サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の試合をスタジアムで観戦することは、多くのファンにとって憧れです。しかし、日本代表戦のチケットは人気が高く、購入方法や当選のコツを知らないと手に入れるのが難しい場合もあります。
本記事では、ワールドカップ予選、国際親善試合、アジアカップ、E-1選手権など日本代表が出場するあらゆる試合を対象に、日本代表戦チケットの入手方法を徹底解説します。
公式販売ルートや販売スケジュール、当選確率を上げるためのポイント、チケット価格や座席種類、家族連れ・初心者向けの注意点、そして転売対策や安全な購入方法まで初めての方でもわかりやすいように整理していますので、ぜひ参考にしてください。

日本代表戦のチケットは、基本的に日本サッカー協会(JFA)の公式販売ルートで購入できます。主な販売チャネルは次のとおりです。
日本サッカー協会が運営する公式チケット販売サイトです。
日本代表戦を含むJFA主催試合のチケットを直接購入できます。利用にはJFA ID(無料会員登録)が必要ですが、特別な企画席の販売やメール配信サービスなどメリットがあります。
後述するリセール(公式再販)もチケットJFAで行われます。
- 会員登録(無料) – JFA IDを作成します。氏名・住所・電話番号などを登録します。
- 試合を選択 – チケットJFAのトップページから観戦したい日本代表戦の試合を選びます。試合日程はJFA公式サイトで確認できます。
- 席種・枚数を選択 – 希望する座席のカテゴリ(席種)と購入枚数を選びます。各席種の詳細は後述します。
- 決済方法を選択 – クレジットカードやコンビニ支払いなど、希望の支払い方法を選びます。決済手数料が別途かかる場合もあります(例:コンビニ支払いでは1件あたり330円)。
- 購入完了 – 支払いが完了するとチケットが確保されます。電子チケット(QRチケット)の場合はマイページに表示され、紙発券の場合は指定のコンビニ等でチケットを受け取ります。
チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス(e+)などの大手プレイガイドでも日本代表戦のチケットが販売されます。これらはチケットJFAと並ぶ一般販売の窓口で、発売開始時には各サイトからオンライン購入が可能です。
日本代表戦では、発売初期にコンビニエンスストアの端末を利用した店頭販売が行われることがあります。例えばファミリーマートの店頭端末(Famiポート)による先行販売です。
一般販売開始前の一定期間に限り、ファミリーマート店頭のみでチケットを販売する方式で、オンラインより一足早く購入のチャンスがあります。インターネット操作が苦手な方でも店頭で申し込めるメリットがあります。
日本代表公式ファンクラブ的存在である「日本サッカー後援会」会員向けに、一般販売に先駆けた優先販売があります。
日本サッカー後援会は年会費15,000円で入会できる有料会員組織で、日本代表戦をはじめJFA主催試合のチケット優先購入権など様々な特典が付与されます。
特典の一つとして「日本代表戦のチケット優先有料販売」が設定されており、会員は一般発売より前にチケットを申し込むことができます。

日本代表戦のチケット販売は、試合ごとにあらかじめ販売スケジュールが定められ、段階的に販売が行われます。一般的なスケジュールは以下のとおりです。
- 日本サッカー後援会 会員向け優先販売(抽選 or 先着)
- 先行販売(プレリザーブ)期間 :ファミリーマート先行販売など
- 一般販売開始(先着):チケットJFAおよび各プレイガイドで一斉に販売
- 追加販売・リセール(必要に応じて): 売れ残り分やキャンセル分の再販売
それぞれ詳しく見ていきましょう。
後援会の優先販売は、対象試合ごとに事前に案内が送られ、指定の期間内に申込みを行います。
申込みには会員専用のシリアルコードが必要で、専用ウェブ画面からコードを入力して希望席種を選択し、決済する流れです。
