ルヴァンカップで優勝すると?賞金1.5億円・ACL出場権はなし【2026/27】

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こんな疑問を持つ方へ
  • ルヴァンカップで優勝すると、賞金はいくらもらえるの?
  • ルヴァンカップで優勝したら、ACLに出られるの?
  • 秋春制になった2026/27シーズンは、大会の仕組みや日程がどう変わったの?

2026/27シーズンのルヴァンカップで優勝すると、賞金1億5千万円と優勝カップが贈られますが、ACL(アジアの大会)の出場権はもらえません。2027/28シーズン以降のACLの出場枠は、J1の上位5クラブと天皇杯の優勝クラブに割り当てられ、ルヴァンカップの枠はないからです。この記事では、Jリーグと日本サッカー協会(JFA)の発表をもとに整理します。

ルヴァンカップで優勝すると得られるもの【2026/27】

賞金 1億5千万円 準優勝は5千万円 記念品 ルヴァンカップ・Jリーグカップ・メダル ACL(アジアの大会)の出場権 なし J1上位と天皇杯の優勝クラブが出場
2026/27シーズンのルヴァンカップで優勝したクラブが得るもの(Jリーグ公式の大会概要とJFA・Jリーグの発表をもとにフットボール戦士が作図)

Jリーグ公式サイトの大会概要によると、2026/27シーズンの優勝クラブには賞金1億5千万円と、ルヴァンカップ、Jリーグカップ、メダルが贈られます。準優勝と、準決勝で敗れた2クラブにも賞金があります。

順位賞金賞金のほかに贈られるもの
優勝1億5千万円ルヴァンカップ、Jリーグカップ、メダル
2位5千万円楯、メダル
3位(準決勝で敗退した2クラブ)1クラブにつき2千万円楯

※Jリーグ公式サイト「大会概要(Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ)」より。2026年9月25日確認。

優勝しても、ACLの出場権やJ1への昇格といった特典は付きません。

ルヴァンカップの優勝賞金は1億5千万円|J1リーグと比べると?

J1リーグ ルヴァンカップ J1 優勝 ルヴァン 優勝 J1 2位 J1 3位 ルヴァン 2位 ルヴァン 3位 3億円 1億5千万円 1億2千万円 6千万円 5千万円 2千万円(1クラブ)
2026/27シーズンの順位ごとの賞金(Jリーグ公式の大会概要をもとにフットボール戦士が作図)

ルヴァンカップの優勝賞金1億5千万円は、J1リーグの優勝賞金3億円のちょうど半分です。J1の2位(1億2千万円)よりは多く、リーグ戦で2位に入るより、ルヴァンカップで優勝するほうが賞金は多くなります。

Jリーグの配分金の発表(2026年7月28日)では、2026/27シーズンの賞金の総額はJ1が4億8千万円、ルヴァンカップが2億4千万円です。

MVPとニューヒーロー賞にも賞金がある

2025年大会では、決勝のMVP賞に賞金100万円、21歳以下の選手が対象のニューヒーロー賞に賞金50万円が贈られました。ニューヒーロー賞は1回戦から準決勝までの活躍で選ばれ、2025年大会は広島の中島洋太朗選手が受賞しました。

ルヴァンカップ優勝でACL出場権はもらえる?2027/28以降の出場枠

J1の1〜3位 ACLエリート本大会(リーグステージ)から J1の4・5位 ACLエリート予選から(負けたらACL2) 天皇杯の優勝 ACL2グループステージから ルヴァンカップの優勝 出場権なし
2027/28シーズン以降のACLの出場枠。前のシーズンのJ1順位と天皇杯の結果で決まる(JFA理事会の決議・2026年8月20日のJリーグ発表をもとにフットボール戦士が作図)

ルヴァンカップで優勝しても、ACLの出場権はもらえません。JFAの理事会は2026年8月、2027/28シーズン以降のACLの出場枠を決めました。J1の1〜3位がACLエリートの本大会、4位と5位がACLエリートの予選、天皇杯の優勝クラブがACL2に出場します。ルヴァンカップの優勝クラブは、この決め方に入っていません。

枠に入るクラブが重なったときは、空いた枠にJ1の下の順位のクラブが繰り上がります。ルヴァンカップの優勝クラブが繰り上がることもありません。

2026/27のACLだけは、ルヴァン王者に「補欠」の枠があった

秋春制へ移る途中の2026/27シーズンは、特別な決め方でした。Jリーグの方針(2026年5月1日)では、2025年のルヴァンカップ優勝クラブ(広島)が、ACL2の出場順の2番目に入っていました。1番目の天皇杯王者(町田)がACLエリートに回ったときだけ、広島がACL2に出られる仕組みです。

実際には、百年構想リーグで優勝したのは神戸で、町田はそのままACL2に出場しました。そのため広島の出場はありませんでした。2026/27シーズンに日本から出場するのは、次の6クラブです。

