2026年ワールドカップ北中米は日本時間何時キックオフ?日本との時差は?

2026年のFIFAワールドカップ(W杯)は、日本のサッカーファンにとっても見逃せない一大イベントです。

本大会は2026年6月に開幕し、7月に決勝が行われます。開催国は北中米のアメリカ・カナダ・メキシコの3か国共催 で、史上初めて3か国での開催となります​。

大会は北半球の夏季(6~7月)に開催されるため、日本との時差の影響で試合観戦時間がこれまでの大会以上に変則的になります。

今回は2026年ワールドカップ本大会のスケジュール、日本時間でのキックオフ時刻、開催地と日本との時差、全試合の視聴方法まで、気になる情報をまるごと網羅して分かりやすく解説します。​

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ワールドカップ2026 本大会の日程

試合ラウンド現地日程日本時間の日程試合数備考・特徴
グループステージ6月11日(木)~6月27日(土)6月12日(金)~6月28日(日)72試合全48チームが4チームずつ12グループで総当たり戦
ラウンド32 (ベスト32)6月28日(日)~7月3日(金)6月29日(月)~7月4日(土)16試合各組上位2位(24チーム)+上位3位8チームの計32チーム
ラウンド16 (ベスト16)7月4日(土)~7月7日(火)7月5日(日)~7月8日(水)8試合ノックアウト方式(一発勝負)
準々決勝(ベスト8)7月9日(木)~7月11日(土)7月10日(金)~7月12日(日)4試合ベスト4進出をかけた戦い
準決勝(ベスト4)7月14日(火)~7月15日(水)7月15日(水)~7月16日(木)2試合決勝進出をかけた対戦
3位決定戦7月18日(土)7月19日(日)未明~早朝1試合準決勝の敗者同士の対戦
決勝7月19日(日)7月20日(月) 朝~午前中1試合優勝チームを決める最終決戦

ワールドカップ2026本大会は現地時間で2026年6月11日(木)に開幕し、7月19日(日)に決勝戦が行われます。

開催期間は約5週間に及び、従来の大会(4週間程度)より長くなっています。

日本時間では、開幕戦は6月12日(金)の朝~午前中、決勝は7月20日(月)の朝にあたる予定です。

グループステージ

現地6月11日~27日(日本時間6月12日~28日)​全48チームが12グループに分かれて総当たり戦(各チーム3試合ずつ)を行います。

開幕戦は6月11日にメキシコ・メキシコシティのエスタディオ・アステカで開催され、開催国のメキシコ代表が出場予定です​。

また翌6月12日にはカナダ代表の開幕戦(トロント)とアメリカ代表の開幕戦(ロサンゼルス)も行われ、3か国それぞれでキックオフイベントが実施されます。

グループステージの試合は現地では主に昼~夜(午後以降)に行われ、日本では翌日未明~午前中にライブ観戦する形になります。

決勝戦

メットライフ・スタジアム

決勝戦の会場となるのは、アメリカ・ニューヨーク近郊のメットライフ・スタジアム(米ニュージャージー州イーストラザフォード)です。

約8万人収容の巨大スタジアムで、NFLのニューヨーク・ジャイアンツなどが本拠地とする会場としても知られます。

7月19日夜(現地時間)に行われる決勝戦は、日本時間では7月20日(月)の朝から午前中にかけての時間帯となる見込みです。

平日朝の開催となりますが、サッカーファンなら早起きしてでも見届けたい瞬間ですね。大会期間中は連日熱戦が続きますので、日本にいながら時差を乗り越えて応援しましょう。

アメリカ・カナダ・メキシコと日本の時差は?

ワールドカップ2026は広大な北米大陸の各都市で開催されるため、日本との時差を理解しておくことが重要です。

開催国であるアメリカ・カナダ・メキシコには複数の時間帯が存在し、特にアメリカは東海岸と西海岸で大きく時差があります。

以下に主な開催都市の現地時間と日本時間(JST)の差をまとめます。

地域開催都市の例時差
(日本との時間差)
日本時間の例
(現地夜8時キックオフの場合)
アメリカ東部時間
(米東部・カナダ東部)
・ニューヨーク
・ボストン
・マイアミ
・フィラデルフィア
・トロント
-13時間
(日本が13時間進んでいる)
翌日午前9時
アメリカ中部時間
(米中部・メキシコ中部)
・ダラス
・ヒューストン
・カンザスシティ
・メキシコシティ
・モンテレイ
・グアダラハラ
-14時間
(日本が14時間進んでいる)
翌日午前10時
アメリカ太平洋時間
(米西部・カナダ西部)
・ロサンゼルス
・サンフランシスコ(サンノゼ)
・シアトル
・バンクーバー
-16時間
(日本が16時間進んでいる)
翌日正午(昼12時)

上記の通り、日本と北中米(夏時間適用時)との時差はおおよそ13~16時間です。

これはつまり、「北米で行われる試合は日本では翌日になる」と理解しておきましょう。

例えば、ニューヨークで夜7時にキックオフする試合は日本時間だと翌朝8時、ロサンゼルスで夜7時開始なら日本では翌日の昼12時にあたります。

逆に現地が午後昼間の試合(例えば現地13時開始)の場合、日本では深夜~明け方となります。

  • 【例】6月13日ニューヨークで19時キックオフ⇒日本時間6月14日朝8時キックオフ
  • 【例】6月13日ロサンゼルスで13時キックオフ⇒日本時間6月14日午前5時キックオフ