多くの場合は先着順で、会員数分のチケット枠は確保されていますが、人気カードや席種によっては抽選となる場合もあります。
実際に「後援会の優先販売でチケットが取れなかったことはない」というファンの声もあり、特にワールドカップ予選など重要な試合でもほぼ確実にチケットを入手できるようです(※プレミアムシートなど一部の高額席種は対象外)。その分、年会費15,000円+チケット代というコストはかかりますが、確実に良い席で観戦したい方には後援会入会は大きなメリットとなります。
後援会販売が終わると、次に一般向けの先行販売期間が設けられることがあります。日本代表戦の場合、「ファミリーマート先行販売」と呼ばれる方式が代表的です。
これは、一般販売の前にファミリーマート店頭限定でチケットを販売する期間を設けるものです。
- 販売方法: 全国のファミリーマート店舗に設置された端末(Famiポート)から申し込み・購入します。基本的にオンラインではなく店頭のみの受付です。
- 期間: 試合によりますが、一般発売日の数日前~1週間程度前から数日間にわたり実施されます。期間中であっても予定枚数終了次第終了となる場合があります。
- 方式: 抽選ではなく先着順であるケースが多いとされています。ただし先行販売という性質上、一部期間終了後に抽選で当落発表という形を取る主催イベントもあるため、試合ごとの案内を確認してください。
- メリット: 一般発売より早い段階で購入できるため、人気カードでも比較的余裕を持って申し込めます。またファミマ店頭操作なので、ネット環境に左右されず安心して購入できるという声もあります。
- デメリット: 店頭端末に足を運ばなければならない点と、先行期間が短い点です。仕事や学校で期間中に店舗へ行けないと恩恵を受けにくいでしょう。また先行販売で売り切れなかった分が一般発売に回るため、結局一般発売で再チャレンジ可能です。
実際の運用は試合によって異なる場合がありますが、まずはチケットJFAサイトで販売スケジュールを確認して、先行販売の情報をチェックしましょう。
ファミマ先行以外にも、まれにスポンサー主催の抽選先行(例:カード会員限定販売)などがある場合もあります。例えば「SAMURAI BLUEカード セゾン」という日本代表デザインのクレジットカード会員向けに、カテゴリー1良席チケットの限定販売枠が用意されるといった特典もあります。
先行販売が終わると、いよいよ一般販売がスタートします。一般発売日は多くの場合土日祝日の午前10時に設定されることが多く、チケットJFAをはじめ、チケットぴあ・ローソンチケット・イープラスの各サイトで一斉に販売が開始されます。
一般販売は基本先着順です。人気の高い試合では、発売開始直後にアクセスが集中して争奪戦となります。
- 発売開始時間にスタンバイ: 事前に販売開始日時を確認し、その時間にはパソコンやスマホの前で待機しましょう。ログインは事前に済ませ、クレジットカード情報も登録しておくとスムーズです。
- 複数デバイス・サイトを活用: チケットは各プレイガイドに割り当てられた枚数があるため、例えば「チケットJFAが繋がらない時にぴあから買えた」というケースもあります。可能ならパソコンとスマホで別々のサイトを開いておく、家族や友人にも協力してもらい複数のサイトでトライするなど成功率を上げましょう。
- 良席狙いか確実狙いか: 一番人気のカテゴリー1やゴール裏中央などは即完売しがちです。最初から第2希望以降の席種を狙えば競争は多少緩和されるので、確実に確保したいなら敢えて人気席種を避けるのも一法です。
- エラー時は落ち着いて: 混雑時は途中でエラーが出ることもありますが、慌てずリロードや戻る操作をしましょう。決済途中の場合、重複購入を避けるため指示に従うことが大切です。
