プレミアリーグ選手登録は最大25人!枠の仕組みを完全ガイド

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こんな疑問を持つ方へ

  • プレミアリーグって何人まで選手を登録できるの?
  • 「25人ルール」や「ホームグロウン」という言葉を聞くけど、仕組みがよくわからない
  • ビッグクラブなのに、有名選手がリーグ戦のメンバーから外れるのはなぜ?
  • 21歳以下の選手が「登録枠の対象外」と言われる理由を知りたい

プレミアリーグの移籍ニュースを追っていると、「登録枠に入れなかった」「ホームグロウン要件を満たすための補強」といった表現を目にすることがあります。実はプレミアリーグには、1クラブが登録できる選手の人数や構成に関する明確なルールがあり、これを知っておくと移籍市場やチーム編成のニュースが格段に面白くなります。

この記事では、プレミアリーグの選手登録人数のルールを、「25人枠」「ホームグロウン制度」「U21選手の扱い」という3つの柱に分けて、初心者の方にもわかりやすく解説します。

プレミアリーグの選手登録人数は「最大25人」

プレミアリーグのスカッド登録上限25人とゴールキーパーを含む登録リストの仕組み

プレミアリーグでは、各クラブがリーグ戦に向けて登録できる選手(スカッドリスト)は最大25人と定められています。この25人にはゴールキーパーも含まれます。どれだけ資金力のあるクラブでも、この上限を超えて登録することはできません。

登録リストは、夏と冬の移籍市場が閉まった後のタイミングでそれぞれリーグに提出されます。つまり、シーズン前半と後半で登録メンバーを入れ替えることが可能です。移籍市場の最終盤に駆け込みで売買が活発になるのは、この「リスト提出」が控えているためでもあります。

ポイント:登録は「最大」25人であり、25人ちょうどで登録する義務はありません。ただし、過密日程で戦うプレミアリーグでは選手層の厚さが重要なため、多くのクラブは枠を最大限活用しようとします。

ホームグロウン制度|25人のうち最低8人が必要

ホームグロウン選手8人と非ホームグロウン選手17人で構成する25人枠の内訳

25人枠には、もう1つ重要な条件があります。それがホームグロウン(Homegrown)制度です。

ホームグロウン選手とは、21歳の誕生日を迎えるシーズンの終了までに、イングランドまたはウェールズのクラブに通算3シーズン(36カ月)以上登録されていた選手のことです。重要なのは、国籍は一切問われないという点です。外国籍の選手でも、若い頃からイングランドのクラブで育っていればホームグロウン選手として扱われます。

そして25人枠のルール上、ホームグロウンに該当しない選手は最大17人までしか登録できません。つまり、25人フルに登録したければ、残りの8人以上をホームグロウン選手で埋める必要があるのです。

区分 登録できる人数 補足
登録枠全体 最大25人 GKを含む。25人未満での登録も可能
ホームグロウン以外の選手 最大17人 主に海外クラブから移籍してきた選手
ホームグロウン選手 25人登録なら最低8人 国籍不問。イングランド/ウェールズで育成された選手
U21選手 無制限 25人枠の対象外(詳細は次章)

ホームグロウン選手が8人に満たない場合、その分だけ登録可能人数が減っていきます。たとえばホームグロウン選手が5人しかいなければ、登録できるのは「17人+5人=22人」までとなります。

なぜホームグロウン制度があるのか

この制度の狙いは、主に次のような点にあります。

  • イングランド国内での若手育成をクラブに促す
  • 自国の若手選手に出場機会とキャリアの道筋を確保する
  • 資金力のあるクラブが外国人スター選手だけでチームを固めることに歯止めをかける

ビッグクラブが実力十分の外国人選手を放出してまでイングランド人選手を獲得するケースがあるのは、このホームグロウン要件を満たすためという側面が大きいのです。

U21選手は25人枠の「対象外」で無制限に登録できる

U21選手が25人枠を消費せず人数無制限で登録できる仕組み

25人枠には大きな例外があります。それがU21選手(21歳以下の選手)の扱いです。U21選手は25人のリストに含める必要がなく、人数無制限で登録・起用が可能です。

