- キリンチャレンジカップに賞金はある?勝つと何がもらえる?
- 10月のキリンカップサッカー2026の優勝賞金はいくら?どの国が受け取った?
- 日本代表の選手にはボーナスが出る?ワールドカップの賞金と比べると?
キリンチャレンジカップの賞金は、9月までの「キリンチャレンジカップ」(1試合だけの親善試合)と、10月の「キリンカップサッカー2026」(4か国の大会)で答えが違います。キリンカップサッカー2026には公式の賞金があり、優勝は3000万円とキリンカップ・副賞、準優勝は1500万円、3位は500万円です。10月5日の決勝でニュージーランドに2-1で勝った日本が優勝し、賞金3000万円とキリンカップを手にしました。一方、2026年のキリンチャレンジカップは、JFA(日本サッカー協会)の大会概要に賞金や副賞の記載がありません。
この記事では、2026年10月5日時点のJFAの公式発表と試合結果をもとに、2つの大会の賞金・副賞と受け取った国、日本代表の選手のボーナス、ワールドカップの賞金との差を整理します。
キリンカップサッカー2026の賞金は優勝3000万円|優勝した日本が獲得
キリンカップサッカー2026の賞金3000万円を受け取ったのは、優勝した日本です。JFAの大会概要には「表彰」の項目があり、優勝チームにはキリンカップと賞金3000万円、副賞が贈られると書かれています。準優勝のニュージーランドは1500万円、3位のパナマは500万円です。大会概要の賞金は3位までで、4位のエクアドルには賞金がありません。
10月5日の国立競技場の表彰式では、キャプテンの堂安律選手がキリンカップを掲げ、「WINNERS ¥30,000,000」と書かれた賞金のボードも贈られました(テレビ中継の表彰式)。
大会MVPには、決勝で先制点を決めた上田綺世選手が選ばれました(サッカーキング)。副賞は、キリンの商品(主に飲料)の1年分とされています。JFAの大会概要の書き方は「副賞」だけで、中身までは書かれていません。
賞金は「チーム」に贈られるものです。選手一人ひとりにどう分けるかは、JFAの大会ページには書かれていません。
日本が優勝するまでの道のり
大会は日本、エクアドル、ニュージーランド、パナマの4か国によるノックアウト方式でした。日本は10月1日にエクアドルとの初戦を0-0からのPK戦(5-4)で勝ち、10月5日の決勝でニュージーランドに2-1で勝って優勝しました。
| 日程・会場 | 試合 | 結果と賞金 |
|---|---|---|
| 10月1日(木)横浜国際総合競技場 | M1 パナマ対ニュージーランド(15:10) M2 日本対エクアドル(19:10) | NZ 1-1(PK5-3)パナマ 日本 0-0(PK5-4)エクアドル |
| 10月5日(月)国立競技場 | 3位決定戦 エクアドル対パナマ(15:30) 決勝 日本対ニュージーランド(19:30) | パナマ 1-1(PK7-6)エクアドル → パナマが3位で500万円 日本 2-1 ニュージーランド → 日本が優勝で3000万円、NZが準優勝で1500万円 |
※日程と賞金はJFAの大会概要、結果はJFA公式の試合ページより。試合時間は90分で、同点なら延長戦をせずにすぐPK方式で決着。
決勝は、28分に上田綺世選手のゴールで日本が先制し、32分にベン・オールド選手に追いつかれました。71分に途中出場の中村敬斗選手が左から仕掛けて折り返し、堂安律選手が決めて2-1。90分で決着したので、PK戦はありませんでした。国立競技場の入場者数は61,812人です。
日本のキリンカップ優勝は、2011年以来15年ぶりです。2016年と2022年はどちらも決勝で負けて準優勝だったため、ノックアウト方式になってからは初めての優勝になりました。同じ日の3位決定戦は、エクアドルとパナマが1-1のままPK戦に入り、サドンデスの末にパナマが7-6で勝って3位になりました。
2016年は優勝25万ドルだった
キリンカップサッカーの賞金は、2026年が初めてではありません。JFAのキリンカップサッカー2016の大会概要では、優勝チームにキリンカップと25万USドル、副賞が贈られました。準優勝は10万USドル、3位は5万USドルです(2026年9月の為替1ドル=約158円なら、優勝は約3,950万円)。
2016年は、1日目の2試合(M1・M2)に勝ったチームにも「勝利チーム賞」と副賞が試合後に贈られました。大会MVPの表彰も2016年が初めてで、2026年も続いています。2026年の大会概要には、1日目の勝利チームへの賞の記載はありません。
キリンチャレンジカップ(1試合の親善試合)に賞金はある?