特に日本代表戦などリアルタイムで視聴したい試合がある場合は、この時差計算が重要です。

幸い、日本と開催地の時差はきれいに「半日程度のズレ」となるため、日付さえ間違えなければ把握は難しくありません。

現地日付+1日、時刻+○時間=日本時間という形で調整してください(東部+13時間、中部+14時間、西部+16時間)。大会期間中は試合スケジュールと日本時間換算表を手元に用意しておくと便利でしょう。

また、開催都市ごとの細かな時差も頭に入れておくとベターです。カナダのバンクーバーは西部時間、トロントは東部時間、メキシコの開催都市3か所(メキシコシティ、グアダラハラ、モンテレイ)はいずれも米中部時間に近いタイムゾーンです​。

このように東西に広がった大会となるため、日本のファンは早朝や午前中にテレビ観戦する日が増えることになります。寝不足にならないよう、上手に生活リズムを調整して大会を楽しみましょう。

2026ワールドカップのテレビ放送・配信サービス予定は?

ワールドカップ2026本大会の全試合を日本で視聴するにはどうすればよいでしょうか。

実は2025年時点でまだ日本国内の放映権契約は最終決定していません。しかし、前回大会の例からある程度予想が可能です。

前回のカタールW杯2022では、日本ではABEMA(アベマ)が全64試合を無料ライブ配信し、大きな話題となりました​。

ABEMAはインターネットテレビとして史上初めてW杯全試合をカバーし、日本中のファンがスマホやPCでライブ視聴を楽しみました​。

一方、従来からのテレビ中継はNHKと民放(テレビ朝日・フジテレビ)が一部の試合を分担放送し、日本戦や注目カードは地上波でも視聴できる体制でした。

具体的には、NHKが21試合、テレビ朝日が10試合、フジテレビが10試合を生中継し、これ以外の試合は地上波では放送なしという形です。

このように地上波は主要試合のみを厳選放送し、全試合はABEMAでカバーというハイブリッドな放送体制でした。

2026年大会でも同様の方式がとられる可能性が高いです。現時点では放送権の入札が進行中と報じられており​、恐らくNHK・民放(おそらくテレビ朝日やフジテレビなど)・ABEMAといった複数メディアによる分担がなされるでしょう。

日本代表戦や決勝などビッグマッチはNHKや民放ゴールデンで生中継される見込みで、その他の試合はストリーミング配信でフォローする形です。

ABEMAが再び全試合配信を実現するか、あるいは別の配信プラットフォーム(例えばDAZNやFIFA公式の有料配信など)が登場するかは今後の発表待ちですが、「ネット配信で全試合視聴」という流れ自体は2026年大会でも継続すると考えられます。

地上波放送は限定的になる可能性が高い

視聴者として押さえておきたいポイントは、試合開始時刻が日本の深夜~午前になるケースが多いことです。

地上波放送は視聴率の関係上、日本時間の夜~深夜帯(例えば早朝4時開始の試合などは放送しにくい)に限定されるかもしれません。

そのため、真夜中や早朝に行われる試合は配信サービスで視聴というスタイルになりそうです。

幸い、昨今は録画や見逃し配信も充実していますので、リアルタイムで見られない場合も後追いでハイライトや再放送を楽しめます。各試合のテレビ放送予定や配信スケジュールは大会直前に公式発表されるので、最新情報をチェックして視聴プランを立てましょう。

日本代表戦はおそらく全試合生中継・生配信されます。

W杯本大会ともなればNHKや民放が必ず日本戦を放送するので見逃す心配はありません。問題は他国同士の試合ですが、こちらも上記のように何らかの形で視聴可能です。

例えばヨーロッパの強豪国同士の対戦や決勝トーナメントの試合は深夜でもNHK-BSや民放深夜枠で放送される可能性がありますし、配信なら時間帯を問わず提供されるでしょう。

「全試合視聴」はもはや夢ではなく現実のものとなっていますので、自分の応援したいカードを見逃さないよう、日本時間でのタイムテーブルと放送・配信予定をしっかり確認しておきましょう。

2026ワールドカップの時差に関するみんなの意見・口コミ

まとめ

以上、ワールドカップ2026を日本時間で楽しむためのポイントを総ざらいしてきました。

北中米との時差、視聴方法などイメージは掴めましたでしょうか?日本と開催地の時差は大きいものの、その分早朝から世界最高峰の試合が見られるという贅沢な体験が待っています。

日本代表は順調に予選を突破し、本大会でも活躍が期待されます。48か国という新たな舞台で、日本がどんな戦いを見せてくれるのか今から楽しみですね。

テレビや配信を駆使して、日本時間に合わせてしっかり応援しましょう。この記事を参考に観戦計画をぜひ立ててみてください。歴史的大会となるワールドカップ2026を、日本から熱く盛り上げましょう!