- 開始直後以外でもチャンスあり: 争奪戦に敗れても、数十分後や翌日以降にキャンセル分が在庫復活することがあります。特にクレカ決済失敗やコンビニ支払期限切れの枚数が一定期間後に再販売されることがあるので、売り切れ表示でも時々チェックすると運良く購入できることがあります。
なお、一般発売開始直後に完売するかどうかは試合の重要度や対戦相手、開催スタジアム規模によって様々です。例えば「日本代表 vs ブラジル代表」のような超人気カードでは販売開始からわずか10分程度で全席種完売したケースもありました。
一方で、ワールドカップ最終予選でも対戦相手や平日開催などの条件によってはカテゴリー3・4席が試合当日まで残った例もあります。
最近では埼玉スタジアム開催の試合で数千席規模の空席が生じ、「最終予選なのに空席が目立つ」と話題になったこともあります。このように人気度合いはケースバイケースですので、発売状況を見極めながら行動しましょう。
2020年代以降、日本代表の試合チケット販売にはダイナミックプライシングが導入されています。発売開始時に提示される価格はAIが需要予測した初期価格であり、その後の販売状況によって価格が上下変動する仕組みです。
例えばワールドカップ最終予選のカテゴリー1席は発売初日12,600円でも、残席が僅少になればさらに値上がりする可能性があります。逆に売れ残れば値下げされることもあります。この制度により、早めに買うか様子を見るかの判断が難しくなっていますが、「確実に行く試合なら早め購入」「迷う試合は動向を注視」といった具合にリスクヘッジすると良いでしょう。
一般発売後、完売した試合であってもチャンスがゼロになるわけではありません。いくつかのパターンでチケットが追加販売されることがあります。
- 関係者席の解放・追加販売: 日本代表戦では、対戦国サポーター席や招待者席など、当初販売対象外だった席が直前になって解放される場合があります。例えば2025年3月の最終予選サウジアラビア戦では、一旦完売と発表された後、対戦相手側から返還されたチケットを追加販売する措置が取られました。この追加販売は試合の約1か月前にチケットJFA限定・先着順で行われました。こうした情報はJFA公式サイトのニュースやメールマガジンで告知されるので、完売後もアンテナを張っておきましょう。
- 公式リセールサービス: 購入者の都合で行けなくなった場合などに、公式サイト上でチケットを再度売買できる「リセール」が用意される試合があります。チケットJFAでは所定の条件を満たしたチケットに限り、リセールへの出品が可能です。対象となるのはチケットJFAで購入したQR電子チケット(クレカ決済)分で、紙チケットや一部企画席(コンフォートシートやファミリーシート等)はリセール対象外です。リセール期間は試合のおよそ数か月前から前日まで設定され、出品者はチケットを手放し、購入希望者は定価でそのチケットを買うことができます。成立した場合、出品者には販売額から手数料5%+振込手数料が差し引かれて後日精算されます。購入者側も1枚あたり165円の手数料で公式転売チケットを買えるため、安心して取引できます。リセール出品中のチケットは即時購入可能なので、公式リセールの欄に在庫が出ていないか時折チェックしてみましょう。
リセールで売れなかった場合、出品者にチケットが戻りそのまま使用可能です。
したがって「リセール出品中に売れ残ったチケット」が試合当日に会場で無駄になることはありません。購入希望者にとっては、試合直前まで公式サイト上でチケットが放出される可能性があるということなので、諦めず探してみましょう。


先述のとおり、日本サッカー後援会に入会すると日本代表戦チケットの優先購入が可能です。
年会費15,000円は決して安くありませんが、「毎回確実に代表戦を観に行きたい」「良い席で観戦したい」という熱心なサポーターには非常に大きなメリットがあります。実際に後援会経由でチケットを取り続けている方からは「今まで取り逃したことがない」という声もあります。
特にワールドカップ最終予選のようなプラチナチケットも手に入れやすくなるため、長期的に考えて入会を検討する価値は高いでしょう。
