2026年サッカーワールドカップのチケット取り方・値段・販売スケジュールまとめ

2026年のFIFAワールドカップは、史上初めてアメリカ・カナダ・メキシコの3か国共催で開催され、出場国も48か国に拡大される記念すべき大会です​。

大会は2026年6月11日に開幕し、7月19日に決勝戦が行われる予定で、合計104試合が16都市で繰り広げられます​。

本記事では、2026年W杯のチケット情報を中心に、チケット購入のスケジュール・方法・種類・価格から、現地観戦のための渡航準備・宿泊手配・安全対策・楽しみ方まで、徹底的に解説します。

2026FIFAワールドカップのチケット販売スケジュール

2026年大会のチケットは2025年の後半から販売開始が見込まれています。FIFAの公式発表によれば、「一般の個別試合チケットは2025年末まで販売開始されない」とされています​。

実際、FIFAは「チケット販売は2025年遅くに開始予定」と述べており、購入希望者は公式サイトで事前登録して最新情報を待つよう呼びかけています​。

具体的な販売フェーズはまだ正式発表されていませんが、過去大会のスケジュールから以下のように予想されています​。

第1フェーズ
抽選販売

大会前年の2025年夏~秋(おそらく8~10月頃)に第1次応募受付が行われます​。ここではまだ出場国や対戦カードは未確定ですが、日時と開催スタジアムが決まっている試合に対し希望チケットを申し込みます​。応募期間中に申し込めば先着順ではなく抽選(ランダム抽選)で当選者が決定します​。特に決勝戦や開幕戦など人気カードはこの段階でも倍率が非常に高く、当選は狭き門です。

第1フェーズ追加販売
先着販売

第1次抽選結果発表後、当選しなかった試合の残席などが先着順で販売される可能性があります​。過去大会では抽選販売後に一部の残余チケットが先着方式で放出された例があります。

第2フェーズ
抽選販売

2025年12月の組み合わせ抽選会後に、第2次の応募受付が開始されます​。この時点で出場国と対戦カードが確定するため、希望の試合やチームを指定して申し込むことができます。例えば「日本代表のグループリーグ○戦」など具体的に応募可能です。加えて、このフェーズでは特定チームの全試合観戦パック(後述)も販売されます。抽選方式で当選者が決まり、その後に同様に先着販売が行われる流れになるでしょう​。

最終フェーズ
直前販売・リセール

大会直前の2026年春(目安として5月頃)から、残ったチケットの最終先着販売と、公式リセール(転売)プラットフォームでのチケット再販売が行われます​。直前期には各国で報道されるほどの高倍率争奪戦が予想されますが、実際には「大会直前や公式リセールで意外と定価入手できる」ケースも多いため、最後まで諦めないことが肝心です​。

以上が一般的な販売スケジュールの見通しです。もちろん今後FIFAから正式な販売日程が発表され次第アップデートされるので、必ずFIFA公式サイトやメール通知をチェックしましょう。

2026FIFAワールドカップのチケットの購入方法

FIFA公式サイト以外からは購入不可です。2026年大会のチケットはFIFA公式のチケット販売ポータル(FIFA.com/tickets)でのみ販売されます​。

したがって、まずはFIFAのサイトでFIFAアカウント(FIFA ID)を作成し、チケット情報の事前登録を行っておく必要があります​。公式ページ上で「興味登録(Register your interest)」を行えば、販売開始時期や応募方法についてメールで最新情報が受け取れます​。

FIFAアカウント登録

FIFA公式サイトにアクセスし、メールアドレスなどでアカウントを作ります。すでに過去大会で作成済みの場合はそのIDを利用できる可能性があります。

チケット申込み(抽選販売の場合)

販売フェーズが「抽選受付」の際は、期間内に希望の試合・席種・枚数を選んで申し込みます。申込期間中であれば先着順ではないので、締切までによく検討して応募しましょう​。

応募後、抽選結果の通知日まで待ち、当選した場合は指定期日までに決済を行います(当選したチケットは全て購入する義務があり、選んで支払うことはできません​)。

チケット購入(先着販売の場合)