大会・枠クラブ出場の理由
ACLエリート(本大会から)鹿島アントラーズ2025年のJ1優勝
ACLエリート(本大会から)ヴィッセル神戸J1百年構想リーグ優勝
ACLエリート(本大会から)柏レイソル2025年のJ1準優勝
ACLエリート(予選から)京都サンガF.C.2025年のJ1で3位
ACLエリート(予選から)ガンバ大阪ACL2 2025/26で優勝
ACL2FC町田ゼルビア第105回天皇杯で優勝

※JFA「AFCチャンピオンズリーグElite および AFCチャンピオンズリーグTwo 2026/27シーズン 出場権獲得クラブ」(2026年6月7日)より。

ACLに出ると、Jリーグからの支援金もあります。2026/27シーズンは、ACLエリートに出る5クラブに1クラブ1億円、ACL2に出る1クラブに5千万円が配られます。2つの大会の違いは、下の記事で解説しています。

天皇杯との違いは「アジアへの切符」

ルヴァンカップと天皇杯は、どちらも国内三大タイトルに数えられるカップ戦です。大きな違いは、天皇杯の優勝クラブにはACL2の出場権があることです。第106回天皇杯の決勝は2027年1月1日で、その優勝クラブが2027/28シーズンのACL2に出場します。

天皇杯の優勝クラブがJ1で5位以内に入ったときは、J1の順位でACLエリートに出ます。空いたACL2の枠は、J1の下の順位のクラブに回ります。

2026/27ルヴァンカップの大会方式と日程

Jリーグ公式チャンネル「【下剋上】福島がJ2仙台を撃破!」(2026年9月9日公開)。1回戦でJ3の福島がJ2の仙台を破った試合です

2026/27シーズンのルヴァンカップは、J1・J2・J3の全60クラブが参加するノックアウト方式です。全60クラブが参加する形は2024年大会から続いています。大会名は2026/27シーズンから「Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ」に変わりました。1992年の第1回からのリーグカップ戦で、Jリーグによると、これまでに17のクラブが優勝しています。

今大会は、2025年大会まであったプレーオフラウンドがなくなり、「1stラウンド」と「プライムラウンド」の2つのラウンドになりました。ACLに出る6クラブは、4回戦かプライムラウンドから登場します。

ラウンド日程試合の方式
1stラウンド 1回戦2026年9月2日・9日1試合で決着(延長・PK戦あり)
2回戦2026年9月29日同上
3回戦2026年10月14日同上
4回戦2026年10月3日・4日/28日同上
準々決勝2026年11月11日・15日ホーム&アウェイの2試合
準決勝2027年3月24日・28日ホーム&アウェイの2試合
決勝未定中立地で1試合

※Jリーグ公式サイト「大会概要」より(2026年9月25日確認)。4回戦のうち、ACLに出る4クラブどうしの試合は10月3日か4日、それ以外は10月28日です。

1stラウンドは58クラブが6つのグループに分かれて戦い、町田・柏・G大阪・京都は4回戦から登場します。各グループを勝ち上がった6クラブと、鹿島・神戸の計8クラブがプライムラウンドに進みます。

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上は、Jリーグ公式のInstagramが2026年9月28日に、ルヴァンカップ1stラウンド2回戦(9月29日・火曜日)の対戦カードを伝えた投稿です。

1stラウンドは原則として下のリーグのクラブのホームで行われ、動画の福島のように格上を地元で迎え撃てます。決勝の日程と会場は、2026年9月25日時点で未定です。準決勝が2027年3月なので、決勝は2027年に行われます。

テレビでは、フジテレビとスカパー!が全65試合をライブで放送・配信すると、Jリーグが2026年7月に発表しています。

応援クラブのカップ戦を見逃したくない方は、スカパー!の公式サイトで放送予定と料金プランを確認できます。

2025年大会は広島が2度目の優勝|最近の決勝結果

Jリーグ公式チャンネル「【公式】ハイライト:柏レイソルvsサンフレッチェ広島」(2025年11月1日公開)。2025年大会の決勝です

2025年大会の決勝は2025年11月1日に国立競技場で行われ、サンフレッチェ広島が柏レイソルに3-1で勝ちました。広島の優勝は2022年大会以来2度目です。先制点を決めたDF荒木隼人選手がMVPに選ばれました。

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上は、Jリーグ公式のInstagramが2025年11月1日に、2025JリーグYBCルヴァンカップでサンフレッチェ広島が3年ぶり2度目の優勝を果たしたことを伝えた投稿です。

この試合の入場者数は62,466人で、Jリーグによると2025年のJリーグ公式試合で最も多い数でした。最近の決勝の結果は次のとおりです。

大会優勝決勝のスコア入場者数
2021年名古屋グランパス名古屋 2-0 C大阪17,933人
2022年サンフレッチェ広島C大阪 1-2 広島39,608人
2023年アビスパ福岡福岡 2-1 浦和61,683人
2024年名古屋グランパス名古屋 3-3 新潟(PK5-4)62,517人
2025年サンフレッチェ広島柏 1-3 広島62,466人

※ヤマザキビスケット「ルヴァンカップの33年」、Jリーグ公式サイトの試合結果より。2021年は埼玉スタジアム2002、2022年以降は国立競技場で開催。

データで見る:「ルヴァンカップ ACL」はどれくらい調べられている?

