- 女子サッカーのFIFAランキングの最新版は?1位はどこ?
- なでしこジャパンは今何位?歴代最高は何位だった?
- 次の発表はいつ?順位はW杯の組み合わせに関係する?
2026年10月20日に発表された女子のFIFAランキングで、なでしこジャパンは世界5位です。アジアの国では1位で、世界1位はスペインでした。
この記事では、最新の上位10か国とアジア勢の順位、なでしこが2026年に5位まで上がった理由、2003年からの順位の推移と歴代最高の3位をまとめます。次の発表は2026年12月7日で、その4日後には女子W杯の組み合わせ抽選会があります。
女子FIFAランキング最新版(2026年10月20日発表):1位スペイン、日本は5位
最新の女子FIFAランキングは、2026年10月20日にFIFAが発表したものです。1位のスペインは2121.50点で、2位のアメリカに79.12点の差をつけました。
日本は1994.43点で5位です。前回6月16日の発表から順位は変わっていません。上位10か国では、デンマークが12位から10位に上がり、2010年8月以来のトップ10入りをしました。1〜9位の国は前回と同じ順位です。
女子のランキングで1位になったことがあるのは、アメリカ・ドイツ・スウェーデン・スペインの4か国だけです。スペインは2023年12月に初めて1位になりました。日本はまだ1位になったことがありません。
アジア勢の順位:日本の次は北朝鮮の12位
| アジアでの順位 | 国・地域 | 世界の順位 |
|---|---|---|
| 1 | 日本 | 5位 |
| 2 | 北朝鮮 | 12位 |
| 3 | オーストラリア | 15位 |
| 4 | 韓国 | 17位 |
| 5 | 中国 | 18位 |
| 6 | ベトナム | 37位 |
| 7 | チャイニーズ・タイペイ | 38位 |
| 8 | フィリピン | 39位 |
※2026年10月20日発表。オーストラリアはアジアサッカー連盟(AFC)に加盟しているのでアジアに数えています。
アジアでは日本が1位で、北朝鮮が12位で続きます。今回は北朝鮮が1つ順位を下げ、韓国が中国を抜いて17位になりました。男子のランキングと比べると、女子の日本は世界でもトップクラスの位置にいます。
なでしこは2026年4月に8位から5位へ:アジアカップ全勝優勝が理由
DAZN Japan「なでしこジャパンが2大会ぶり優勝|日本×オーストラリア|決勝ハイライト」(2026年3月公開)。決勝は浜野まいか選手のゴールで1-0。
なでしこジャパンは、2025年の終わりには8位でした。5位に上がったのは2026年4月21日の発表です。5位に戻ったのは2025年3月以来でした。
理由は2つあります。1つは、2026年3月のAFC女子アジアカップ(オーストラリア開催)で6試合すべてに勝って優勝したこと。決勝では開催国オーストラリアに1-0で勝ちました。もう1つは、そのあとに戦った世界2位のアメリカとの3連戦(1勝2敗)です。順位が上がったのは、この2つの影響だと報じられています。
10月はアジア大会で3連覇、ドイツには1-2で負けて5位を維持
6月16日の発表も5位のままでした。10月20日の発表までには、9〜10月に愛知・名古屋で開かれたアジア競技大会と、欧州遠征の2試合がありました。
| 試合 | 結果 |
|---|---|
| アジア大会 準決勝 韓国戦 | 2-0で勝ち |
| アジア大会 決勝 北朝鮮戦 | 2-2(PK戦5-3で優勝・3連覇) |
| 親善試合 ハイチ戦 | 5-1で勝ち |
| 親善試合 ドイツ戦(10月13日・ブレーメン) | 1-2で負け |
アジア大会で優勝したのに、点数は前回の1998.83点から4.40点減って1994.43点になりました。報道では、ドイツ戦の負けで点を落としたと伝えられています。それでも5位は変わりませんでした。
優勝しても点が減るのはなぜ?女子ランキングの点数の決まり方
| 試合の種類 | 点数の動きやすさ(親善試合=1) |
|---|---|
| 女子W杯の本大会 | 4倍 |
| 女子W杯の予選 | 3倍 |
| 上位10か国どうしの親善試合 | 2倍 |
| そのほかの親善試合 | 1倍 |
※FIFAの女子ランキングの算出方法の説明をもとに作成。
女子のFIFAランキングは、試合ごとに「予想された結果」と「実際の結果」を比べて点数を増やしたり減らしたりする仕組みです。強い相手に勝つと大きく増え、格下に勝っても増える点は小さくなります。
大事な大会の試合ほど点数が大きく動きます。また、ホームで戦うチームは有利な分を差し引いて計算されます。FIFAの説明では、1971年の最初の女子の国際試合からすべての試合を計算に入れています。
なでしこは格下の相手に勝っても大きくは増えず、ドイツ(3位)に負けた分で点が減った、という形です。ドイツ戦は上位10か国どうしの親善試合なので、ふつうの親善試合の2倍の重みで計算されます。男子のランキングの決め方とは試合の重みの付け方などが違うので、女子の数字は女子どうしで比べるようにしましょう。