販売フェーズが「先着受付」の際は、指定日時にFIFAチケットポータルにログインして購入手続きを行います​。

狙った試合の空席があればその場でクレジットカード決済を完了させ、チケットを確保します。人気カードはアクセスが集中し繋がりにくくなるので、事前にログイン準備をし、可能なら複数試合を並行して狙うと良いでしょう。

2026年大会ではチケットのデジタル化が進む見込みです。前回大会(カタール2022)では公式アプリでのモバイルチケット提供が主体でした。紙のチケット発送は行われない可能性が高いので、スマートフォンが必須になります。端末の準備や現地での通信環境(Wi-FiやSIMカード)も考慮に入れておきましょう。

販売されるチケットの種類

ワールドカップの観戦チケットには、大きく分けて一般チケット」と「公式ホスピタリティの2系統があります。一般向けのチケットにもいくつか種類があり、自分の観戦プランに合ったものを選ぶことが可能です。

一般チケットの種類

試合単位のチケット
(Individual Match Ticket)
定の1試合のみ観戦できる通常のチケット
もっとも基本的な購入形態で、例えば「決勝戦のチケット」や「○月△日 アトランタ開催のグループリーグ○組 第1戦」といった単位で取得
チーム別チケット
(Team Specific Ticket)
応援する特定の国の試合をまとめて観戦できるチケットパック​
通常はグループステージ3試合+決勝トーナメント数試合という形で販売され、最大でそのチームが進出し得る最終ラウンド(通常ベスト4や決勝)までのセットがある
例えば「日本代表の全試合観戦パック」を購入すると、日本が勝ち上がった場合準決勝までの日本戦にすべて入場可能(※ただし決勝・3位決定戦は含まれない場合があり)
スタジアム別チケット
(Stadium Venue Ticket)
特定開催都市(スタジアム)の全開催試合を観戦できるパス​
一つの都市に滞在しながらその会場の全試合を網羅したい場合に適している
2026年大会では開催地が広域に分散するため、一都市に絞って複数試合を見たい人向けの選択肢となる

公式ホスピタリティ

ホスピタリティとは、試合観戦に高級な付加サービスを組み合わせたパッケージチケットです。FIFA公認代理店によって販売され、2026年大会では米国の「On Location」社が公式ホスピタリティ販売を担当しています​。

これらは通常のチケット価格の約10倍ほどの高額になりますが、専用ラウンジでの飲食サービスや記念ギフト、駐車場特典などVIP待遇が含まれます​。

販売は抽選ではなく常に先着順で行われ、既に2024年末から一部販売が開始されています​。決勝戦や開幕戦など確実に観戦したい試合がある富裕層に向けた選択肢といえます。

ホスピタリティ以外にも、旅行会社による観戦ツアーパッケージが提供される場合があります。日本の大手旅行代理店が航空券・ホテル・試合チケットをセットにしたツアーを販売する可能性もありますが、公式チケットを確保できる保証や価格面で割高になる点に留意しましょう。基本的には自力で公式販売に応募するのが最も安価かつ確実な方法です。

主な座席カテゴリーとエリア​

一般チケットには価格帯に応じて「カテゴリー1~4」の区分があります。カテゴリーは席の場所によって決まり、以下の特徴があります。

カテゴリー1最も高額なカテゴリで、ピッチの横側中央付近(メイン・バックスタンド中央部)の座席​
選手の動きを全体的に見渡しやすいエリア
カテゴリー2中価格帯で、コーナー付近やゴール裏寄りの席が該当
ピッチ全体を見渡せつつも、カテゴリー1よりは視角が斜めになるエリア
カテゴリー3比較的安価なカテゴリで、ゴール裏の席が中心
両ゴール裏のスタンドがこれに当たり、熱狂的なサポーターが集まりやすい傾向がある
カテゴリー4最も安いカテゴリだが、購入は開催国居住者に限定される特別枠
過去大会では開催国内在住者向けに設けられ、例えばカタール大会ではカテゴリー4はカタール在住者のみ申込可能だった
2026年大会での扱いは未発表ですが、米国・カナダ・メキシコ在住者向けに低価格席が用意される可能性あり

座席カテゴリーは必ずしも前列=高額とは限らない点に注意が必要です。あくまでフィールドのどの位置かで区分されており、極端な例では「ゴール裏最前列がカテゴリー3、メインスタンド最上段後方がカテゴリー1」といったことも起こりえます​。