一方で、後援会販売ではプレミアムシートやVIP席など一部の高額席種は対象外となることがあります。
例えばピッチレベルの「エキサイティングシート」やラウンジ付きの特別席は、一般販売でのみ売り出されるケースもあります。この点は注意が必要ですが、これら特別席を除けば概ね全席種がカバーされています。後援会に入れば代表戦だけでなく、天皇杯決勝など他の主要試合も優先的にチケット取得できるので、サッカー観戦を趣味としている方には総合的におすすめです。
チケットの抽選販売(例えばイベントによってはローチケのプレリザーブ抽選など)がある場合、家族や友人など同行者の複数名義で応募することで当選確率を上げる方法があります。
自分1人で1口応募するよりも、妻や兄弟、友人の名義でも応募してもらえば口数が増えるため、その分当たりやすくなります。もちろん当選したチケット代は支払う必要がありますが、複数当たった場合は同行者を募ったり調整することも可能です。
注意点: チケットJFAなどでは「お一人様1IDでの利用」を原則としています。同一人物が複数のアカウントを持って申し込むことは禁止です。
そのため、あくまで別の人の名義で協力してもらう形にしましょう。
また、代表戦のチケットは購入者の名前がチケットに印字される場合があります。この場合、公式にはその名前の本人以外は入場できない建前ですが、実際には通常の試合では本人確認はほとんど行われません(VIP席等を除く)。
とはいえ規約上はNG行為ですので、あくまで自己責任で行ってください。最近は不正転売対策で購入時に同行者の名前登録を求める場合もあるので、その際は正直に同行者情報を入力しましょう。
日本代表戦では、協賛スポンサー向けに特別なチケット枠が設けられることがあります。その代表例が「サムライブルーカード セゾン」会員向けチケット販売です。
このクレジットカード(年会費無料)を持っていると、日本代表戦のカテゴリー1(メインスタンド中央などの良席)のチケットを購入できる枠にエントリーできます。
募集はカード入会者向けにメールや専用サイトで案内され、抽選販売となることが多いようです。一般発売では入手困難な良席確保のチャンスですので、日本代表戦を快適な座席で見たい方はカード入会を検討するのも手です。
また、他にもスポンサー企業のキャンペーン(「◯◯製品を買って応募すると抽選で代表戦招待」など)や、地元自治体向けの招待枠などが存在する場合もあります。これらは不定期かつ誰でも参加できるとは限りませんが、情報を集めていると意外なところからチケット入手の糸口が見つかることもあります。
一般発売の先着争奪戦を勝ち抜くためには、通信回線についても注意しておきましょう。有線LANのPC、Wi-Fi接続のタブレット、4G/5G回線のスマホなど複数用意しておき、それぞれで試すことで成功率を上げることができます。
また、複数サイトを開く際は、あらかじめ会員登録とログインを済ませておくのが鉄則です。発売開始後にログインしている間に在庫が消えてしまうこともあります。さらに各プレイガイドで事前にチケットの発売ページを表示しておき、時報と同時にリロードするテクニックも有効です。ただしサーバーの時間差があるので、一斉にF5キー連打は避け、適度に更新しましょう。
もし購入画面まで進めたら、決済方法はクレジットカードがスピーディーです。コンビニ払いは支払い番号の発行など手順が多いため、その間に他の人に席を取られるリスクがあります。カード情報は事前登録かコピー&ペーストで素早く入力できるように準備しましょう。

日本代表戦のチケットには様々な席種(カテゴリー)が設定されています。自分の希望に合った座席を選ぶためにも、席種ごとの特徴を押さえておきましょう。
まず大きく分けて「指定席」と「自由席」があります。
- 指定席: 座席番号が決まっており、自分の席が確保されています。開場後に慌てて席を取る必要がなく、落ち着いて観戦できます。日本代表戦ではメインスタンドやバックスタンド側の席の多くが指定席となります。ピッチ全体を見渡しやすく、初めて観戦する方には指定席がおすすめです。
