- ワールドカップの観戦ツアーの費用はいくら?2026年大会は実際いくらだった?
- ツアー代金のほかに、どんなお金がかかる?
- 次の2030年大会を現地で見るには、いくら用意すればいい?
2026年ワールドカップの日本代表観戦ツアーは、1試合で約65万〜105万円、グループステージ3試合で約222万〜228万円でした(2名1室の1人分・チケット込み)。燃油サーチャージや空港税などは、この代金とは別にかかりました。2030年大会の観戦費用は、チケットもツアーも2026年9月24日時点で未発表です。この記事では、2026年大会の実際のツアー代金を記録として残し、2030年大会について出典のある数字だけを整理します。
2026年大会の日本代表観戦ツアーは1試合65万円から
日本からの観戦ツアーの一例として、スポーツ観戦ツアーを扱うセリエの「日本代表観戦コース」を見てみます。1試合のコースは2〜3泊で約65万〜105万円、グループステージ3試合を全部見る13泊のコースは約222万〜228万円でした。
代金には、エコノミー席の往復航空券、ホテル、観戦チケット(カテゴリー3か4)、現地の送迎が含まれます。添乗員は付かず、現地の日本語アシスタントが空港やスタジアムへの移動を手伝う形でした。
値段の差は、主に日程と飛行機で生まれていました。最も安い約65万円のコースは、ドバイ経由でヒューストンに入る2泊6日です。同じ1試合でも、羽田発の経由便は約105万円でした。販売の途中で値上げされたコースもあり、2026年5月には日本戦3試合のカテゴリー3・4が売り切れて、カテゴリー2以上でしか手配できなくなっていました。
チケットが付かないツアーもありました。J WORLD SPORTSのオランダ戦のツアーは、羽田発の2泊5日で64.8万円です。これに空港税や燃油サーチャージなどの約7.6万円が加わり、観戦チケットは自分で用意する形でした。
この投稿をInstagramで見る
上は日本サッカー協会(JFA)公式のInstagramで、日本の初戦、2026年6月14日(現地)のオランダ戦が2-2の引き分けに終わったことを伝えた投稿です。
ツアー代金のほかにかかったお金
TBS CROSS DIG with Bloomberg「高すぎるワールドカップ」(2026年6月12日公開)。開幕前の北中米大会の費用の問題を取り上げた経済ニュースです
ツアーの値段は「2名1室の1人分」で書かれていることがほとんどです。一人で参加すると、1人部屋の追加代金がかかりました。
| かかったお金 | 2026年大会の例 |
|---|---|
| 1人部屋の追加 | セリエのオランダ戦1試合コース(3泊5日)で15万円、3試合コースで66万円。J WORLD SPORTSで7.8万円 |
| 燃油サーチャージ・空港税など | J WORLD SPORTSのツアーで75,970円(2026年4月10日時点) |
| アメリカの電子渡航認証(ESTA) | 代金に含まれず、自分で申請 |
| 現地での食事など | セリエは朝食付き、J WORLD SPORTSは食事なし |
※セリエとJ WORLD SPORTSの公式サイトの募集要項をもとに作成。
燃油サーチャージは航空券を発券するときに決まり、為替でも変わります。そのため、申し込みの時点では金額が確定しないとセリエは案内していました。チケットの値段そのものは、2026年大会のチケットの記事にまとめています。
2030年大会の観戦費用は未発表:今わかっていること
2030年大会の観戦費用は、まだ決まっていません。FIFAはチケットの販売時期を「追って発表する」としていて、日本の旅行会社のツアー代金も、この記事で調べた範囲では出ていません。ここでは、費用を考える材料になる数字だけを挙げます。
航空券で分かっているのは、直行便の数です。2026年時点で日本とスペインを結ぶ直行便は、イベリア航空の成田〜マドリード線だけです。2026年は週3往復で、8月から10月は週4往復に増やしていました。
ホテルは、スペイン国家統計局の数字が目安になります。2026年6月のホテル1室1泊あたりの平均は137.1ユーロ(約2.5万円)、7月は156.9ユーロ(約2.8万円)でした。これはW杯のない年の平均なので、大会中の値段はこれと同じとは限りません。