各カテゴリー内でも前方席の方が臨場感は高いですが、価格は同一です。自分が重視するポイント(迫力か全体観や戦術視点か)によって、どのカテゴリーを狙うか検討しましょう。

チケット価格の目安

2026年大会の公式価格は現時点で未確定ですが、招致段階の資料や前回大会の実績からおおよその予想レンジが出ています。

FIFAの招致ブック(United 2026 bid)による試算では、グループステージの最安チケットは約174ドル(約2.6万円)、最高額のラグジュアリースイート席で4,307ドル(約64万円)という価格帯が示されました​。

グループリーグ戦カテゴリー1で約323ドル(約4.8万円)
カテゴリー3で約174ドル(約2.6万円)との予測
決勝戦カテゴリー1で最大約1,550ドル(約23万円)
開催国向けのカテゴリー4なら約128ドル(約1.9万円)との予測​

これはあくまで招致時点の見積もりですが、前回のカタール大会(2022年)と比較しても大幅な値上げが見込まれています​。実際、カタール大会では決勝戦チケットは地元住民向け約200ドル、海外ファン向け約600ドル(カテゴリー3)でした​。

2026年大会では座席区分の拡張や物価上昇もあり、グループステージで1万円台~数万円、決勝戦では数十万円規模を覚悟しておく必要があるでしょう​。

なので、決勝戦ではカテゴリー1が20万円超、カテゴリー3でも数万円になる可能性があります​。例えばロシア大会(2018)決勝ではカテゴリー1が約12万円、カタール大会(2022)では約23万円と推移しており​、北米大会ではさらに上振れするとの声もあります​。

このようにW杯観戦チケットは高額です。観戦計画を立てる際はチケット代だけでなく、渡航費や宿泊費も含めた総予算をしっかり見積もりましょう。後述するように、現地観戦はトータルで数十万円規模の出費になる可能性があります​。

無理のない範囲で計画し、早めの貯金・資金準備を始めることをおすすめします​。

抽選応募のコツと当選確率の現実

世界中のファンが狙うW杯のチケットは非常に競争率が高いことで知られます。

特に決勝や開催国の試合などは文字通りプラチナチケットで、抽選に申し込んでもまず当たらないといわれます。しかし、諦めず工夫すれば当選のチャンスを高めたり、後から入手することも可能です。

人気カードは第1フェーズから狙う

決勝戦や開幕戦、地元アメリカ・メキシコ代表の試合などは、第1フェーズ(大会前年の抽選販売)から応募必須です。

たとえ対戦カード未定でも応募できるので、「絶対に決勝を見たい!」という場合は最初の抽選で申し込む以外にありません。

当選は非常に困難ですが、応募しなければ可能性はゼロです。また、この段階ではライバルも熱心なファンに限られるため、「とりあえず応募」勢が少なく純粋な運試しとなります。

日本代表戦は第2フェーズが本番

日本代表の試合を現地で観たい人は、組み合わせ抽選後の第2フェーズでの応募が本番です。グループリーグ3試合は相手国にもよりますが比較的当たりやすいとされ、過去の例では「日本戦のグループゲームなら抽選当選確率5割以上あった」という声もあります​。

ただし例外として、日本が開催国(米・墨)と同組になった試合は激戦になるでしょう​。

開催国絡みの試合は相手が日本であっても地元人気が非常に高く、当選はかなり難しくなります。この場合、日本戦にこだわりすぎず他の好カードにも並行して応募するなど柔軟に検討しましょう。

また、第2フェーズでは前述の「チーム別チケット(TST)」も販売されます。日本代表が決勝トーナメントに進むことを信じている方は、日本のTST(最大ベスト4までなど)に申し込む手もあります。これなら万一日本が敗退してもそのステージの他カードに入場可能となる救済措置付きです(例:日本がベスト16敗退なら準々決勝は開催地の別カード観戦に振替)。

ただしTSTはまとめ買いのため費用負担が大きい点と、日本が出場しなかったラウンドの試合を見ることになるリスクを踏まえて選択してください。

複数名で申し込む際の注意

チケット抽選は1申込で最大数枚まで(一般に3~6枚)同時応募できます。その際、代表者が「主応募者(Main Applicant)」となり、一緒に行く人は「ゲスト」扱いになります。