- 自由席: 席番号が決まっておらず、エリア内であればどこに座っても構いません。主にゴール裏(ホーム側・アウェイ側)の一部エリアが自由席として設定されることがあります。自由席は価格が指定席より安価に設定されることが多く、気軽に観戦したい人向けです。ただし良い位置で見たいなら早めに入場して席取りをする必要があります。また、自由席エリアは立ち見で応援が盛り上がる傾向があるので、そうした雰囲気を楽しみたい方に向いています。
※会場や大会によって指定席・自由席の区分や範囲は変わります。例えばある試合ではゴール裏も全席指定になることがあります。購入前に公式発表の「席割図」やチケット案内ページを必ず確認しましょう。
指定席・自由席の中にも、さらに細かくカテゴリー1~5などの区分があります。カテゴリー番号は席の場所や見やすさによって決められ、番号が小さいほど格上(良席)となるのが一般的です。

一般的な日本代表戦(大規模スタジアム開催)の場合、席種と位置関係はおおよそ次のようになります。
- カテゴリー1: メインスタンド中央寄りまたはバックスタンド中央寄りのフィールド全体を見渡しやすいエリア。【例】座席図の黄色エリア(カテゴリ1)など。価格は最も高く設定されますが、その分試合を俯瞰でき、選手のプレーも見やすい特等席です。
- カテゴリー2: メイン・バックスタンドのコーナー寄りや上層席、あるいはゴール裏寄りの優良エリア。【例】座席図の緑色エリア(カテゴリ2)。カテゴリ1に準ずる見やすさですが、若干コーナーに近かったりする分価格は抑えられます。
- カテゴリー3: バックスタンドやスタンド上段の中央~コーナー付近、またはゴール裏の中段良位置など。【例】座席図のオレンジ・青エリア(カテゴリ3・4)あたり。カテゴリ2と大差ない場合もありますが、一段階価格が下がります。
- カテゴリー4: ゴール裏のやや見づらい位置(上下層端や角度がきつい場所)など。【例】座席図の水色エリア(カテゴリ4)。熱狂的サポーターが陣取るホームゴール裏がこのカテゴリになることも多いです。価格は比較的安価です。
- カテゴリー5: 大会や会場によって設定される一番廉価な席種。ゴール裏の上層や隅、アウェイサポーター席などが該当します。例えばワールドカップ予選ではカテゴリー5(ゴール裏)は大人6,100円、高校生4,200円、小中学生2,400円程度に設定されました。
席種名と配置は主催者の指定によるため、一概には言えませんが、購入サイトで席種を選ぶ際に「どの辺りの席なのか」をイメージできるように、過去の席割図なども参考にすると良いでしょう。
家族連れや初心者の方で「熱狂的な応援についていけるか不安」「できれば落ち着いて座って観戦したい」という場合は、席選びが重要です。
日本代表戦ではホームチームである日本のサポーターが盛り上がる応援席がゴール裏にあります。常に立ち上がって太鼓やコールで応援し、声援が途切れないエリアです。そこに飛び込むのも醍醐味ですが、小さな子供連れにはハードルが高いかもしれません。
落ち着いて観たいなら、メインスタンドやバックスタンドの指定席がおすすめです。周りも比較的静かに観ている方が多く、座ってゆっくり試合を楽しめます。逆に「思いっきり応援したい!」という初心者の方は、ホームゴール裏(カテゴリー4や5の自由席)に行ってみましょう。
最初は圧倒されるかもしれませんが、周囲の雰囲気に合わせて拍手や簡単なチャント(応援歌)を真似していると、一体感を味わえます。
日本代表戦では通常の席種の他に、特別な企画席が販売されることがあります。これらは価格は高めですが、付加価値のある観戦体験ができます。
- プレミアムシート / VIPシート: メインスタンド中央最前列や貴賓席エリアに設けられる特典付き高額席です。試合によってはドリンク・弁当・記念グッズ付きで数万円の価格設定になることもあります。またVIPラウンジアクセス権や駐車券が付属する場合もあり、接待や特別な日の観戦に利用されます。
