こんな疑問を持つ方へ
- メッシはいつからひげを伸ばしているのか知りたい
- ひげを剃らないのには何か理由があるのか気になる
- 昔の「ひげなしメッシ」との違いを振り返りたい
- ひげを剃ったとき、世間でどんな反応があったのか知りたい
サッカー史上最高の選手と呼ばれるリオネル・メッシ。その顔を思い浮かべたとき、多くの人がひげを蓄えた姿をイメージするのではないでしょうか。実は、メッシがひげを伸ばし始めた時期ははっきりと特定でき、そこには本人の口から語られた意外な理由がありました。この記事では、ひげの始まりから定着までの流れ、剃ったときの世界的な反響までを時系列で解説します。
メッシのひげはいつから?きっかけは2016年の「ある敗戦」
まず結論からお伝えすると、メッシがひげを本格的に伸ばし始めたのは2016年4月です。それまでのキャリアの大半は、ひげのない姿でプレーしていました。ここでは、ひげが生まれた瞬間までの流れを順に見ていきます。
若い頃のメッシは「ひげなし」が基本だった
バルセロナでデビューした10代の頃のメッシといえば、肩まで伸びた長髪に少年のような童顔が印象的でした。ユニフォームの裾を引っ張られながらドリブルで突き進む小柄な若者の姿は、「天才少年」という言葉そのものだったといえます。その後、髪を短く整えてからも、頬や顎はつるりとしたまま。20代前半から半ばにかけてバロンドールを次々と受賞し、世界最高の選手としての地位を築いた時期の写真を見返すと、ほとんどがひげのない姿です。
2009年に初めてバロンドールを受賞したときも、バルセロナが歴史的な6冠を達成したときも、そこにいたのはあどけなさの残る素顔のメッシでした。つまり、クラブでの主要な記録の多くは「ひげなし時代」に打ち立てられたものです。だからこそ、長年のファンにとって「ひげのメッシ」は比較的新しいイメージです。キャリア前半のクリーンな顔立ちと、後半のワイルドな風貌。同じ選手でありながら、まるで別人のような印象の変化があるからこそ、「いつから?」「なぜ?」という疑問が生まれるのです。
2016年4月、チャンピオンズリーグ敗退の翌日から伸ばし始めた
転機となったのは2016年4月13日。バルセロナはチャンピオンズリーグ準々決勝でアトレティコ・マドリードに敗れ、大会から姿を消しました。メッシがひげを伸ばし始めたのは、その敗戦の翌日からだったと伝えられています。
悔しい敗戦をきっかけに何かを変えたかったのか、単なる気分転換だったのか。その答えは、約2か月後にメッシ本人の口から語られることになります(詳しくは次の章で解説します)。いずれにしても、世界的スーパースターの「顔」が変わり始めた起点が、タイトルを逃した敗戦の翌日だったという事実は象徴的です。
最初は無精ひげ程度だったものが、数週間かけて少しずつ濃くなり、同年6月のコパ・アメリカ・センテナリオの頃には、はっきりと「ひげを蓄えた」と分かる状態になっていました。この大会でメッシのひげは世界的な話題となり、記者から直接質問が飛ぶまでになります。一人の選手のひげが国際大会の会見で取り上げられるという事実そのものが、メッシの注目度の高さを物語っています。
ひげの変遷がひと目でわかる年表
メッシのひげの歴史を整理すると、次のようになります。
| 時期 | ひげの状態 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 〜2016年春 | 基本的にひげなし | バルセロナでバロンドールを重ねた「童顔」時代 |
| 2016年4月 | 伸ばし始める | チャンピオンズリーグ敗退の翌日からゲン担ぎで |
| 2016年夏 | 一時剃る→復活 | 金髪へのイメチェン、代表引退表明と撤回 |
| 2017年頃〜 | フルベアードが定着 | 「ひげのメッシ」が世界のスタンダードに |
| 2022年7月 | 一時剃る | パリ・サンジェルマンの日本ツアー中に話題騒然 |
| 2022年11〜12月 | ひげあり | ひげを蓄えた姿でカタールワールドカップ優勝 |