主応募者にしか諸手続きの権限がないため、友人グループで応募する際は信頼できる人が代表を務めるようにしましょう​。

当選後の譲渡や名義変更は基本的にできず、転売防止のためゲストを含め公式リセール以外では販売不可となります​。家族や友人分をまとめて申し込む場合、当選したら全員分購入義務がある点にも注意が必要です​(一部だけキャンセルは不可)。

外れた場合はリセールや直前販売に賭ける

第1・第2フェーズで希望のチケットが当たらなくても落胆する必要はありません。W杯では毎回、大会直前~開幕後にかけて公式リセールでチケットが大量放出される傾向があります。

大会が近づくとスポンサーや各国協会の割当分で使われなかった席、他の応募者が決済しなかった席などが戻ってきて、公式転売サイトで定価または定価以下で販売されます​。

実際、2018年ロシア大会や2022年カタール大会でも「開幕直前に決勝以外ほぼ全試合が買えた」といった報告もあります​。

特に現地へ行けば、開催都市ごとに直前販売ブースが設けられる可能性もあり、粘り強く公式情報をチェックすることが大切です。

転売チケットと詐欺サイトに要注意

W杯チケットは人気のあまり高額転売や詐欺の温床にもなりがちです。FIFAも「非公式な転売サイトで購入しないよう」強く警告を発しています​。

2024年時点でも、米国やメキシコの二次流通サイトに偽の2026年W杯チケット販売ページが登場しており、FIFAが注意喚起する事態となりました​。

公式販売開始前に出回るチケットは100%詐欺ですので、「今買わないと手に入らない」などという宣伝文句に惑わされないでください。

もし転売でどうしても入手したい場合も、公式のリセールプラットフォームを利用しましょう。FIFAは大会直前期に公式サイト上でチケット転売マーケットを開設し、定価+手数料程度での売買のみ許可しています​。

例えば転売価格の上限は定価の110%までなど制約があり、法外な値段が付くことはありません​。また、この公式リセールを介した取引以外で取得したチケットは無効化されるリスクがあります。過去にはFIFAが無許可転売サイトを提訴した例もあり​、発券されたQRコードが無効になり入場できなくなるケースも報告されています。

まとめると、「チケットは必ず公式ルートで」が鉄則です​。

非公式なオークションやSNS上の個人間売買も避け、どうしてもという場合は公式リセール開始まで待ちましょう。転売や詐欺に手を出すと金銭的損失だけでなく観戦機会そのものを失いかねません。

2026FIFAワールドカップ開催国・開催都市の基本情報

2026年W杯はアメリカ合衆国(USA)、カナダ、メキシコの3か国で共同開催されます​。

史上最多の16都市が会場となり、各国の内訳はアメリカ11都市、カナダ2都市、メキシコ3都市です​。主な開催都市と予定試合数は次の通りです​。

アメリカ(11都市)ニューヨーク/ニュージャージー(8試合)
ロサンゼルス(8試合)
ダラス(9試合)
アトランタ(8試合)
マイアミ(7試合)
ボストン(7試合)
シアトル(6試合)
サンフランシスコ湾岸(6試合)
ヒューストン(7試合)
フィラデルフィア(6試合)
カンザスシティ(6試合)
カナダ(2都市)トロント(6試合)
バンクーバー(7試合)
メキシコ(3都市)メキシコシティ(5試合)
グアダラハラ(4試合)
モンテレイ(4試合)

各都市のどのスタジアムで開催されるかも既に決定しています。例えば開幕戦は伝統あるメキシコシティのエスタディオ・アステカで行われる見通しで​、決勝戦はニューヨーク近郊のメットライフスタジアム(大会期間中は「ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム」と呼称)で予定されています​。

また、準決勝はダラスのAT&Tスタジアムほか1会場で、3位決定戦はアトランタとマイアミで実施される予定です​。

開催地が広範囲に及ぶため、どの都市で観戦するかが旅程の大きなポイントになります。もし特定のチームを追いかけるなら、そのチームの日程に合わせて移動経路を組む必要がありますし、特定の都市に長期滞在して複数試合を見るなら、その都市の開催スケジュールを把握しましょう。​

