AYASE」と書いてあって驚いた
- 名字ではなく下の名前を入れている理由が知りたい
- そもそも「綺世」の読み方に自信がない
- 「AYASE」ネーム入りのユニフォームを買いたいが、背番号や買い方が分からない
上田綺世選手のユニフォームの名前は、姓の「UEDA」ではなく、下の名前である「AYASE」です。日本代表でもクラブでも一貫してこの表記が使われており、FIFAワールドカップ2026の日本代表登録では、26名の中で唯一「名前」をネームに採用した選手として話題になりました。この記事では、その理由と背景、背番号の秘密、ユニフォームの購入方法までを一つずつ整理して解説します。
上田綺世のユニフォームの名前は「AYASE」──姓ではなく名を採用
まず結論から確認します。上田綺世選手が背負うネームは「AYASE」。これは名字(上田=UEDA)ではなく、名前(綺世=あやせ)をローマ字にしたものです。所属クラブのフェイエノールト(オランダ1部エールディビジ)のユニフォームでも「AYASE」と背番号がマーキングされており、日本代表のユニフォームでも同じく「AYASE」が使われています。
サッカーのユニフォームの背中に入る選手名は「ネーム」や「背ネーム」と呼ばれ、多くの選手は姓を採用します。日本代表でも原則は姓で統一されているため、上田選手の「AYASE」はひときわ目を引く存在になっています。
「綺世」の読み方は「あやせ」
「綺世」は「あやせ」と読みます。日本サッカー協会(JFA)の選手プロフィールでも「UEDA Ayase」と表記されています。「綺」は「あや」と読む常用外の漢字で、美しい織物を意味する字です。初見では読みにくい珍しい名前であることが、後述する「AYASE」表記の背景にもつながっています。
FIFAワールドカップ2026の登録ネームでも唯一の「名前」表記
2026年6月2日、FIFAはワールドカップ2026に出場する48カ国の登録リストとあわせて、各選手のユニフォームネームを公表しました。日本代表の26名を見ると、同姓の選手を区別するための工夫がなされている一方で、名前だけを採用したのは上田選手ただ一人でした。
| 選手名 | ユニフォームネーム | 表記の特徴 |
|---|---|---|
| 上田 綺世 | AYASE | 26名で唯一、姓ではなく名前を採用 |
| 伊東 純也 | J.ITO | 「イトウ」姓が2人いるため頭文字付き |
| 伊藤 洋輝 | H.ITO | 同上 |
| 鈴木 彩艶 | Z.SUZUKI | 鈴木姓が3人いるため頭文字付き |
| 鈴木 淳之介 | J.SUZUKI | 同上 |
| 鈴木 唯人 | Y.SUZUKI | 同上 |
同姓の選手はイニシャルで区別するのが通例ですが、上田選手の場合は「U.」も「UEDA」も使わず、名前そのものをネームにしている点が特徴的です。
なぜ「AYASE」なのか──理由と海外の反応
ではなぜ、上田選手は姓ではなく名前を選んでいるのでしょうか。この点は2026年のワールドカップ登録をきっかけに、所属先のあるオランダのメディアでも取り上げられました。
「上田」は多い姓、「綺世」は珍しい名前
オランダメディアのSportnieuwsは、上田選手のネーム表記について、「上田(Ueda)」が日本では比較的多い姓である一方、「綺世(Ayase)」は珍しい名前であるため、サポーターが選手を識別しやすいという観点から解説しています。確かに、日本人選手が多く海外でプレーする時代において、ありふれた姓よりも珍しい名前のほうが「その選手だけの記号」として機能しやすいという実利があります。
また同メディアは、日本では伝統的に姓を名の前に置くため、正式な表記は「上田綺世(Ueda Ayase)」になるという日本の名前文化についても紹介しています。
「家族との確執」説は否定されている
姓を名乗らないと聞くと、「家族と何かあったのでは」と勘ぐる人もいるかもしれません。しかし、この表記をめぐって家族との確執はないと報じられています。ネーミングはあくまで識別のしやすさや個性の表現によるもので、ネガティブな事情によるものではありません。後述するとおり、上田選手の背番号18には父親への敬意が込められており、むしろ家族との強い結びつきを感じさせるエピソードが知られています。
