- ヤマルの身長は今何cm?公式の数字は?
- 178cm・180cm・183cmと数字が違うのはなぜ?どれが正しい?
- 15歳でデビューしてから、どれくらい伸びた?まだ伸びる?
- メッシやエムバペと比べると大きいの?
ラミン・ヤマル選手の身長は178cmです。所属するFCバルセロナの公式サイトと、スペイン1部リーグ(ラ・リーガ)の公式サイトが、どちらも178cm・76kgと載せています(2026年10月15日に確認)。
ネットでよく見る183cmは移籍情報サイトや日本語版Wikipediaの数字で、180cmは2025年9月までの公式の数字です。フットボール戦士が公式サイトの過去の記載をさかのぼると、公式の身長は180cm→179cm→178cmと、少しずつ下がっていました。
この記事では、数字ごとの出どころと時点、15歳でデビューしてからの推移、ほかの選手との比較を、2026年10月15日時点の情報で整理します。
ヤマルの身長は公式178cm・体重76kg【2026年10月時点】
バルセロナ公式の選手ページは「Height 178cm/Weight 76kg」です。ラ・リーガ公式も178cm・76kgで、クラブとリーグの数字がそろっています。英語版Wikipediaも1.78mで、出典はバルセロナ公式です。
一方、移籍情報サイトのTransfermarktと日本語版Wikipediaは183cmです。日本語で調べると183cmが目に入りやすいのはこのためです。ただ、どちらもクラブやリーグが発表した数字ではありません。
体重は72kgから76kgに増えた
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体重は、2024年7月から2026年5月まで、公式で72kgでした。2026年7月の記載から76kgになっています。身長の数字が下がった一方で、体重は4kg増えたことになります。
バルセロナもラ・リーガも、いつ測った数字なのかは書いていません。身長も体重も「その時点の公式の登録」として読むのが正確です。
183cm・181cm・180cmはどこから?数字の出どころ
178cm以外の数字を一つずつ調べると、どれも今の公式ではないところから出ていました。
183cmは移籍情報サイトと日本語版Wikipedia
Transfermarktの選手ページは1.83mです。日本語版Wikipediaは2026年7月29日の編集で183cmになり、10月15日の時点もそのままです。身長の欄に出典は付いていません。
フットボール戦士が日本語版Wikipediaの変更履歴をさかのぼると、ヤマル選手の身長の欄は、2023年4月の記事作成から2026年10月までに10回以上書き換わっていました。書かれた数字は、いたずらとみられる編集を除いても165cm・178cm・180cm・181cm・182cm・183cmの6種類です。サイトによって数字がばらつくのは、こうした書き換えがほかのサイトに写されるためと考えられます。
181cmは元になった発表が見つからない
181cmは、日本語版Wikipediaに主に2024年5月から2025年6月ごろまで書かれていた数字です。「本人がインタビューで181cmと話した」と紹介する日本語の記事もあり、この記事の以前の版でもそう書いていました。
しかし、今回あらためて調べると、元になったインタビューは見つかりませんでした。そのため、181cmは根拠のある数字として扱いません。
180cmは「少し前の公式」
バルセロナ公式は2024年7月から2025年9月まで、ラ・リーガ公式は2023年10月から2025年9月ごろまで、身長を180cmとしていました。2024年2月には、スペインの報道で「180cmに達した」とも伝えられています。180cmは間違いではなく、少し前の公式の数字です。
165cmは日本語版Wikipediaの最初の版
日本語版Wikipediaの最初の版(2023年4月30日、デビューの翌日)には165cmと書かれていました。出典はなく、どこで測った数字かは分かりません。2023年7月には180cmに書き換えられています。古い記事に160cm台の数字が残っていても、今の数字ではありません。
15歳からの身長の推移:1年で約10cm伸び、公式は180cm→178cm
ヤマル選手は2023年4月29日、15歳9か月16日でバルセロナのトップチームにデビューしました。クラブでは1922年以来の若さでした。
大きく伸びたのはこの前後です。2024年2月、当時スポーツディレクターだったデコ氏がスペイン紙ラ・バングアルディアに「この1年で約10cm伸びた」と話し、同紙は180cmに達したと伝えました(エルサルバドルの新聞エル・ディアリオ・デ・オイ、2026年9月8日の記事による)。フランスの国際ニュース局フランス24も2025年5月に「リーグ戦デビューから1年で10cm伸び、筋肉もずっと発達した」と伝えています。
ただし、ラ・リーガ公式は2023年10月の時点で、すでに180cmと載せています。約10cmは「15歳から16歳にかけての1年」の話で、デビューの日から何cm伸びたかを正確に測った公表データはありません。
公式の数字は180cm→179cm→178cm
バルセロナとラ・リーガの公式サイトの過去の記載を、ネット上の記録(Wayback Machine)で確かめると、次のように変わっていました。
| 時期 | バルセロナ公式 | ラ・リーガ公式 |
|---|---|---|
| 2023年10月(16歳) | 記録なし | 180cm(体重の記載なし) |
| 2024年7月〜2025年9月(17〜18歳) | 180cm・72kg | 180cm・72kg |
| 2025年10月〜2026年5月(18歳) | 179cm・72kg | 179cm・72kg(2026年5月の記載) |
| 2026年7月〜10月(18〜19歳) | 178cm・76kg | 178cm・76kg(2026年9月以降) |
※Wayback Machineに残る各公式サイトの記載(2023年10月〜2026年9月)と、2026年10月15日の公式サイトをフットボール戦士が確認。ラ・リーガ公式は記録の残っている時点だけを載せています。
公式の身長は、伸びるどころか2年で2cm下がりました。測り直した結果なのか、表記を直しただけなのかは、クラブもリーグも発表していません。少なくとも、2023年10月以降の公式の数字は180cmを超えていません。
