メッシのバロンドールは何回?史上最多8回を年表で完全解説

メッシのバロンドールは何回受賞しているのか。結論から言うと、史上最多の通算8回です。しかも一時は4年連続で獲得し、次点も含めれば10年以上ずっと世界最高峰にいました。この記事では、受賞した8つの年とその背景、ライバルとの比較までをやさしく整理します。

こんな疑問を持つ方へ

  • メッシのバロンドールが結局「何回」なのかをはっきり知りたい
  • どの年に受賞したのか、一覧でサッと確認したい
  • ロナウドと比べてどれくらい多いのか気になる
  • 各受賞年に何があったのか、背景まで理解したい
  • 最近のバロンドールは誰が獲っているのかも知りたい

メッシのバロンドールは何回?結論は史上最多の通算8回

リオネル・メッシのバロンドール受賞は通算8回。これは1956年に創設された同賞の歴史で単独最多記録です。

バロンドールは、フランスのサッカー専門誌が主催する「その年に最も活躍した選手」に贈られる、個人賞としては世界最高峰のトロフィーです。世界中のジャーナリストらの投票で選ばれ、受賞するだけでも一流の証とされます。そのなかでメッシは、他の誰も届いていない8回という数字に到達しました。

2位に相当する回数を長く分け合ってきたのが、ライバルのクリスティアーノ・ロナウドの5回です。つまりメッシは「史上最多」を、それも大差で更新している状態にあります。まずは受賞した年を一覧で見てみましょう。

メッシが受賞した8つの年(一覧表)

受賞年 主な所属 受賞の主な理由
1回目2009年バルセロナクラブ3冠の中心として初受賞
2回目2010年バルセロナ圧倒的な得点力で連覇
3回目2011年バルセロナリーグと欧州制覇に貢献
4回目2012年バルセロナ1年間で91ゴールの世界記録
5回目2015年バルセロナ2度目のクラブ3冠
6回目2019年バルセロナリーグ得点王クラスの充実
7回目2021年バルセロナ/パリSGコパ・アメリカ制覇
8回目2023年インテル・マイアミW杯優勝を評価され史上最多更新
補足:バロンドールは「暦年(1〜12月)」ではなく、近年はおおむね「シーズン(前年夏〜その年の夏)」の活躍を対象に選考されます。そのため受賞年と、評価された活躍の時期が1シーズンずれて見えることがあります。

8度の受賞を1つずつ振り返る

「8回」という数字だけでは、その凄みは伝わりきりません。ここでは各受賞年にメッシが何を成し遂げたのかを、順番に見ていきます。

2009年:初受賞、バルセロナ3冠の主役として

メッシが初めてバロンドールを手にした年です。バルセロナはこのシーズン、スペイン国内リーグ・国内カップ・欧州チャンピオンズリーグを制する3冠を達成。メッシはチャンピオンズリーグ決勝でヘディング弾を決めるなど、まだ若い22歳ながらチームの中心として輝きました。ここから長い黄金時代が始まります。

2010〜2012年:前人未到の4年連続受賞

2009年から数えて、メッシは2010年・2011年・2012年と受賞を重ね、史上初の4年連続受賞という金字塔を打ち立てました。ポジションを最前線に固定せず、中盤に下りてボールを引き出す「ゼロトップ(偽9番)」と呼ばれる役割もこなし、得点もアシストも量産。とりわけ2012年は、1年間(暦年)で91ゴールという当時の世界記録を樹立し、常識を塗り替えました。この3年は制度上「FIFAバロンドール」という名称で贈られていた時期にあたります(詳しくは次の注釈)。

注釈:2010年から2015年までの6年間は、バロンドールと国際サッカー連盟(FIFA)の年間表彰が統合され、「FIFAバロンドール」という名前で運営されていました。2016年からは再び元の主催に戻っています。メッシの2010・2011・2012・2015年の受賞は、この統合期のものです。名称は違っても、一般的には同じバロンドールの受賞回数として通算8回に数えられます。

2015年:2度目のクラブ3冠で頂点に返り咲く

2013年・2014年はロナウドに賞を譲りましたが、2015年に返り咲きます。この年のバルセロナは、メッシ・スアレス・ネイマールの強力な3トップを軸に再び3冠を達成。ライバルとの一騎打ちが続くなかで、メッシが改めて世界の頂点にいることを示したシーズンでした。

2019年:円熟期の得点力で6度目の栄冠

30代に入っても衰えるどころか、得点力とゲームメークの両面で他を圧倒。リーグ得点王クラスの数字を残し、6度目のバロンドールを獲得しました。この受賞で、メッシは通算回数でロナウドを上回り、単独最多へと歩みを進めます。

2021年:悲願のコパ・アメリカ制覇が後押し

長くクラブでは頂点を極めながら、アルゼンチン代表での主要タイトルには手が届かずにいました。その状況を変えたのが、南米選手権コパ・アメリカでの優勝です。代表での大きな勲章を初めて手にしたことが高く評価され、7度目の受賞につながりました。この年はバルセロナからパリ・サンジェルマンへ移籍したシーズンでもあります。