| 2023年9月 | 一時剃る | インテル・マイアミで「若返った」と反響 |
| それ以降 | 短めのひげが基本 | 剃るたびにニュースになる存在に |
こうして並べると、2016年を境にメッシの「顔の歴史」が大きく二分されることがわかります。そして興味深いのは、ひげを剃るたびに世界中で大きな話題になるという点です。それだけ「ひげ=メッシ」というイメージが定着している証拠といえるでしょう。
なお、ひげの濃さや長さは時期によって微妙に変化しています。2018年のロシアワールドカップの頃はしっかりとしたフルベアード、近年は短く整えたスタイルが中心と、同じ「ひげのメッシ」でも見比べると違いがあります。昔の試合映像を見るとき、ひげの状態からおおよその年代を推測できるのは、メッシ観戦のちょっとした裏技です。
メッシがひげを剃らない理由|本人の口から語られた真相
「なぜメッシはひげを伸ばし続けているのか」。この疑問に対する答えは、本人のコメントや当時の状況から、大きく3つの角度で説明できます。
理由1:「大会が終わるまで剃らない」というゲン担ぎ
最も明確な答えは、メッシ自身が記者の前で語ったものです。2016年6月、アメリカで開催されたコパ・アメリカ・センテナリオの準々決勝ベネズエラ戦のあと、ひげについて質問されたメッシは、ゲン担ぎとして伸ばしていることを明かし、「大会が終わるまでは剃らない」と説明しました。
さらに冗談めかして、剃ったらチームメイトが自分を殺しにやって来る、という趣旨のジョークまで飛ばしています。勝っている間は縁起物に手を付けない。チーム内でも「メッシのひげ」が勝利のお守りのような扱いになっていたことがうかがえる、微笑ましいエピソードです。実際、この大会のアルゼンチンはメッシの活躍もあって決勝まで勝ち進みました。
スポーツ選手の「ゲン担ぎのひげ」は珍しいものではなく、北米ではプレーオフ期間中にひげを剃らない「プレーオフビアード」という文化がアイスホッケーを中心に根付いています。メッシのひげも、まさにこの系譜に連なるものだったわけです。
理由2:「ゼロから始める」ための自己変革
2016年のコパ・アメリカ決勝で、アルゼンチンはチリにPK戦の末に敗れました。決勝で敗れ続けてきたメッシは試合後に代表引退を表明し、世界に衝撃を与えます。その直後の同年7月下旬、金髪に染めた姿が公開され、再び大きな話題となりました。
のちにメッシは金髪にした理由について、「ゼロから始めるために変えた」「これを壊すことで、再び自分はスタートすることができる」という趣旨の説明をしています。外見を変えることで気持ちを切り替え、再出発を図る。ひげや髪型の変化が、メッシにとって単なるおしゃれではなく、メンタル面のリセット手段でもあったことがわかる貴重な証言です。
なお、この夏にはひげをいったん落としたものの、8月には早くもひげが復活した姿が確認され、金髪とひげの組み合わせが注目を集めました。そして代表引退も撤回され、メッシはアルゼンチン代表に戻ってきます。どん底の夏に外見を一新して再出発したという経緯を知ると、その後のひげが単なる流行以上の意味を持って見えてくるのではないでしょうか。
理由3:「新しいメッシ」への変貌の象徴
2017年頃からは、しっかりと蓄えたフルベアードがメッシの定番スタイルとして定着します。この時期のメッシには、プレー面・精神面でも変化が見られました。かつての寡黙な天才少年のイメージから、仲間を鼓舞し、キャプテンとしてチームを引っ張る闘将タイプへ。風貌の変化とリーダーへの成長が重なったことから、ひげは「新しいメッシ」の象徴として語られるようになりました。
特にアルゼンチン代表では、その変化が顕著でした。長年「クラブでは無敵なのに代表では勝てない」と批判され続けたメッシが、年齢を重ねるごとにチームの精神的支柱となり、若い選手たちから慕われる兄貴分のような存在になっていきます。カタールワールドカップでの気迫あふれる姿を思い出す方も多いでしょう。ひげを蓄えた風貌は、そうした円熟期のメッシ像と分かちがたく結びついています。
