日本のFIFAランキング歴代最高は9位!なぜ1998年?最新17位と推移

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こんな疑問を持つ方へ
  • サッカー日本代表のFIFAランキングは今何位?歴代最高は何位?
  • 9位になったのはいつ?なぜそこまで上がった?その頃のメンバーは?
  • 日本のFIFAランキングの推移と、いちばん低かった順位を知りたい

日本代表のFIFAランキングの歴代最高は9位です。1998年2月と3月の発表で記録しました。最新の2026年10月7日発表では17位で、アジアの国では最上位です。

ただし、9位は今とは違う計算方法で出た順位です。当時は試合数が多いほど順位が上がりやすく、W杯予選を戦い抜いた日本はその分ポイントを積み上げていました。この記事では、FIFA公式サイトに残る1992年からの記録をもとに、9位の時期と理由、その頃のメンバー、年ごとの推移と最低順位をまとめます。

日本のFIFAランキングは今何位?最新は17位(2026年10月7日発表)

日本のFIFAランキング(2026年の発表)最新は17位。W杯のあとも順位を保った1月19日発表19位4月1日発表18位6月11日発表18位7月20日発表17位10月7日発表17位次の発表は2026年11月18日の予定アジアでは1位(2位イラン23位・3位オーストラリア26位)FIFA公式サイト・各社の報道をもとに作図
日本のFIFAランキング(2026年)(FIFA公式サイトと各社の報道をもとにフットボール戦士が作図)

FIFAが2026年10月7日に発表した男子のFIFAランキングで、日本は17位でした。前回の7月20日発表と同じ順位で、ポイントは1684.75です(フットボールチャンネル、サッカーキング)。アジアの国では1位で、2位のイランは23位、オーストラリアは26位、韓国は32位でした。

2026年の日本は、1月の19位から4月に18位、W杯のあとの7月に17位へと少しずつ上げています。3月にはアウェーでスコットランドとイングランドに1-0で連勝しました。W杯本大会はグループを負けなしで突破し、ラウンド32でブラジルに1-2で敗れています。9〜10月の4試合はウルグアイ(3-1)、ベネズエラ(2-1)、エクアドル(0-0)、ニュージーランド(2-1)で、負けはありませんでした。

次の発表は2026年11月18日の予定です(FIFA公式サイト)。11月14日のブラジル戦と17日のパラグアイ戦の結果が入る見込みですが、どちらも親善試合なので、1試合で順位が大きく動くことはあまりありません。今のFIFAランキングは、試合ごとに相手の強さと試合の重要度に応じてポイントが増えたり減ったりする方式です(細かい仕組みは別の記事で扱います)。

日本のFIFAランキング歴代最高は9位:1998年2月と3月

日本が9位になった前後の順位1998年2月と3月の発表で9位(上ほど上位)1位10位20位30位20位9位22位30位20位97/1098/298/798/1297年11月 W杯初出場決定 → 98年6月 W杯で3敗FIFA公式サイトの各回の発表から作図(1月・6月は発表なし)
1997〜1998年の日本のFIFAランキング(FIFA公式サイトの各回の発表をもとにフットボール戦士が作図)

日本の歴代最高は、1998年2月18日と3月18日に発表されたFIFAランキングの9位です。FIFA公式サイトの日本のページでも「最高順位9位」と記録されています。当時のランキングは191チームでした。

順位が上がり始めたのは、W杯フランス大会のアジア最終予選の終盤です。1997年10月は20位でしたが、11月16日にイランを破ってW杯初出場を決めると、12月に14位、年が明けて2月に9位まで上がりました。2月15日にはアウェーでオーストラリアに3-0で勝っています。

9位は長く続きませんでした。4月は11位、5月は12位と下がり、W杯本大会でアルゼンチン、クロアチア、ジャマイカに3連敗すると、7月には22位まで落ちています。

今の計算方法になってからの最高は15位

FIFAランキングの計算方法は、1999年1月、2006年7月、2018年8月に変わっています。9位は最初の方式の時代の記録で、方式ごとに分けると最高順位は次のとおりです。

計算方法の時期日本の最高順位記録した発表
1992年12月〜1998年12月9位1998年2月・3月
1999年1月〜2006年6月13位2005年7月
2006年7月〜2018年6月13位2011年4月・6月
2018年8月〜(今の方式)15位2024年10月〜2025年4月

※FIFA公式サイトの各回の発表をもとにフットボール戦士がまとめました。2011年はアジアカップ優勝のあと、2024年はW杯アジア最終予選で首位を走っていた時期です。

今の方式での最高は15位です。2024年10月から2025年4月まで15位が続き、その後は17〜19位あたりにいます。

日本がFIFAランキング9位になったのはなぜ?