JFATV(2026年9月30日公開)。キリンチャレンジカップ2026のベネズエラ戦の舞台裏です
2026年のキリンチャレンジカップは、5月31日のアイスランド戦、9月24日のウルグアイ戦、9月28日のベネズエラ戦の3試合です。日本は3試合とも勝ちました。
| 日付 | 試合 | 会場 |
|---|---|---|
| 2026年5月31日 | 日本 1-0 アイスランド | 国立競技場(東京) |
| 2026年9月24日 | 日本 3-1 ウルグアイ | キューアンドエースタジアムみやぎ(宮城) |
| 2026年9月28日 | 日本 2-1 ベネズエラ | エディオンピースウイング広島(広島) |
※JFA公式の日程・結果より。5月31日はワールドカップ前の壮行試合。
この3試合のJFAの大会概要に書かれているのは、日時、会場、主催、特別協賛(キリンビール、キリンビバレッジ)、テレビ放送です。キリンカップサッカー2026のような「表彰」の項目はなく、賞金や副賞の記載はありません。つまり、キリンチャレンジカップの賞金は公式には発表されていません。
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副賞はキリン商品(主に飲料)の1年分
「キリンチャレンジカップ 副賞」「キリンチャレンジカップ 一年分」で調べる人は多くいます。フットボール戦士の記事がGoogleの検索結果に表示された回数を、2026年9月28日までの16か月の上位1,000キーワードで集計しました。賞金・副賞に関するキーワードは7つあり、合わせて1,492回表示されています。
キリンカップサッカーとキリンチャレンジカップの副賞は、キリンの商品(主に飲料)の1年分とされています。日本語版Wikipediaも、キリンチャレンジカップの勝利チーム(引き分けなら両チーム)には、キリンカップサッカーと同じように勝利者杯と、副賞としてキリングループの飲料1年分が贈られると紹介しています。
ただし、JFAの大会概要に書かれているのは「副賞」という言葉だけで、何がどれだけ贈られるかは載っていません。キリンのサッカー応援の公式ページ(応援の概要・過去の試合レポート)でも、中身の説明は見つかりませんでした。2026年のキリンチャレンジカップ(5月・9月の3試合)は、大会概要に副賞そのものの記載がありません。
キリンチャレンジカップとキリンカップサッカーの違い
どちらもキリンビールとキリンビバレッジが特別協賛する日本代表の試合です。違いは、1試合だけで完結するか、複数の国で優勝を争うかです。優勝という順位があるキリンカップサッカーには、賞金と表彰がつきます。
キリンカップサッカーは毎年あるわけではありません。直近では2016年と2022年に開かれ、2026年は10月に開かれました。2022年の大会もガーナ、チリ、チュニジアを招いた4か国のノックアウト方式でした。
もともと「賞金大会」ではなかった
キリンの公式サイトによると、キリンの日本代表支援は1978年5月の「ジャパンカップ」から始まりました。1980年に「ジャパンカップキリンワールドサッカー」となり、1985年に「キリンカップサッカー」へ名前を変えています。
Number Web(2018年5月25日)によると、第1回のジャパンカップは「賞金大会になる」と報じられ、日本体育協会から苦情が出ました。そこでJFAは、興行ではなく強化が目的の大会だと示すために、賞金ではなく1試合ごとのギャランティー(出場料)制にしたそうです。
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1998年には、キリンビール協賛の「キリンチャレンジ」と、キリンビバレッジ協賛の「キリンビバレッジサッカー」が始まりました。この2つを1つにまとめたのが、2001年からの「キリンチャレンジカップ」です。その後、U-23日本代表やなでしこジャパンの親善試合も対象になりました。
日本代表の選手にボーナスは出る?