もちろん、ひげを生やしたから強くなったという単純な話ではありません。ただ、2021年のコパ・アメリカでアルゼンチン代表として初の主要タイトルを獲得し、2022年のカタールワールドカップで悲願の優勝を成し遂げたときのメッシが、いずれもひげを蓄えた姿だったのは事実です。ファンの記憶の中で「栄光のメッシ=ひげのメッシ」という図式が強く結びついているのは、自然なことといえるでしょう。
メッシがひげを剃ると世界がざわつく|「髭なし事件」の記録
定着したイメージが強いほど、変化したときのインパクトは大きくなります。メッシがひげを剃った出来事は、そのたびに世界中のメディアとSNSを駆け巡りました。ここでは特に話題になった3つの「事件」を時系列で紹介します。
2016年夏:金髪とセットの「初めての脱・ひげ」
最初の大きな話題は、伸ばし始めてからわずか数か月後の2016年夏でした。コパ・アメリカ決勝での敗戦、代表引退表明、そして金髪へのイメチェン。激動の夏の中で、メッシは伸ばしていたひげをいったん落とします。しかし、それも長くは続きませんでした。同年8月のスペイン・スーペルコパの頃には、金髪はそのままにひげが復活した姿が確認され、「金髪×ひげ」という新鮮な組み合わせがファンの間で話題を呼びました。
結果的にこの夏の一連の変化は、メッシにとって大きな区切りとなります。代表引退を撤回してピッチに戻ってきたメッシは、以降ひげを標準の姿として定着させていくことになるからです。
2022年7月:日本滞在中にまさかのイメチェン
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属していた2022年7月、メッシはクラブの日本ツアーで来日しました。7月20日の川崎フロンターレ戦では先制ゴールを決めるなど元気な姿を見せましたが、事件はその直後。クラブ公式SNSが公開したトレーニング映像で、来日時には確かにあった口と顎のひげがきれいさっぱりなくなっていたのです。
つまりメッシは、日本滞在中にひげを剃ったことになります。この変化に対してSNS上では、「若々しくていい」「普通にイケメン」といった肯定的な声が多く見られ、日本のファンにとっては、あのメッシのイメチェンが自国滞在中に起きたという、ちょっとした事件として記憶されることになりました。海外メディアもこの変化を取り上げており、一選手のひげ事情が国境を越えたニュースになるという、メッシならではの現象が起きたのです。
なお、ひげのない期間は今回も長くは続かず、同年11月に開幕したカタールワールドカップでは、再びひげを蓄えた姿でピッチに立っています。そしてその大会で、メッシはキャリア最大の栄冠を手にすることになりました。
2023年9月:マイアミで「2015年のメッシが戻ってきた」
2023年夏にPSGを離れ、アメリカのインテル・マイアミに加入したメッシは、同年9月に再びひげを剃り落とします。クラブ公式SNSが公開したトレーニング映像でその姿が確認されると、ファンからは「昔のレオのようだ」「2015年のメッシが戻ってきた」「25歳くらいに見える」といった、若返りに驚く声や懐かしむ声が相次ぎました。
当時のメッシは加入直後から公式戦で得点を量産していた時期。「ヒゲなしメッシは非常に危険だ」というユーモア混じりの反応も見られ、プレーと見た目の両面で話題を独占しました。バルセロナ全盛期の面影を重ねるファンが世界中にいたことが、この騒ぎの大きさから伝わってきます。
興味深いのは、この「ひげなし=全盛期の再来」という連想です。ひげのなかった時代のメッシがあまりに圧倒的だったため、素顔に戻るだけで「あの頃の無双が見られるのでは」という期待がファンの間に広がるのです。実際にはひげの有無とプレーの質に関係はないのですが、それでも世界中のファンが同じ連想で盛り上がれるところに、メッシというアイコンの特別さがあります。
ひげあり・ひげなしで印象はどう変わる?