9位まで上がった理由1試合がとても多かった1997年は22試合(11勝7分4敗)、うちW杯予選15試合2当時の計算は試合数が多いほど有利過去8年の試合の点を足し上げる方式だった3大事な試合で勝ったW杯予選の最後に3連勝、98年2月はオーストラリアに3-01999年1月の改定で「1年に成績のよい7試合だけ」を数える形になり、試合数の有利はなくなった日本代表の戦績(フットボール戦士の集計)・FIFAの計算方法の変遷から作図
日本が9位まで上がった理由(日本代表の戦績とFIFAの計算方法の変遷をもとにフットボール戦士が作図)

日本が9位まで上がったいちばんの理由は、当時の計算方法にあります。1998年までのFIFAランキングは、勝ち3点・引き分け1点を土台に、過去8年の試合の点を足し上げる方式でした。足し算なので、試合をたくさんしたチームほど点が積み上がりやすい仕組みです(英語版Wikipedia「FIFA Men’s World Ranking」)。

そして1997年の日本は、とても多くの試合をしていました。フットボール戦士の集計では、1997年の日本代表は22試合で11勝7分4敗、そのうち15試合がW杯予選です。1次予選から最終予選、イランとのアジア第3代表決定戦まで、1年で戦い抜いています。前の年の1996年は13試合でした。

当時のやり方には、ほかの国でも「順位がおかしい」という批判がありました。1993年10月にはノルウェーが2位になり、議論になっています。FIFAは1999年1月に計算方法を変え、1年のうち成績のよい7試合だけを数える形にしました。これで試合数が多いことの有利はなくなりました。日本は1999年に7試合で1勝もできず(4分3敗)、2000年2月には62位まで下がっています。

独自のレーティングでは、1998年2月の日本は世界15位

FIFAランキングと独自レーティングの順位同じ時期でも、物差しが違うと順位がずれるFIFA独自レーティング1998年2月9位15位2018年5月60位38位2026年10月17位12位オレンジ=高く出ている側独自レーティング=全国際Aマッチの結果からElo方式で計算(フットボール戦士の集計・各月の値)
FIFAランキングとフットボール戦士レーティングの順位の比較(独自レーティングは全国際Aマッチの結果からElo方式で計算した独自の指標)

FIFAランキングとは別の物差しとして、フットボール戦士レーティング(全国際Aマッチの結果からElo方式で計算した独自の指標)でも同じ時期を見ました。1998年2月の日本は世界15位でした。強かったのは確かですが、9位は当時の計算方法が後押しした順位と言えそうです。

逆に、FIFAランキングが低く出ていた時期もあります。W杯ロシア大会の直前の2018年5月、FIFAランキングは60位でしたが、独自のレーティングでは38位でした。2026年10月はFIFAランキング17位、独自のレーティングでは12位です。同じ日本でも、物差しによって順位は10以上ずれることがあります。各国の独自レーティングはフットボール戦士レーティングのページで見られます。

FIFAランキング9位の頃の日本代表メンバー

9位の頃の日本代表(1997年11月16日 イラン戦)W杯初出場を決めた試合の出場メンバー(監督 岡田武史)GK川口能活DF名良橋晃井原正巳秋田豊相馬直樹MF山口素弘中田英寿名波浩北澤豪FW三浦知良中山雅史途中城彰二呂比須ワグナー岡野雅行得点: 中山雅史・城彰二・岡野雅行(延長のゴールデンゴール)日本語版Wikipediaの試合記録をもとに作図
1997年11月16日のイラン戦の日本代表(試合記録をもとにフットボール戦士が作図)

9位の頃の日本代表は、岡田武史監督のチームです。1997年10月、W杯最終予選の途中で加茂周監督から交代しました。上の図は、W杯初出場を決めた1997年11月16日のイラン戦(マレーシアのジョホールバル)の出場メンバーです。中山雅史と城彰二のゴールで2-2となり、延長戦で岡野雅行がゴールデンゴールを決めて3-2で勝ちました。

岡田監督は最終予選の途中で守備を3バックから4バックに変え、イラン戦では北澤豪をトップ下に置きました。この形で11月の韓国戦・カザフスタン戦・イラン戦に3連勝し、9位の発表の直前の1998年2月15日にもオーストラリアに3-0で勝っています。

1998年6月のW杯本大会の登録22人には、イラン戦に先発した三浦知良と北澤豪は入りませんでした。代わりに当時18歳の小野伸二らが選ばれ、主将は井原正巳が務めています。本大会は3試合で1得点(中山雅史)の3連敗でした。

日本のFIFAランキングの推移(1992年〜2026年)

日本のFIFAランキング 年末の順位棒が短いほど上位(2026年は10月7日発表)1992年66位1993年43位1994年36位1995年31位1996年21位1997年14位1998年★20位1999年57位2000年38位2001年34位2002年★22位2003年29位2004年17位2005年15位2006年★47位2007年34位2008年35位2009年43位2010年★29位2011年19位2012年22位2013年47位2014年★54位2015年53位2016年45位2017年57位2018年★50位2019年28位2020年27位2021年26位2022年★20位2023年17位2024年15位2025年18位2026年★17位★=W杯の年 オレンジ=20位以内計算方法は1999年1月・2006年7月・2018年8月に変わっているFIFA公式サイトの日本の年別の記録から作図
日本のFIFAランキングの年末順位の推移(FIFA公式サイトの記録をもとにフットボール戦士が作図)

