- ネイマールの本名(フルネーム)は?どこまでが名前で、どこからが名字?
- なぜ「ジュニア(ジュニオール)」が付くの?ネイマールとネイマールJr.の違いは?
- 「ネイマール」という名前にはどんな意味があるの?
ネイマールの本名は「ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス・ジュニオール(Neymar da Silva Santos Júnior)」です。父の名前が「ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス」で、同じ名前を受け継いだ息子なので、最後に「ジュニオール(英語のジュニア)」が付いています。この記事では、名前の4つの部分の意味、父との違い、ブラジルの名前の付け方を、2026年9月時点の情報で整理します。
ネイマールの本名は「ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス・ジュニオール」
ネイマールの本名は、4つの部分でできています。「ネイマール」が名前で、「ダ・シウヴァ」と「サントス」が姓(名字)です。最後の「ジュニオール」は、父と同じ名前の息子であることを示す言葉です。
FIFAが公表した2026年W杯の選手登録リストでも、名前(FIRST NAME)は「Neymar」、姓(LAST NAME)は「DA SILVA SANTOS JÚNIOR」と登録されています。つまり公式の区切りでは、ネイマールだけが名前で、残りの3つは姓の側に入ります。生年月日は1992年2月5日、生まれはブラジルのサンパウロ州モジ・ダス・クルーゼスです。
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上はサントス公式のInstagramで、2026年5月19日(日本時間)に、ネイマールがW杯のブラジル代表に4回目の選出を果たしたと伝えた投稿です。本名の「Neymar da Silva Santos Júnior」で紹介しています。
「ダ(da)」は、英語の「of the」にあたる言葉です。ポルトガル語の名前では、こうした小さな言葉が姓の前によく付きます。
日本語の書き方は、メディアによって「ダ・シウバ」「ダ・シルバ」「ジュニア」などと分かれます。ポルトガル語の発音に近いのは「ダ・シウヴァ」「ジュニオール」です。どれも同じ名前を指しています。
「ジュニオール」が付くのは、父も同じネイマールだから
ネイマールの父の名前は「ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス」です。息子は、この名前をそのまま受け継ぎました。英語版・ポルトガル語版のWikipediaも、名前は父から受け継いだものだと説明しています。
ブラジルでは、父と同じ名前の息子に「Júnior(ジュニオール)」を付けます。英語の「Jr.」と同じ使い方です。ほかにも、同じ意味の「Filho(フィーリョ=息子)」や、祖父・父と同じ名前の孫に付ける「Neto(ネト=孫)」があります。
ネイマールとネイマールJr.の違い
サッカー選手のネイマールと「ネイマールJr.」は、同じ人です。選手としての登録名は「ネイマール」で、背中の名前は「NEYMAR JR」です。2026年W杯のFIFAの登録でも、背中の名前(NAME ON SHIRT)は「NEYMAR JR」でした。
名前がまったく同じなので、父のほうはブラジルの報道で「ネイマール・パイ(Neymar Pai)」と呼ばれることがあります。「パイ(pai)」はポルトガル語で「父」という意味です。父は元サッカー選手で、息子の才能が伸びてからは代理人として契約やお金の管理をしてきました。
親子の歩みは、本『ネイマール 父の教え、僕の生きかた』(徳間書店・2014年)で読めます。原題は「Conversa entre Pai e Filho(父と息子の会話)」で、国立国会図書館の記録では父と息子の2人が著者に名を連ねています。
一方、ネイマール自身は、2011年8月に生まれた長男を「ダヴィ・ルッカ(Davi Lucca)」と名付けました。ネイマールという名前は3代目には続いていません。
どこまでが名字?ブラジル代表は背中も「名前」が多い
ポルトガル語の名前は、名前のあとに姓を2つ以上並べるのが一般的です。姓はふつう母方が先、父方があとに来ます。ネイマールの場合は父の名前をまるごと受け継いだので、2つの姓「ダ・シウヴァ」と「サントス」は父と同じです。
なお、姓のサントスと、ネイマールが所属するサントスFCは同じつづりです。ただ、クラブ名は本拠地のサントス市から来ていて、ネイマールの姓とは別のものです。
ブラジルでは、選手を名前や愛称で呼ぶのがふつうです。フットボール戦士が2026年W杯の選手登録リストで背中の名前を数えると、ブラジル代表26人のうち、背中が姓(名字)だったのは6人だけでした。残る20人は、名前(15人)か愛称(5人)です。日本代表26人は、姓が24人でした。
愛称には「小さい」という意味の「-inho(ーニョ)」がよく使われます。マルコスから「マルキーニョス」、ラファエルから「ハフィーニャ」ができるのはこのためです。ヴィニシウスも本名の最後に「Júnior」が付いていて、背中は「VINI JR.」でした。
「ネイマール」という名前の意味は?ブラジルでの広がり