「21歳以下」の基準は誕生日そのものではなく、シーズン開始年の1月1日時点の年齢で判定されます。たとえば2025-26シーズンであれば、2004年1月1日以降に生まれた選手がU21扱いとなります。この基準日方式のため、シーズン途中に22歳の誕生日を迎えても、そのシーズン中はU21選手として扱われ続けます。

ポイント:若手の有望株が「登録リスト外なのに試合に出ている」のはこのルールのおかげです。クラブにとってU21選手は、25人枠を消費せずに戦力の厚みを増やせる貴重な存在といえます。

試合当日のルール|ベンチ入りと交代枠

先発11人・ベンチ9人・交代5人という試合当日のメンバー構成

「登録人数」と混同されやすいのが、試合当日のメンバー数です。こちらは別のルールで、次のように定められています。

項目 人数
先発メンバー 11人
ベンチ入り(控え) 最大9人
交代枠 原則5人まで

なお、脳振とうが疑われる選手が出た場合には、通常の交代枠とは別枠で追加交代が認められる仕組みも導入されています。安全面に配慮したルールとして押さえておきましょう。

チャンピオンズリーグ(UEFA大会)の登録ルールとの違い

プレミアリーグとUEFA大会で異なる25人登録枠と育成選手要件の比較

プレミアリーグの上位クラブが出場するチャンピオンズリーグなどのUEFA主催大会には、プレミアリーグとは別の登録ルールがあります。ニュースで「リーグ戦には登録されたがCLのリストから外れた」といった話が出るのはこのためです。

UEFA大会の主なルール(リストA)は次のとおりです。

  • 登録は最大25人
  • そのうち8人以上は自国育成選手(ローカルトレーンド・プレーヤー)である必要がある
  • さらにその8人のうち4人以上は自クラブ育成選手(クラブトレーンド・プレーヤー)でなければならない

「自クラブで育った選手が4人以上」という条件はプレミアリーグの国内ルールにはないため、UEFA大会の方が育成要件はより厳しいといえます。要件を満たせない場合は、その分だけ登録人数が削られます。

よくある質問

Q1. プレミアリーグに「外国人枠」はありますか?

国籍による明確な外国人枠はありません。ただし、ホームグロウン以外の選手が最大17人までという制限が、実質的な外国人枠のような役割を果たしています。また、外国籍選手がイングランドでプレーするには労働許可証(就労ビザ)の取得が必要で、代表での出場実績などが審査基準となります。

Q2. 25人より少ない人数で登録してもいいのですか?

問題ありません。25人はあくまで「上限」です。実際に、ホームグロウン選手が8人に満たないクラブは、25人未満のリストで戦うことになります。ただし選手層が薄くなるリスクがあるため、多くのクラブは枠を最大限埋めようとします。

Q3. ホームグロウン選手はイングランド人でなければいけませんか?

国籍は問われません。判定基準は「育成された場所」です。外国籍の選手でも、21歳の誕生日を迎えるシーズン終了までにイングランドまたはウェールズのクラブに3シーズン以上在籍していれば、ホームグロウン選手として扱われます。逆に、イングランド代表の選手でも育成年代を国外で過ごしていればホームグロウンには該当しません。

Q4. 登録リストに入っていない選手は試合に出られないのですか?

U21選手であれば、リスト外でもリーグ戦に出場できます。一方、22歳以上でリストに入っていない選手は、原則としてそのシーズンの前半または後半のリーグ戦には出場できません。こうした選手は、リーグ戦以外のカップ戦で起用されたり、次の移籍市場での放出候補になったりすることが多くなります。

Q5. 登録メンバーはシーズン途中に変更できますか?

できます。登録リストは夏の移籍市場後と冬の移籍市場後の2回提出されるため、冬の移籍市場での新加入・放出にあわせてシーズン後半のリストを組み直すことが可能です。

まとめ|3つの数字を覚えればニュースがわかる

プレミアリーグの選手登録ルールは、次の3つの数字で整理できます。

  • 25人:登録できる選手の上限(GK含む)
  • 8人:25人登録に必要なホームグロウン選手の最低人数(非ホームグロウンは最大17人)
  • 無制限:U21選手は25人枠の対象外

この仕組みを知っておくと、「なぜあの選手が登録から外れたのか」「なぜクラブがイングランド人の若手を高額で獲得するのか」といった移籍市場の動きの裏側が見えてきます。ぜひ移籍ニュースやメンバー発表をチェックする際の予備知識として役立ててください。