年末の順位で見ると、日本のFIFAランキングは大きく上下しています。上の図は、FIFA公式サイトに残る1992年から2026年までの記録です(2026年は10月の発表)。

大きな動きは4つあります。1つ目は1990年代後半で、1997年末に14位まで上がりました。2つ目は2006年で、5月の18位からW杯ドイツ大会のあとの7月に49位まで、31も下げています。グループ敗退に加えて、この月に計算方法が変わった時期です。3つ目は2013〜2018年の低迷で、年末の順位は45〜57位でした。

4つ目が2019年からの上昇です。2018年12月の50位から、アジアカップで準優勝した2019年2月に27位へ、1回で23も上げました。今の方式ではアジアカップのような大会の試合が重く数えられるためです。2022年のW杯カタール大会でドイツとスペインに勝ったあとは20位に入り、それからは15〜20位の間にいます。

日本のFIFAランキング歴代最低は66位(1992年12月)

日本のFIFAランキング 低かった時66位1992年12月最初の発表(163チーム)62位2000年2月1999年に1勝もできなかった61位2018年6月W杯ロシア大会の直前61位から8か月後の2019年2月には27位に回復FIFA公式サイトの各回の発表から作図
日本のFIFAランキングが低かった時期(FIFA公式サイトの各回の発表をもとにフットボール戦士が作図)

日本の歴代最低は、FIFAランキングが初めて発表された1992年12月の66位です(当時は163チーム)。Jリーグが開幕する前の年です。翌1993年には43位まで上げています。

1999年からの方式では、2000年2月の62位が最低です。今に近い時期では、W杯ロシア大会の直前の2018年6月に61位まで下がりました。2017年11月から2018年5月の親善試合で、ブラジル、ベルギー、ウクライナ、ガーナに負けていた時期です。この年は4月に監督が交代し、西野朗監督のもとでW杯に臨みました。

そこからW杯でベスト16に進み、2018年8月に今の計算方法が始まると、順位は上向きます。61位だった日本は、8か月後の2019年2月には27位に戻りました。日本代表の試合ごとの結果は、フットボール戦士の日本代表 戦績データベースで年ごとに見られます。

よくある質問

Q1. サッカー日本代表のFIFAランキングは今何位?

A. 2026年10月7日発表で17位です。アジアの国では1位です。次の発表は2026年11月18日の予定です。

Q2. 日本のFIFAランキングの過去最高はいつ?

A. 1998年2月18日と3月18日に発表された9位です。W杯フランス大会への初出場を決めたあとでした。2018年8月からの今の方式では、2024年10月〜2025年4月の15位が最高です。

Q3. 日本がFIFAランキング9位になったのはなぜ?

A. 当時の計算方法が、試合の点を足し上げる方式で、試合数が多いチームほど有利だったためです。日本は1997年にW杯予選15試合を含む22試合を戦っていました。1999年に計算方法が変わると、順位は下がりました。

Q4. 日本がFIFAランキング4位になったことはある?

A. 男子の日本代表が世界4位になったことはありません(最高は9位)。FIFAの記録を見ると、なでしこジャパン(女子)は2015年末に4位で、女子の最高は3位です。男子でも「アジアの中で4番目」だったことはあり、たとえば2018年6月の61位のときは、オーストラリア・イラン・韓国に次ぐアジア4番手でした。

Q5. 日本のFIFAランキングの最低は何位?

A. 最初の発表の1992年12月の66位です。最近では2018年6月の61位がいちばん低く、W杯ロシア大会の直前でした。

まとめ:日本のFIFAランキング最高は9位、今は17位

  • 最新は2026年10月7日発表の17位で、アジアの国では1位。次の発表は11月18日の予定
  • 歴代最高は1998年2月・3月の9位。今の方式になってからの最高は15位
  • 9位の理由は、試合数が多いほど有利だった当時の計算方法と、1997年の22試合
  • 9位の頃は岡田武史監督のチーム。ジョホールバルでイランに勝ち、W杯初出場を決めた
  • 歴代最低は1992年12月の66位。2018年6月にも61位まで下がった

日本のFIFAランキングは、9位から60位台まで大きく動いてきましたが、2022年からは15〜20位の間で安定しています。今の方式での最高の15位を超えられるかどうかは、2026年11月のブラジル戦・パラグアイ戦や、2027年1月のアジアカップの結果しだいです。

※この記事の情報は2026年10月22日時点のものです。FIFAランキングは発表のたびに変わります。過去の順位はFIFA公式サイトの記録をもとにしています。