なでしこの歴代最高は3位:2003年からの順位の推移
女子のFIFAランキングは2003年7月に始まりました。最初の日本は14位で、これが歴代最低の順位です。そこから少しずつ上がり、2009年には6位、2010年には5位になりました。
歴代最高は3位です。2011年の女子W杯ドイツ大会で優勝したあと、2011年12月の発表で3位になり、2014年まで3位を保ちました。2012年のロンドン五輪では銀メダルを取っています。
その後は順位を下げ、2018年3月には11位になりました。トップ10から外れたのは2007年12月以来、約10年ぶりでした。2021〜2022年には13位まで下がり、2022年8月の発表で11位に戻っています。2023年の女子W杯のあとに8位、2025年3月に一度5位になり、2026年4月からは5位が続いています。
女子W杯の成績と、その年の年末の順位
| 女子W杯 | なでしこの成績 | その年の最後の順位 |
|---|---|---|
| 2003年 アメリカ大会 | グループリーグ敗退 | 14位 |
| 2007年 中国大会 | グループリーグ敗退 | 11位 |
| 2011年 ドイツ大会 | 優勝 | 3位 |
| 2015年 カナダ大会 | 準優勝 | 4位 |
| 2019年 フランス大会 | ベスト16 | 10位 |
| 2023年 オーストラリア・ニュージーランド大会 | ベスト8 | 8位 |
※成績はフットボール戦士のW杯データベース(Fjelstul World Cup Database・CC BY-SA 4.0、2023年大会は報道)による。
表を見ると、W杯で勝ち上がった年ほど順位も上にあります。W杯の本大会は親善試合の4倍の重みで点数が動くため、大きな大会の結果が順位に表れやすいのです。2027年のブラジル大会は、今の5位からさらに上を目指せるかどうかの大会になります。
次の発表は2026年12月7日:ブラジル戦とW杯の組み合わせ抽選
次の女子FIFAランキングは、2026年12月7日に発表される予定です。2026年の発表は4月21日・6月16日・10月20日で、12月が今年最後になります。
その前に、なでしこジャパンは世界7位のブラジルと2試合を戦います。11月29日に広島のエディオンピースウイング広島、12月5日に岡山のJFE晴れの国スタジアムです。FIFAの女子の国際試合の期間は11月24日〜12月5日なので、この2試合の結果は12月7日の発表に入る見込みです。
12月11日には、ブラジルのリオデジャネイロで2027年女子W杯の組み合わせ抽選会が開かれます。32チームを4チームずつ8つのグループに分ける抽選です。前回2023年大会では、抽選直前の女子FIFAランキングをもとにポット(くじを引く組)が分けられ、当時11位前後だった日本は第2ポットでした。
今回も同じようにランキングでポットを分けるなら、5位の日本は強豪と同じ組に入りにくい第1ポットに入る可能性が高くなります。正式な分け方はFIFAが発表する抽選の要項で確かめてください。
よくある質問
A. 2026年10月20日発表で5位(1994.43点)です。アジアの国の中では1位です。
A. 男子は女子とは別のランキングで、2026年10月7日発表では17位です。点数の計算方法も違うので、男女の順位をそのまま比べることはできません。
A. ランキングが始まった2003年7月の14位で、2004年の初めまで14位でした。その後で一番低かったのは2021〜2022年の13位です。
A. 年に数回です。2026年は4月21日・6月16日・10月20日に発表され、次は12月7日の予定です。
A. アメリカ・ドイツ・スウェーデン・スペインの4か国です。2026年10月時点の1位はスペインです。
まとめ:なでしこは世界5位、歴代最高は2011〜2014年の3位
- 2026年10月20日発表の女子FIFAランキングで、なでしこジャパンは5位(1994.43点)、アジアでは1位
- 1位はスペイン(2121.50点)、2位アメリカ、3位ドイツ、4位イングランド
- 2026年4月に8位から5位へ。AFC女子アジアカップの全勝優勝とアメリカ戦の1勝が理由
- 歴代最高は3位(2011年12月〜2014年)、最低は2003年の14位
- 次の発表は12月7日。11月29日・12月5日のブラジル戦の結果が入り、12月11日にはW杯の組み合わせ抽選会
なでしこジャパンが3位以内に入ったのは、W杯で優勝した2011年からの時期だけです。今の5位は、それ以来の高い位置です。12月のブラジル2連戦と次の発表で、W杯の前にどこまで順位を上げられるかに注目しましょう。
※この記事の情報は2026年10月28日時点のものです。順位・点数はFIFAの2026年10月20日の発表と報道にもとづきます。最新の順位はFIFA公式サイトで確認してください。
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