ファーストネーム表記は世界では珍しくない
下の名前やニックネームをネームにする文化は、世界のサッカー界では広く見られます。海外メディアが例として挙げた選手を含め、代表的なケースを整理すると次のとおりです。
| 選手 | ネーム表記 | 補足 |
|---|---|---|
| 前田 大然(セルティック) | DAIZEN | クラブでは名前表記を採用している日本人選手の例 |
| メンフィス・デパイ | MEMPHIS | 個人的な事情から名前表記を選択した例として知られる |
| フィルジル・ファン・ダイク | VIRGIL | 名前表記を用いるオランダ代表の例 |
| ブラジル人選手全般 | ネイマール、ペレなど | 愛称・単名文化が根付いている |
つまり「AYASE」は奇抜な選択ではなく、世界基準ではむしろ自然な選択肢の一つです。日本代表の中では唯一である分、ピッチ上での視認性と印象は抜群と言えるでしょう。
上田綺世の背番号は?クラブと日本代表で異なる番号
ユニフォームを買う前に押さえておきたいのが背番号です。上田選手はクラブと日本代表で異なる番号を着けており、ここを混同すると「ネームは合っているのに番号が違う」ということになりかねません。
フェイエノールトでは背番号9
2023年夏にベルギーのセルクル・ブルッヘからフェイエノールトへ完全移籍した上田選手は、クラブではストライカーのエースナンバーである背番号9を着用してきました。2025-26シーズンのフェイエノールトのユニフォームには「AYASE 9」とマーキングされています。
日本代表では背番号18──父とクリンスマンをめぐる物語
一方、日本代表では2025年10月の試合から背番号が9から18に変更されました。この変更は本人が「ずっとお願いしていた」と明かした念願のもので、その理由が心を打ちます。
上田選手がサッカーを始めたきっかけは、父親への憧れでした。その父親は、元ドイツ代表の伝説的ストライカーであるユルゲン・クリンスマンに憧れて18番を背負ってプレーしていたそうです。上田選手自身も、サッカーを始めてからずっと父の真似をして18番を着け続けてきたと語っており、「引退するまで一番特別な番号」とまで表現しています。ワールドカップ予選中は9番へのリスペクトもあって変更を控え、予選を終えたタイミングでようやく18番を手にしました。
| チーム・時期 | 背番号 | ネーム |
|---|---|---|
| 日本代表(カタールW杯 2022) | 21 | UEDA |
| 日本代表(2023年〜2025年9月) | 9 | AYASE |
| 日本代表(2025年10月以降・W杯2026) | 18 | AYASE |
| フェイエノールト(2025-26シーズン) | 9 | AYASE |
ポイント:日本代表モデルなら「AYASE 18」、フェイエノールトの2025-26モデルなら「AYASE 9」。応援したいチームに合わせて番号を選びましょう。
「AYASE」ネーム入りユニフォームの購入方法
「AYASE」の背ネーム入りユニフォームは、日本代表モデルとクラブモデルの2系統があります。それぞれの入手ルートと選び方を解説します。
日本代表ユニフォーム(AYASE 18)の買い方
日本代表のレプリカユニフォームは、日本サッカー協会公式オンラインストアの「JFA STORE」で購入できます。商品ページで選手ネーム・ナンバーを選択でき、上田綺世選手を選べば「AYASE 18」仕様で注文可能です。このほか、アディダス公式オンラインショップや、サッカーショップKAMOなどの正規取扱店でもマーキング対応の日本代表ユニフォームを扱っています。ホーム(青)とアウェイの2種類があるので、好みに合わせて選びましょう。
フェイエノールトユニフォーム(AYASE 9)の買い方
クラブモデルは、フェイエノールトの公式オンラインストアのほか、海外サッカーユニフォームを扱う国内の正規取扱店で購入できます。2025-26シーズンのフェイエノールトのユニフォームはCastore(カストア)製で、オフィシャルマーキング(選手名・背番号入り)の正規品が国内ショップでも流通しています。海外クラブのユニフォームは日本代表モデルより流通量が少なく、人気選手のマーキング入りは品切れになりやすい点は覚えておきましょう。