- エキサイティングシート: ピッチレベルの臨場感あふれる座席で、ゴール裏やコーナー付近のフィールド脇に設置されます。選手とほぼ同じ目線で迫力がありますが、全体は見渡しにくいというトレードオフも。価格は2万円前後と高め。
- ラウンジ付きシート: スタジアム内の専用ラウンジが使える席で、ハーフタイムに室内でくつろげたり軽食が提供されたりします。吹田スタジアムではバックスタンドの特別室(VC19/VC20)としてラウンジ席が販売されました。
- コンフォートシート: クッション性の良いシートやゆったりした座席間隔が特徴の上質席です。例えば埼玉スタジアムではメイン上段中央にコンフォートシートが設定されました(価格約26,300円~)。
- ファミリーシート: 家族向けのグループ席です。スタジアムによっては特別室になっており、屋内ラウンジ+屋外バルコニー観戦エリアがセットになっています。キッズスペースも併設され、小さなお子様連れに最適です。3~5名単位のセット販売で、「大人1名以上+子供1名以上」の組み合わせで利用できます。ファミリーシートはリセール(公式再販)対象外なので、購入後に行けなくなっても転売できない点には注意が必要です。
これら特別席は数が限られており、人気も高いため競争率が高いです。先述のように後援会先行販売では対象外となる席もありますので、一般発売で狙う必要があります。また価格もダイナミックプライシングが適用され、需要によって変動します。
例えばコンフォートシート等は発売時点で26,300円でしたが、状況次第でさらに値上がりする可能性が示されていました。
自分の予算や観戦スタイルに合わせて、通常席にするか特別席に挑戦するか決めましょう。初めての方はまず通常のカテゴリー席で雰囲気を掴み、記念日など特別な機会にプレミアム席を検討してみる、というのも良いかもしれません。

日本代表戦のチケット価格は、試合の種類や席種によって幅があります。以下におおよその価格帯を示します(ダイナミックプライシング初日価格の例)。
- カテゴリー1(指定席): 約10,000~16,000円前後。ワールドカップ予選や人気カードでは1万5千円程度が基本ラインです。親善試合では1万円前後になることもあります。
- カテゴリー2(指定席): 約8,000~14,000円前後。カテゴリー1より2~3割安い程度。
- カテゴリー3(指定席): 約6,000~13,000円前後。バックスタンド上段やコーナー付近でこのくらいの価格帯。
- カテゴリー4(指定席または自由席): 約5,000~10,000円前後。ゴール裏寄りの席。大きな大会だと1万円近くなるが、通常のキリンチャレンジ杯などでは5千~7千円程度も。
- カテゴリー5(自由席など): 大人約3,000~6,000円前後。高校生2,000~4,000円、子ども(小中学生)1,000~3,000円程度の割引価格設定がされることも多いです。
- 特別席(プレミアム等): 20,000~30,000円以上。内容によりますが、ラウンジ付き席で2万円台、中には5万円以上のVIP席も存在します。
例えば、2025年のワールドカップアジア最終予選・市立吹田スタジアム開催の場合、カテゴリー1が16,400円、カテゴリー5(ゴール裏)が大人6,100円と発表されました。
この初日価格を基準に、残席僅少になればさらに上振れする可能性があるということになります。
一方、国内開催の国際親善試合(キリンチャレンジカップ等)ではもう少し安く設定される傾向があります。一般的には親善試合<公式戦予選<本大会(例えばアジア杯)の順に価格が上がるイメージです。
また、日本代表女子(なでしこジャパン)や年代別代表の試合は、男子A代表戦よりも安価です(自由席で2,000円台など)。
日本代表戦は「特定興行入場券」に指定されており、不正転売禁止法の適用を受けます。チケット券面に購入者または入場者の氏名が印字され、その本人が観戦することを前提に販売されます。