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なぜ急に伸びた?専門家は「16歳ではよくあること」
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15歳から16歳で10cm伸びたのは、特別なことではないというのが専門家の見方です。ヤマル選手を診たことがある整形外科医のエドゥアルド・アレントルン氏は、スペインのスポーツメディア「Relevo」に「16歳の子どもでは普通で、よくある成長。骨はまだ成熟していない」と話しています(フランス24、2025年5月18日)。
同じ話を紹介したスペインのエスディアリオ(2026年9月1日)によると、専門家は「この後にまた10cm伸びるほうが、ずっと珍しい」とも話しています。公式の数字が180cm前後で止まっていることとも合います。
身長の伸びとケガの関係は分かっていない
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ヤマル選手は2026年4月下旬に太もも裏の肉離れを起こし、2025-26シーズンの残りを欠場しました。スペインでは2026年9月に「急に伸びた体がケガにつながるのでは」と書く記事も出ました。
これに対してエル・ディアリオ・デ・オイ(2026年9月8日)は、本人の医療データが無いまま、身長の伸びとケガを結びつける根拠はないとしています。この記事でも、二つを結びつけることはしません。
身長が伸びてプレーは変わった?ドリブルの強みはそのまま
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体が大きくなっても、ドリブルの強みは消えていません。2026年のW杯では、ドリブル成功35回が大会の全選手で最多でした(英語版Wikipediaによる)。
2025-26シーズンは公式戦24得点17アシストでチーム最多得点となり、ラ・リーガの年間最優秀選手にも選ばれました。2026年4月には、ローレウス世界スポーツ賞の最優秀若手選手賞も受けています。
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W杯2026は19歳で優勝
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スペインは2026年7月19日のW杯決勝で、アルゼンチンに延長の末1-0で勝ちました。ヤマル選手は19歳6日で、EUROとW杯の両方を制した最年少の選手になりました。W杯の決勝に出た選手としては、ペレ氏、ジュゼッペ・ベルゴミ氏に次ぐ3番目の若さです。
2026-27シーズンも得点を重ねる
2026年8月31日のラージョ・バジェカーノ戦で2得点し、バルセロナでの公式戦の通算得点は51になりました。欧州の5大リーグで通算50得点に届いた最年少の選手で、それまでの記録はエムバペ選手でした。9月9日のフェイエノールト戦では、途中からクラブ史上最年少でキャプテンマークを巻いています。
年俸や契約については、別の記事で詳しくまとめています。
メッシ・エムバペと身長を比べると?
ヤマル選手の178cmは、レアル・マドリードのエムバペ選手(ラ・リーガ公式で178cm)と同じです。ヴィニシウス選手とバルセロナのハフィーニャ選手は176cmで、ヤマル選手のほうが2cm高くなります。
よく比べられるメッシ選手は170cm(英語版Wikipedia)で、ヤマル選手のほうが8cm高い計算です。同じ左利きの右ウイングでも、体の大きさはかなり違います。体重もヤマル選手は76kgで、エムバペ選手の75kg(ラ・リーガ公式)とほぼ同じです。
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身長の数字の出どころを調べる考え方は、日本人選手にも当てはまります。
よくある質問
A. 178cmです。バルセロナ公式とラ・リーガ公式がどちらも178cm・76kgと載せています(2026年10月15日に確認)。2025年9月までは公式も180cmでした。
A. 公式の数字ではありません。183cmは移籍情報サイトのTransfermarktと、2026年7月29日に書き換えられた日本語版Wikipediaの数字で、どちらも出どころが示されていません。
A. 分かりません。ただ、公式の数字は2023年10月以降180cmを超えておらず、2026年には178cmになっています。クラブが「成長が止まった」と発表したことはありません。
A. 公式では76kgです。2024年7月から2026年5月までは72kgで、2026年7月の記載から76kgになりました。
A. 2023年4月のデビュー時に測った数字は公表されていません。2024年2月に「この1年で約10cm伸びて180cmに達した」と報じられており、15歳から16歳にかけて大きく伸びたことは分かっています。
まとめ:ヤマルの身長は公式178cm、180cm・183cmは古い数字や非公式の数字
- ヤマル選手の身長は、バルセロナ公式・ラ・リーガ公式とも178cm、体重は76kg(2026年10月15日に確認)
- 183cmはTransfermarktと日本語版Wikipedia、180cmは2025年9月までの公式の数字
- 本人が181cmと話したという話は、元のインタビューが見つからなかった
- 15歳から16歳の1年で約10cm伸びたと2024年2月に報じられ、専門家は「16歳ではよくあること」と話している
- 公式の身長は180cm→179cm→178cmと下がり、体重は72kg→76kgに増えた
身長の数字はサイトによってばらつきますが、出どころをたどれば今の答えは178cmです。数字よりも、体が大きくなってもドリブルの強みを保ち、19歳でW杯を制したことが、ヤマル選手のすごさと言えます。
※この記事の情報は2026年10月15日時点のものです。出典:FCバルセロナ公式・ラ・リーガ公式の選手ページ(2026年10月15日に確認。過去の記載はWayback Machineで確認)、Transfermarkt、英語版・日本語版Wikipedia(日本語版は変更履歴も確認)、France 24(2025年5月18日)、esdiario(2026年9月1日)、El Diario de Hoy(2026年9月8日)。
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