「ネイマール」という名前の語源は、はっきりしていません。ポルトガル語で「mar(マール)」は「海」という意味です。そこから、ブラジルの名前の解説サイトでは「新しい海」「海の子」などの説が紹介されています。ただ、サイトによって説明が違い、確かな出典は見つかりませんでした。
名前そのものは、ネイマールが生まれる前からありました。フットボール戦士が、ブラジル地理統計院(IBGE)が公開している2010年の国勢調査の名前データを調べると、名前がNeymarの人は1960年代生まれで37人、1980年代生まれで151人いました。1965年生まれの父も、この世代のネイマールです。
一方、本人が生まれた1990年代は35人と少なめでした。その後、選手ネイマールの活躍で名前は一気に広がります。2022年の国勢調査では名前がNeymarの人が2,443人に増え、そのうち1,468人が2010〜2019年生まれだったと、ブラジルのメディアが報じています。
2026年のネイマール:サントスでプレーし、W杯後に代表を引退
FIFA公式チャンネル(2026年7月公開)。ネイマールの代表最後の試合となった、2026年W杯ラウンド16のブラジル対ノルウェーのハイライトです
ネイマールは2025年1月に、プロになったクラブのサントスへ戻りました。背番号は、かつてペレがつけた10番です。2026年9月時点でもサントスでプレーしています。
2026年W杯は、自身4回目の大会でした。2026年7月5日のラウンド16でノルウェーに1-2で敗れ、ネイマールはこの試合のあと、ブラジル代表からの引退を表明しています。代表では130試合80得点を記録しました。2023年9月にペレを抜いてから、ブラジル代表の歴代最多得点です。
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上はブラジルのスポーツメディアXsportsの公式Instagramで、2026年7月6日(日本時間)に、ネイマールがブラジル代表に別れを告げたと伝えた投稿です。この大会が最後のW杯で、途中出場でPKを決めたものの、ブラジルの敗退は避けられなかったと書いています。
フットボール戦士の集計では、ネイマールの日本語版Wikipediaの閲覧数は、2026年9月時点で1日あたり約614回です。集計している839人の中で48位にあたります。1日で最も多かったのは2018年6月22日の57,588回で、2026年は代表引退を表明した直後の7月6日が48,098回でした。
フットボール戦士が毎日集計している「サッカー選手 日本での注目度ランキング」のデータです(日本語版Wikipediaの閲覧数)。
ネイマールの身長は、FIFAの登録で175cmです。メッシやエムバペとの身長差は、こちらの記事で比べています。
よくある質問
A. 「ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス・ジュニオール(Neymar da Silva Santos Júnior)」です。「ダ・シウバ」「ダ・シルバ」と書かれることもありますが、同じ名前です。
A. FIFAの登録では、名前が「Neymar」、姓が「DA SILVA SANTOS JÚNIOR」です。ふだん呼ばれている「ネイマール」は、名字ではなく名前です。
A. 父の名前も「ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス」で、同じ名前を受け継いだからです。ブラジルでは、父と同じ名前の息子に「Júnior(ジュニオール)」を付けます。
A. サッカー選手としては同じ人です。登録名が「ネイマール」、背中の名前が「NEYMAR JR」です。ただし、父も「ネイマール」なので、報道では父を「ネイマール・パイ(父)」と呼んで区別することがあります。
A. ポルトガル語の「mar」は「海」ですが、名前全体の語源ははっきりしていません。「新しい海」などの説は、名前の解説サイトによって説明が分かれています。
まとめ:ネイマールの本名は父と同じ名前+ジュニオール
- 本名は「ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス・ジュニオール」
- ネイマールが名前で、ダ・シウヴァとサントスが姓。FIFAの登録も同じ区切り
- 父も「ネイマール・ダ・シウヴァ・サントス」で、同じ名前の息子なのでジュニオールが付く
- ブラジル代表の背中は名前や愛称が中心で、2026年W杯では26人中20人
- 2026年9月時点の所属はサントスで、2026年W杯のあとブラジル代表を引退した
「ネイマール」は名前で、「ジュニオール」は父から名前を受け継いだしるしです。ユニフォームの「NEYMAR JR」には、ネイマールという名前の父子の関係がそのまま表れています。
※この記事の情報は2026年9月25日時点のものです。出典:FIFA 2026年W杯選手登録リスト、英語版Wikipedia(Neymar、Portuguese name)、ポルトガル語版Wikipedia(Neymar)、国立国会図書館サーチ、ブラジル地理統計院(IBGE)2010年国勢調査の名前データ、A Gazeta(2025年11月4日)。
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