2023年:ワールドカップ制覇で史上最多8度目

キャリアで唯一足りなかったピースが、ついに埋まります。カタールで行われたワールドカップで、メッシはアルゼンチンを優勝へと導き、大会最優秀選手にあたる賞も受賞。その圧倒的な活躍が評価され、8度目のバロンドールを獲得し、自らの持つ最多記録をさらに更新しました。受賞時にはすでに活躍の場を北米のインテル・マイアミに移しており、キャリアの新章のなかでの栄冠となりました。

ロナウドは何回?歴代受賞回数ランキングで比較

「メッシは何回」を語るうえで欠かせないのが、ライバルたちとの比較です。歴代の受賞回数を多い順に並べると、メッシの8回がいかに突出しているかがよくわかります。

選手 受賞回数 主な受賞年
リオネル・メッシ8回2009,2010,2011,2012,2015,2019,2021,2023
クリスティアーノ・ロナウド5回2008,2013,2014,2016,2017
ミシェル・プラティニ3回1983,1984,1985
ヨハン・クライフ3回1971,1973,1974
マルコ・ファンバステン3回1988,1989,1992

3回受賞のレジェンドが歴史上の大選手として語り継がれるなか、メッシの8回・ロナウドの5回という数字は、この2人がいかに長期間トップに君臨したかを物語っています。2人合わせて13回という時代は、しばしば「メッシ・ロナウド時代」と呼ばれます。

メッシのバロンドールにまつわる記録とエピソード

回数だけでなく、その「中身」にも他の選手にはない厚みがあります。数字を知っておくと、議論がぐっと深まります。

4年連続受賞という常識外れ

2009年から2012年までの4年連続は、同賞の長い歴史でも突出した記録です。1シーズンだけでも至難の賞を、4年続けて獲り続けたことになります。

受賞8回に加えて「次点」も6回

メッシは2013・2014・2016・2017・2020・2022年に2位(次点)に入っています。優勝8回と合わせると、実に14回も表彰台の頂点近くにいたことになり、「安定して世界最高だった期間」の長さが際立ちます。

所属クラブをまたいで受賞

受賞の多くはバルセロナ時代ですが、2021年はパリ・サンジェルマン、2023年はインテル・マイアミと、環境を変えても受賞できることを示しました。特定のチームの力だけではない、個人としての評価だと分かります。

直近のバロンドールは誰が受賞?2024・2025年の動向

メッシが8回目を受賞した後、賞は次の世代へと移っていきます。最新の流れも押さえておくと、話題についていきやすくなります。

2024年:ロドリ(スペイン代表・当時マンチェスター・シティ)

2024年は、守備的な役割も担う中盤の選手ロドリが受賞しました。攻撃陣以外からの受賞は珍しく、大きな注目を集めました。一方で、有力候補と見られていた選手が受賞を逃したことをめぐり、ファンの間では賛否や驚きの声が多く見られたのも特徴的でした。

2025年:ウスマヌ・デンベレ(フランス代表・パリSG)

2025年はパリ・サンジェルマンで躍動したデンベレが、若きスター候補との接戦を制して初受賞。式典で感極まる姿が話題となり、SNSでは受賞を祝福する声とともに、新旧世代の勢力図の変化を語る反応が広がりました。メッシからロナウドへ、そしてさらに次の世代へと、賞の主役が移り変わっていることがうかがえます。

よくある質問

Q1. メッシのバロンドールは結局何回ですか?

通算8回で、これは歴代単独最多です。受賞年は2009・2010・2011・2012・2015・2019・2021・2023年です。

Q2. メッシとロナウドはどちらが多いですか?

メッシが8回、ロナウドが5回で、メッシのほうが3回多く受賞しています。2人で長くこの賞を分け合ってきました。

Q3. なぜ2010〜2015年の名前が「FIFAバロンドール」なのですか?

この期間はバロンドールとFIFAの年間表彰が統合されていたためです。名称は違いますが、一般的には同じ賞の受賞として通算回数に数えられます。

Q4. メッシは何歳のときに初めて受賞しましたか?

2009年、22歳のシーズンに初受賞しました。そこから長年にわたって世界最高峰の評価を受け続けました。

Q5. メッシは受賞していない年に2位になったことはありますか?

あります。2013・2014・2016・2017・2020・2022年に次点となっており、優勝8回と合わせて非常に安定した評価を受けてきました。

まとめ

  • メッシのバロンドールは通算8回で、歴代単独最多です。
  • 受賞年は2009・2010・2011・2012・2015・2019・2021・2023年。
  • 2009〜2012年の4年連続受賞や、次点6回という記録も持っています。
  • ライバルのロナウドは5回で、メッシが3回上回っています。
  • 賞の主役はその後、2024年ロドリ、2025年デンベレへと移りました。

「メッシは何回?」の答えは8回。ただ数字を覚えるだけでなく、その一つ一つに3冠やワールドカップ制覇といった物語があると知ると、この記録の重みがより深く感じられるはずです。次に試合や話題でメッシの名前が出たとき、ぜひこの背景ごと思い出してみてください。