ダラスは大会最多の9試合を開催するなど都市ごとに試合数が異なるので、試合数の多い都市を拠点にすれば一度の渡航で多くの試合を楽しめます。一方で都市間の距離は飛行機移動が前提となるほど離れていますから、あまり無理に複数都市を詰め込みすぎないことも大切です。

渡航準備(パスポート・ビザ・入国要件)

パスポートの有効期限をまず確認しましょう。海外渡航の基本ですが、帰国予定日まで有効なパスポートが必要です。

W杯決勝戦に現地観戦する場合、2026年7月下旬まで滞在する可能性があるため、少なくとも2027年1月以降まで有効な期限を確保しておきたいところです​。

新規取得・更新には時間がかかることもあるので、早めに準備してください。

ビザ(査証)の要不要も事前に調べておきます。日本国籍者が観光目的で短期滞在する場合、アメリカ・カナダ・メキシコはいずれもビザ免除措置がありますが、それぞれ電子渡航認証の取得や条件確認が必要です。

アメリカ合衆国(USA)日本はビザ免除プログラム対象国だが、渡米前にESTA(電子渡航認証の申請が必要
これはオンラインで申請・有料取得するもので、有効期間内(2年間)であれば90日以内の観光滞在が可能になる
必ず公式サイトから早めに申請し、承認を受けておこう
カナダ日本人は観光目的で6か月以内の滞在ならビザ不要だが、eTA(電子渡航認証の取得が義務付けられている
こちらもオンライン申請で、有効期間内に短期滞在が可能
航空機で入国する場合に必要なので、事前に手続きを済ませておく
メキシコ日本とメキシコ間には観光目的180日以内の相互ビザ免除協定がある
つまり、日本国籍者は基本的にビザ無しで最長180日滞在可能
ただし、入国時にパスポート残存期間や復路航空券の提示など条件を満たす必要がある
また、ETA(電子渡航認証)が必要との情報も一部あるが、現状日本人は免除対象
念のため最新の大使館情報を渡航前に確認

上記のように国ごとに渡航条件が異なるため、自分の行く予定の国すべてについて確認しましょう。

例えば「日本→アメリカ→メキシコ→日本」と回るなら、それぞれの入国要件を満たす必要があります。米国・カナダ・メキシコ以外の経由地を使う場合(例:ヨーロッパ経由で行く、など)も、その経由国のトランジット要件を確認しましょう。

航空券の手配と費用の目安

北米への航空券は大会時期の繁忙期と重なることもあり、早めの確保が吉です。

試合日程が確定する2025年末以降に本格予約する人が多いでしょうが、価格動向は常にチェックしておきましょう。

現時点(2025年時点)で日本から北米主要都市への往復航空券相場を見ると、エコノミークラスで往復15~20万円前後+燃油サーチャージとなっています​。

しかし燃油サーチャージが非常に高騰しており、往復で追加10万円程度が必要なケースも多く、合計25~30万円程度になることもあります​。

さらに宿泊費や現地移動費、そしてチケット代を加えると、総額40~50万円は下らない見込みです​。

航空券は一般的に出発の約11~12か月前から予約可能になります。

W杯期間中の便は人気が集中し値上がりする可能性が高いので、日程が決まり次第すぐ押さえるくらいの意気込みでちょうど良いでしょう。

予約時には往復とも日付変更やキャンセル条件も確認し、不測の事態に備えておくことをおすすめします。

宿泊先を確保する4つのポイント

次に宿泊です。北米の開催都市はどこも大都市圏であり、ホテルや宿泊施設のキャパシティは過去大会(2022年ドーハ一など)より格段に多いです​。

そのため「ホテルがまったく取れない」という事態は起こりにくいと考えられます​。しかしながら需要増に伴う価格高騰は避けられません。早めの対策で宿泊費を抑えましょう。

①仮予約を活用

現時点でも、Booking.comやExpediaでは2026年夏の宿を予約できる場合があります。キャンセル無料のプランを選び、とりあえず押さえておく戦法も有効です。

大会が近づくと値段が上がったり満室になる懸念があるため、無償キャンセル期限ギリギリまでキープしつつ、より良い条件が出れば乗り換える形です。ただし複数確保しすぎてキャンセル忘れしないよう注意しましょう。

②ポイントプログラムを利用

マリオットやヒルトンなど大手ホテルチェーンのポイント宿泊枠が直前になって放出される可能性があります​。前回大会でも「直前にポイントで無料宿泊できた」というケースがありました​