購入前に確認したい3つの注意点
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 移籍の可能性 | 2025-26シーズン終了後の2026年夏には、上田選手の移籍の可能性が複数メディアで報じられました。クラブモデルを買う際は、購入時点での最新の所属クラブと背番号を必ず確認しましょう。 |
| シーズンごとのデザイン更新 | ユニフォームは毎シーズン(代表は大会サイクルごと)にデザインが変わります。「どのシーズンのモデルか」を商品名で確認するのが確実です。 |
| 偽物・非正規品 | フリマアプリや無名の通販サイトには非正規品が紛れていることがあります。公式ストアか正規取扱店での購入が安心です。 |
上田綺世とはどんな選手?プロフィールと実績
最後に、「AYASE」の背中を背負う選手自身についても押さえておきましょう。名前の背景を知ると、ユニフォームへの愛着も一段と深まるはずです。
基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 上田 綺世(うえだ あやせ/UEDA Ayase) |
| 生年月日 | 1998年8月28日 |
| 出身 | 茨城県 |
| ポジション | FW(センターフォワード) |
| 経歴 | 鹿島アントラーズの育成組織 → 法政大学 → 鹿島アントラーズ(2019年) → セルクル・ブルッヘ(2022年夏) → フェイエノールト(2023年夏) |
2025-26シーズンにエールディビジ得点王
上田選手は2025-26シーズンのエールディビジで25ゴールを挙げ、得点王に輝きました。欧州主要リーグでの日本人得点王は、2022-23シーズンにスコットランドのセルティックで達成した古橋亨梧選手に続く2人目という快挙です。大学サッカー出身からJリーグ、ベルギー、オランダとステップアップを重ね、日本代表のエースストライカーとしてFIFAワールドカップ2026のメンバーにも選出されました。「AYASE」の名は、いまや欧州のゴールシーンを象徴する背ネームの一つになっています。
よくある質問
「上田」が日本では比較的多い姓である一方、「綺世」は珍しい名前であり、識別しやすいことが理由として海外メディアで解説されています。家族との確執といったネガティブな事情はないと報じられています。
「あやせ」と読みます。ローマ字表記は「Ayase」で、ユニフォームのネームはこれを大文字にした「AYASE」です。
日本代表では18番(2025年10月以降)、フェイエノールトでは9番(2025-26シーズン)です。代表の18番は、クリンスマンに憧れて18番を着けていた父親に由来する、本人にとって特別な番号です。
日本代表モデル(AYASE 18)はJFA STOREやアディダス公式、サッカーショップKAMOなどの正規取扱店で、フェイエノールトモデル(AYASE 9)はクラブ公式ストアや海外サッカーユニフォームの正規取扱店で購入できます。移籍や背番号変更の可能性があるため、購入時に最新情報の確認をおすすめします。
関係はありません。名前の読みが同じだけの別人です。ただ、同じ「Ayase」の名を持つ有名人が複数いることも、この名前が印象に残りやすい一因かもしれません。
まとめ
上田綺世選手のユニフォームの名前について、要点を整理します。
- ユニフォームのネームは姓の「UEDA」ではなく名前の「AYASE」で、日本代表・フェイエノールトの両方で共通
- FIFAワールドカップ2026の日本代表26名の中で、名前を採用したのは上田選手ただ一人
- 「上田」姓が多く「綺世」が珍しいことによる識別しやすさが理由と解説されており、家族との確執はないと報じられている
- 背番号は日本代表が18(父とクリンスマンに由来)、フェイエノールトが9(2025-26シーズン)
- ユニフォームはJFA STOREなどの公式・正規ルートで購入でき、移籍・番号変更の可能性があるため購入前の確認が安心
珍しい名前の背ネームと、父から受け継いだ18番。ユニフォーム一枚に、上田綺世という選手のルーツと物語が詰まっています。スタジアムや中継で「AYASE」の背中を見つけたら、ぜひこの背景を思い出してみてください。
フットボール戦士 