日程は、6月8日に南米で記念試合、6月13・14日にヨーロッパとアフリカで開幕、7月21日に決勝の予定です。南米の記念試合とヨーロッパ・アフリカの試合を両方見るなら、大陸をまたぐ移動の費用もかかります。
データで見る:2030年大会はもう調べられ始めている
「2030 FIFAワールドカップ」が日本で調べられた量の推移(日本語版Wikipediaの閲覧数・1日平均を月ごとに集計。出典: Wikimedia Pageviews API/フットボール戦士が集計)
日本語版Wikipediaの「2030 FIFAワールドカップ」の閲覧数を、フットボール戦士が月ごとに集計しました。2026年は9月23日までで331,181回で、2025年1年間の109,004回の約3倍です。
最も見られた日は2026年6月30日の32,271回でした。2026年大会の期間中の1日平均は6,227回で、大会前90日の15.8倍です。次の大会の情報は、今の大会の最中に調べられていることが分かります。
データで見る:「ワールドカップ観戦費用」の検索は大会の半年前がピーク
この記事がGoogleの検索結果に表示された回数を、月ごとに集計しました。最も多かったのは組み合わせ抽選があった2025年12月の15,151回で、大会中の2026年6月は8,149回でした。大会が終わった2026年8月は174回まで減っています。
観戦費用は、チケットの値段より早い時期から調べられていました。クリックが最も多かったのは、大会のちょうど1年前の2025年6月です。検索された言葉では「ワールドカップ観戦ツアー 費用」が3,402回と最も多く表示されていました。
※表示回数は、検索された回数だけでなく、記事の掲載順位によっても変わります。
よくある質問
A. セリエの日本代表観戦コースでは、1試合が約65万〜105万円、3試合が約222万〜228万円でした。2名1室の1人分でチケット込み、燃油サーチャージなどは別です。
A. 燃油サーチャージや空港税などが、あるツアーでは75,970円でした。一人参加なら1人部屋の追加代金もかかりました。
A. 2026年9月24日時点では分かりません。チケットの値段もツアー代金も発表されていないためです。
A. 旅行会社のアムネットは、2030年も観戦ツアーを発売する予定だと公式サイトで告知しています。時期や値段はまだ出ていません。
A. スペイン国家統計局によると、2026年7月のホテル1室1泊あたりの平均は156.9ユーロ(約2.8万円)でした。W杯のない年の平均です。
まとめ:ワールドカップ観戦費用は2026年が1試合65万円から、2030年は未発表
- 2026年大会の日本代表観戦ツアーは、1試合約65万〜105万円(2名1室の1人分・チケット込み)
- グループステージ3試合のツアーは約222万〜228万円、ラウンド32まで含めると約343万円から
- 燃油サーチャージや1人部屋の追加代金は、ツアー代金とは別にかかった
- 2030年大会の費用は未発表。スペインのホテルは平時で1室1泊2.5万〜2.8万円ほど
- 観戦費用の検索は、大会の1年前から半年前に最も多かった
2030年大会の費用が分かるのは、チケットの販売とツアーの発表が始まってからです。2026年大会では、観戦費用は大会の1年前から調べられていました。試合が日本時間で何時になるかは、下の記事にまとめています。
※この記事の情報は2026年9月24日時点のものです。出典:セリエフットボールネット「FIFAワールドカップ2026観戦ツアー」(2026年5月7日時点の案内)、J WORLD SPORTS「グループステージ1戦目 オランダv日本」、アムネット「2026ワールドカップ観戦ツアー」、FIFA公式サイト(2030年大会ページ・「FIFA World Cup 2030: Everything you need to know」)、TRAICY(2026年6月7日)、スペイン国家統計局(INE)「Coyuntura Turística Hotelera」2026年6月・7月、日本語版Wikipediaの閲覧数(Wikimedia Pageviews API)。円換算は1ユーロ=約180円。
フットボール戦士 