。普段からホテルポイントを貯めている場合、ここぞとばかりに使うのも手です。

③宿の種類を検討

ホテル以外にも、民泊(Airbnb)やホステルなど様々な宿泊手段があります。

長期滞在ならキッチン付きのアパートメントを借りるのも良いでしょう。アメリカの都市は郊外にモーテルも多く、郊外に範囲を広げれば比較的安価な部屋が見つかることもあります。

ただし会場への交通手段との兼ね合いを忘れずにしましょう。

④相部屋・シェア

観戦仲間同士で部屋をシェアするのも費用節約に直結します。ツインやダブルルームにエキストラベッドを入れて3人で割勘にしたり、ホステルのドミトリーで相部屋に泊まるのも一案です。

カタール大会時にはプレハブ簡易宿でも1泊2万円以上と高額でしたが​、北米大会では都市ごと宿泊施設数が多いためそこまで極端な高騰はしない可能性が高いです​。

為替レートにもよりますが、東京など大都市に泊まるのと同程度の出費で収まる都市もあるかもしれません。

現地での移動手段と観戦スケジュールの立て方

北米での移動は飛行機と車が中心になります。

開催都市間の距離は日本感覚を超えており、例えばニューヨーク~ロサンゼルス間は飛行機で6時間、メキシコシティ~トロント間は約5時間以上のフライトです。

陸路での国境越えも不可能ではありませんが(米墨間のバス移動など)、時間効率を考えると現実的ではありません。したがって、複数都市を巡る場合は航空機利用が基本となるでしょう。

観戦スケジュールを立てる際は、FIFAが発表したマッチスケジュール(試合日程)をよく確認します。グループリーグは1日に複数試合が並行するため、1日に2試合観戦も可能です。

ただし開催都市が異なる試合をハシゴするのは困難なので、同じ都市開催のデイゲームとナイトゲームを組み合わせるなど工夫します。

幸い、今回の大会は同一日に同会場で複数試合という設定は無いようなので(1スタジアム当たり最大1日1試合ペース)、1日1試合に集中して周辺観光などと組み合わせる方が無理がありません。

都市内移動では、各開催都市の公共交通機関やシャトルバスの利用を検討しましょう。

例えばニューヨーク・ニュージャージーのメットライフスタジアムへはマンハッタンから専用バスが出る可能性がありますし、ロサンゼルスのソーファイ・スタジアムも大会時に交通規制とシャトル運行が予想されます。

レンタカーは都市間移動には便利ですが、市内では渋滞や駐車場問題もあるため、現地事情に合わせて判断します。アトランタやダラスなど車社会の都市では駐車場付きの宿を選びレンタカー移動も視野に入れ、一方でニューヨークやトロントなど公共交通が発達している所では電車・バスを駆使した方が楽でしょう。

また、国内線移動の際は荷物預け制限に注意してください。観戦グッズやお土産で荷物が増えることも考え、移動しやすいスーツケースサイズ・個数にまとめる工夫も必要です。

まとめ

2026年のワールドカップは、規模も範囲も過去最大の大会となります。チケット入手は難関ですが、ここで述べたように公式情報のチェック、販売スケジュールへの対応策​、そして旅の周到な準備​によって、現地観戦のハードルはぐっと下がります。

長期間にわたる北米での観戦は体力もお金も必要ですが、それだけ得難い体験となるでしょう。

ぜひ計画は早め早めにスタートし、チケット発売に備えてください

サッカーファンにとってワールドカップ現地観戦は一生ものの思い出になります。世界中の熱狂を肌で感じ、日本代表やスター選手のプレーを目の当たりにできる機会です。しっかり情報武装し、万全の態勢で北米のスタジアムに乗り込みましょう。

そして、最高の舞台を心ゆくまで楽しんでください!きっとその興奮と感動は、あなたの人生のハイライトになるはずです。

最後に、FIFA公式からの最新情報や注意事項は大会近くになれば刻々と更新されます。

チケットポータルの案内や現地観戦者向けガイドラインも発表されるでしょう。常に公式情報を優先し、安全で楽しい観戦を実現してください。あなたの2026年ワールドカップが最高の体験となることを願っています。