高額転売が問題視されるようになった背景から、ダイナミックプライシング導入や公式リセール整備など、適正価格での流通が図られています。安心安全に観戦を楽しむためにも、適正価格で入手することを心がけましょう。
席種 | 一般販売価格 |
---|---|
カテゴリー1 | ¥12,600 |
カテゴリー5(一般) | ¥5,200 |
カテゴリー5(高校生) | ¥3,600 |
カテゴリー5(小中学生) | ¥2,000 |
ラウンジ付シート | ¥33,700 |
プレミアムシート | ¥26,400 |
テーブル付シート | ¥10,900 |
ファミリーシート | ¥8,100 |
車椅子席(当事者/介助者) | ¥4,100 |
席種 | 一般販売価格 |
---|---|
コンフォートシート | ¥26,300 |
カテゴリー1 | ¥16,400 |
カテゴリー5(一般) | ¥6,100 |
カテゴリー5(高校生) | ¥4,200 |
カテゴリー5(小中学生) | ¥2,400 |
ラウンジ付シート(VC19) | ¥25,200 |
ラウンジ付シート(VC20) | ¥23,100 |
ファミリーシート(3/4/5名席) | ¥16,500 |
車椅子席(当事者/介助者) | ¥4,500 |

繰り返しになりますが、日本代表戦のチケットを正規価格以上で転売すること、またそれを購入することは法律で禁止されています。
ネットオークションやSNSで高額取引されているのを見かけることもありますが、絶対に手を出さないでください。
仮にチケット自体は本物でも、主催者が把握すれば無効化される恐れがありますし、何より違法行為に加担することになります。スタジアム周辺でのダフ屋行為も同様です。当日「チケット譲ってください」というプラカードを持つ人も見かけますが、これも本来は禁止行為です。
また「友人から定価で譲ってもらう」という場合でも、先方が後援会経由やファミリーシート等の譲渡不可チケットだと問題になります。
基本的には公式リセールを通じて譲渡を完結させるのが安心です。どうしても身近な人同士で融通する場合、本人確認が無さそうな試合に限るなどリスクを認識してください。
前述したチケットJFA公式リセールは、安全にチケットを手に入れる有力な方法です。
定価取引なので高額になる心配もありません。発売直後に買えなかった場合、まずはリセール開始時期をチェックしましょう。リセールに出るチケット数は読めませんが、試合直前までポツポツ追加されることもあります。
どうしても公式手段で入手できなかった場合、最後の手段としてチケット専門の仲介サイト(チケット流通センターやチケプラ交換など)を利用する人もいます。これらは一応匿名取引で真贋保証もありますが、先述の通り基本的には違法転売禁止の対象です。特に定価以上の価格設定になっているものは法律違反となりますし、「名義なし」「男性名義」など書かれている出品も信用できません。
万一購入しても、もし当日トラブルになって入場できなくても自己責任です。
総じて、「公式以外から買わない」のが鉄則です。JFAも不正転売撲滅に力を入れており、購入時に氏名連絡先を登録させるなどして追跡可能にしています。
もし周囲で高額転売を見かけたら、手を出さないだけでなく、そのような行為に頼らなくても済むよう公式販売の充実をファンとして求めていくことも大切でしょう。

近年は電子チケット(QRコード)が主流です。
スマホに表示するか印刷したQRコードを入場ゲートの機械にかざして入場します。複数枚購入した場合、同行者に事前に電子チケットを分配(送信)できるシステムもあります。
紙チケットの場合はもぎりスタッフに渡します。入場の際に手荷物検査がありますので、バッグを開けて見せられるよう準備してください。
ビン・缶類や危険物は持ち込み禁止です。また、ワールドカップ予選などでは稀に身分証チェックが行われることもあります(転売対策として)。念のため顔写真付き身分証(免許証など)を携帯しておくと安心です。