「ルヴァンカップ 優勝すると・したら」 「ルヴァンカップ いらない」 「ルヴァンカップ ACL」など 「ルヴァンカップ 優勝 メリット」 表示8,012回 表示1,620回・クリック137回 表示831回・クリック332回 表示92回・クリック24回 クリック691回
フットボール戦士の記事がGoogleの検索結果に表示された回数とクリックされた回数(2026年9月までの16か月)。似た言い回しの検索語をまとめて集計(Google Search Consoleの記録をもとにフットボール戦士が集計・作図)

フットボール戦士の記事がGoogleの検索結果に表示された回数を、2026年9月までの16か月分集計しました。「ルヴァンカップ 優勝すると」「優勝したら」など、優勝で何が起きるかを調べる言葉は、合わせて8,012回表示されています。

ACLについて調べる言葉は831回と少ないものの、クリックは332回で、表示されたうちの約4割が記事を開いています。「ルヴァンカップ acl出場権」だけでは、表示306回に対してクリックが182回でした。

※表示回数は、検索された回数だけでなく、記事の掲載順位によっても変わります。

日本語版Wikipediaの「Jリーグカップ」の記事の閲覧数も、フットボール戦士が毎日集計しています。これまでで最も見られた3日は、2016年10月15日(22,012回)、2024年11月2日(19,999回)、2019年10月26日(18,565回)で、いずれも決勝が行われた日でした。

フットボール戦士が毎日集計している「サッカー選手 日本での注目度ランキング」のデータです(日本語版Wikipediaの閲覧数)。

2025年の合計は98,953回、2026年は9月23日までで45,035回です。2026年は、ルヴァンカップの決勝が1度もない年になります。大会の必要性をめぐる議論は、下の記事で整理しています。

よくある質問

Q1. ルヴァンカップの優勝賞金はいくらですか?

A. 2026/27シーズンは1億5千万円です。2位は5千万円、準決勝で敗れた2クラブには1クラブにつき2千万円が贈られます。

Q2. ルヴァンカップで優勝するとACLに出られますか?

A. 出られません。2027/28シーズン以降のACLの出場枠は、J1の1〜5位と天皇杯の優勝クラブに割り当てられ、ルヴァンカップの枠はありません。

Q3. 2025年のルヴァンカップはどこが優勝しましたか?

A. サンフレッチェ広島です。2025年11月1日の決勝で柏レイソルに3-1で勝ち、2022年以来2度目の優勝を果たしました。

Q4. 2026/27シーズンのルヴァンカップの決勝はいつですか?

A. 2026年9月25日時点で、日程と会場は発表されていません。準決勝が2027年3月24日と28日なので、決勝はそのあとの2027年に行われます。

Q5. J2やJ3のクラブも優勝できますか?

A. できます。J1・J2・J3の全60クラブが同じトーナメントで戦います。

まとめ:ルヴァンカップ優勝は賞金1.5億円、ACL出場権はなし

  • 2026/27シーズンの優勝賞金は1億5千万円で、ルヴァンカップ・Jリーグカップ・メダルが贈られる
  • 優勝賞金は、J1優勝の3億円の半分で、J1の2位の1億2千万円より多い
  • 2027/28シーズン以降、ACLに出られるのはJ1の1〜5位と天皇杯の優勝クラブで、ルヴァン王者の枠はない
  • 2026/27の大会は2ラウンド制になり、準決勝は2027年3月、決勝の日程は未定
  • 2025年大会はサンフレッチェ広島が柏を3-1で破り、2度目の優勝

ルヴァンカップの優勝は、アジアへの切符にはつながりません。それでも、J1の2位より多い賞金と、国内三大タイトルの1つを手にできる大会です。秋春制で初めての大会は、2027年の決勝まで続きます。

※この記事の情報は2026年9月25日時点のものです。出典:Jリーグ公式サイト「大会概要」(ルヴァンカップ・J1)、「2026/27シーズンAFCクラブ競技会の出場枠について」(2026年5月1日)、「2027/28シーズン以降のクラブノミネーション方法が決定」(2026年8月20日)、「Distributions for the 2026/27 Season」(2026年7月28日)、JFA「2026/27シーズン 出場権獲得クラブ」(2026年6月7日)、ヤマザキビスケット「ルヴァンカップの33年」。