選手への支払いは、大会の賞金とは別の仕組みです。JFAは「日本代表選手ペイメント規定」にもとづいて、代表選手に日当とボーナスを払っています。具体的な額が公式に出ているのは、JFAが2011年2月22日に公表した2010年度の規定です。
2010年度の規定では、日当は1日1万円でした。勝利ボーナスは試合のランクで決まり、キリンカップは20万円のBランクです。親善試合は相手のFIFAランキングで分かれ、10位以内なら20万円、11〜20位なら15万円、21位以下なら10万円でした。引き分けは半額で、対象の選手全員に同じ額が払われる決まりでした。
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ワールドカップには、成績に応じた大会ボーナスもありました。2010年度の規定では、ベスト16で600万円、ベスト8で800万円、ベスト4で1,000万円、3位で2,000万円、2位で3,000万円、優勝で5,000万円です。2010年の南アフリカ大会では、2勝とベスト16で1人1,000万円が払われました。
今の規定の額は、JFAの公式サイトでは確認できませんでした。上の数字は、あくまで2010年度の規定です。
ワールドカップの賞金と比べると
FIFAが2025年12月17日に発表した2026年ワールドカップの賞金は、優勝が5,000万ドル(約79億円)です。ラウンド32で敗退した日本の区分は1,100万ドル(約17億円)でした。キリンカップサッカー2026の優勝賞金3000万円と比べると、W杯の優勝賞金は約263倍になります。FIFAは2026年4月に配分を増やしましたが、増額後の順位ごとの額は報道によって違うため、ここでは12月の発表の数字で比べています。
W杯の賞金も、選手ではなく各国のサッカー協会に支払われます。チームに贈られる賞金と、協会が選手に払うボーナスは別だという点は、キリンカップと同じです。
よくある質問
A. 2026年のキリンチャレンジカップ(5月・9月の3試合)は、JFAの大会概要に賞金や副賞の記載がありません。賞金が公式に発表されているのは、10月のキリンカップサッカー2026のほうです。
A. 優勝は3000万円で、キリンカップと副賞も贈られます。2026年は優勝した日本が3000万円を受け取り、準優勝のニュージーランドが1500万円、3位のパナマが500万円でした。4位のエクアドルは賞金なしです。大会MVPには上田綺世選手が選ばれました。
A. キリンの商品(主に飲料)の1年分とされています。JFAの大会概要には「副賞」とだけ書かれていて、中身や量までは載っていません。
A. JFAが2011年に公表した2010年度の規定では、キリンカップの勝利ボーナスは1人20万円で、引き分けは半額でした。今の額は公式サイトでは確認できません。
A. はい。10月1日のエクアドル戦を0-0からのPK戦(5-4)で勝ち、10月5日の国立競技場での決勝(M4)でニュージーランドに2-1で勝って優勝しました。日本のキリンカップ優勝は2011年以来15年ぶりです。
まとめ:キリンチャレンジカップとキリンカップの賞金
- キリンカップサッカー2026の賞金は、優勝3000万円(キリンカップ・副賞つき)、準優勝1500万円、3位500万円
- 副賞はキリンの商品(主に飲料)の1年分とされる。JFAの大会概要の書き方は「副賞」だけ
- 2026年は日本が決勝でニュージーランドに2-1で勝ち、15年ぶりに優勝して3000万円を獲得。大会MVPは上田綺世選手
- 2026年のキリンチャレンジカップ(1試合の親善試合)は、JFAの大会概要に賞金・副賞の記載がない
- キリンカップサッカーは2016年も賞金があり、優勝は25万USドルだった
- 選手のボーナスは賞金とは別。2010年度の規定では、キリンカップの勝利は1人20万円
- 2026年W杯の優勝賞金5,000万ドル(約79億円)は、キリンカップ優勝の約263倍
「キリンの大会の賞金」を調べるときは、まず1試合の親善試合か、4か国の大会かを確かめるのが近道です。キリンカップサッカー2026は、10月5日の決勝で勝った日本が優勝し、賞金3000万円とキリンカップを手にしました。
※この記事の情報は2026年10月5日時点のものです。出典:JFA「キリンカップサッカー2026 大会概要」と試合結果(10月1日・5日の試合ページ・公式記録)、サッカーキング(2026年10月5日・大会MVP)、JFA「キリンカップサッカー2016 大会概要」「キリンカップサッカー2022 開催概要」「キリンチャレンジカップ2026 開催概要(5月31日・9月24日・9月28日)」「日本代表選手ペイメント問題に対する当協会の考え」(2011年2月22日)、キリン「1978年から続くキリンのサッカー支援」(2025年6月)、Number Web「『JAPAN CUP 1978』の衝撃【前篇】」(2018年5月25日)、FIFA(2025年12月17日発表)。
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