大声を出す応援が解禁された現在、基本的な応援グッズ(タオルマフラー、ユニフォームなど)はOKです。
ただし鳴り物(ブブゼラ等)やレーザーポインターは禁止されています。旗や横断幕を持ち込む場合、事前に許可が必要なことがあります(特に大型のもの)。
観戦に集中するため、双眼鏡やオペラグラスがあると選手の表情まで見えて臨場感が増します。
試合中は周囲の迷惑にならないよう配慮しましょう。
立ち上がっての観戦はゴール裏では当たり前ですが、座席指定エリアでは基本座って観る方も多いです。ただしチャンスやゴール時には立ち上がるのは自然なことなので、周囲に合わせて問題ありません。
写真撮影は自由ですが、試合中にフラッシュを焚くのは選手の妨げになるのでNGです。また、興奮して物を投げ込んだり、相手チームを侮辱するヤジを飛ばすのは絶対にやめましょう。
フェアプレーの精神で、良いプレーには敵味方関係なく拍手を送るくらいの気持ちでいると、より一層観戦が楽しくなります。
日本代表戦では、会場外にグッズ売店やフードトラック村が出ることがあります。
代表公式グッズは人気商品が当日すぐ完売するので、欲しいものがある場合は早めに買いましょう。スタジアムグルメも各地の名物が楽しめますが、キックオフ直前は混むので、時間に余裕を持って利用してください。

日本代表の重要試合で頻繁に使用される、日本最大級のサッカー専用スタジアム(約63,700人収容)。ピッチと観客席の距離が近く、ゴール裏の大応援が有名です。
最寄駅(浦和美園駅)から徒歩20分ほど歩く必要があるので、動きやすい靴で行きましょう。売店やトイレが多数ありますが、ハーフタイムは混雑します。スタンドは屋根が一部しかないため、雨天時は雨具必携です(傘は禁止、レインコートを用意)。
約72,000人収容の日本最大スタジアム。ただし陸上競技場のためトラックがあり、ピッチから遠い席もあります。
アクセスは新横浜駅から徒歩14分程度。座席数が多いため、試合によっては当日券が出ることも。過去にはブラジル戦などビッグマッチも開催。
雨天でもメイン・バックは屋根があります。音響はやや分散するので、応援の迫力は専用スタジアムに比べると落ちますが、その分家族連れでも観やすいかもしれません。
新しくなった国立は約68,000人収容で、陸上トラックあり。アクセスは都心で良好ですが、大規模ゆえに入退場に時間がかかります。
座席は傾斜が緩やかで上層はかなりピッチが遠いです。車椅子席やバリアフリーも整備されています。ビジョンも大きく見やすいです。日本代表戦では2022年にブラジル戦等が行われました。演出面は華やかですが、チケットは高めかつ入手困難な傾向です。
ガンバ大阪のホームであるサッカー専用球技場(約40,000人収容)。傾斜が急でどの席からも見やすいと好評です。収容数が少なめなため代表戦だとチケット競争率は高め。
アクセスは万博記念公園駅から徒歩15分。スタンド全体が屋根で覆われているのも利点です。声も反響しやすく、熱気がこもります。ファミリーシートなどの特別席が充実しています。
約45,000人収容の可動屋根付きスタジアム。ピッチまでの距離が近く、臨場感があります。
駅から徒歩15分とアクセスもそこそこ。E-1選手権などでも使用。屋根を閉めれば雨天も安心。こちらも比較的キャパが小さいので、人気カードはプラチナ化しやすいです。

以上、サッカー日本代表戦のチケット入手方法について、公式ルートから当選のコツ、現地観戦のポイントまで総合的に解説しました。
初めは難しく感じるかもしれませんが、手順を踏めば決してハードルは高くありません。むしろ代表戦は日本中のサポーターが一体となって応援できる貴重な場です。その感動をぜひスタジアムで味わってください。
チケットを入手し、現地でサムライブルーを応援するあなた自身が、日本代表を後押しする「第12の選手」です。健闘を祈ります!安全に気をつけて、最高の観戦を楽しんでください。