| 比較項目 | ひげなしのメッシ | ひげありのメッシ |
|---|---|---|
| 主な時期 | デビュー〜2016年春 | 2016年以降(一時的に剃った期間を除く) |
| 世間の印象 | 童顔、少年のよう、若々しい | ワイルド、貫禄、闘将 |
| 象徴する姿 | バルセロナで数々の記録を塗り替えた天才少年 | 代表を頂点に導いたキャプテン |
| 剃った/生やしたときの反応 | 「若返った」「懐かしい」と大きな話題に | 今や見慣れた「標準装備」 |
面白いのは、どちらの姿にも熱烈な支持があることです。ひげなしの姿には全盛期のバルセロナ時代を重ね、ひげありの姿にはワールドカップを掲げたキャプテンの姿を重ねる。一人の選手の顔の変化に、ファンそれぞれの「思い出のメッシ」が投影されているのです。
また、過去の反応を振り返ると、ひげを剃ったときの声は「若返った」「懐かしい」「かっこいい」といった好意的なものが中心である一方、「見慣れないので違和感がある」という戸惑いの声も一定数見られました。10年近くひげ姿が続いたことで、もはやひげのないメッシのほうが「レアな姿」になっている。この逆転現象こそ、メッシのひげがいかに深くイメージとして根付いたかの証明といえるでしょう。
ひげと歩んだ栄光の10年|「ひげのメッシ」が手にしたもの
ひげを伸ばし始めた2016年以降、メッシのキャリアはむしろ輝きを増しました。特に長年苦しんだアルゼンチン代表でのタイトル獲得が、この期間に集中しています。
| 年 | 主な栄光 |
|---|---|
| 2019年 | 通算6度目のバロンドール受賞 |
| 2021年 | コパ・アメリカ優勝(アルゼンチン代表として初の主要タイトル)、バロンドール受賞 |
| 2022年 | カタールワールドカップ優勝(悲願の世界一) |
| 2023年 | 通算8度目のバロンドール受賞、インテル・マイアミでリーグスカップ優勝 |
| 2024年 | コパ・アメリカ連覇 |
| 2026年 | 39歳で迎えたワールドカップで決勝進出(スペインに延長戦の末0-1で敗れ準優勝) |
2016年のコパ・アメリカ決勝で敗れて代表引退まで口にした男が、外見も心も一新して戻り、5年後にトロフィーを掲げ、さらにその翌年には世界の頂点に立つ。そして2023年には8度目のバロンドールを受賞し、2025年にはインテル・マイアミとの契約を延長して2028年までのプレー継続を決めました。ひげを伸ばし始めてからの10年は、メッシのキャリアの中でも特にドラマチックな期間だったといえます。
2026年のワールドカップでも、メッシは39歳にして決勝の舞台に立ちました。決勝トーナメント1回戦のエジプト戦では逆転勝利に貢献するゴールで大会8点目を挙げて得点ランキングの単独トップに立ち、ワールドカップでの連続試合ゴールも9試合に伸ばすなど、円熟の輝きを放ちました。決勝ではスペインに延長戦の末0-1で敗れて連覇はなりませんでしたが、30代最後のワールドカップで世界2位まで勝ち上がったこと自体が、並外れた事実です。ひげを蓄えたベテランの風格は、もはや彼のプレースタイルの一部のように馴染んでいます。
もちろん、ひげとタイトルの間に因果関係があるわけではありません。それでも、「ひげを伸ばし始めた敗戦の日」を起点に、代表引退の危機、復帰、そして世界一という物語が展開されたことを考えると、ひげはメッシの第二のキャリアの節目節目に立ち会ってきた「証人」のような存在といえるかもしれません。
なぜメッシのひげはここまで注目されるのか
ここまで読んで、「そもそも、なぜ一人の選手のひげがこれほどニュースになるのか」と不思議に思った方もいるかもしれません。理由は大きく2つ考えられます。
1つ目は、メッシの顔が世界で最も知られた顔の一つだからです。ユニフォーム、ゲーム、広告、パッケージ。メッシの顔は競技の枠を超えてあらゆる場所に登場します。世界中の人が日常的に目にしている顔だからこそ、そのわずかな変化にも大勢が気づき、反応するのです。
2つ目は、ひげの変化がキャリアの節目と重なってきたことです。伸ばし始めたのはチャンピオンズリーグ敗退の直後。いったん剃ったのは代表引退表明という激動の夏。そして再び剃った2022年と2023年は、いずれも新天地や大きな挑戦の前後でした。ファンは経験的に「メッシの外見の変化には何かがある」と感じており、だからこそひげ一つが憶測と期待を呼ぶのです。
加えて、SNSの存在も見逃せません。2022年も2023年も、ひげなし姿が最初に広まったきっかけはクラブ公式アカウントが投稿したトレーニング映像でした。公式発の映像が数時間で世界中に拡散し、各国のファンが同時に反応する。ひげを剃るという私的な行動が瞬時に地球規模の話題になる環境は、SNS時代ならではのものです。単なる身だしなみの話題に見えて、その裏には20年を超えるキャリアの物語と時代の変化が横たわっている。それがメッシのひげというテーマの面白さです。
メッシ風ひげスタイルの特徴と取り入れるポイント
メッシのひげに憧れて、自分でも試してみたいという方もいるでしょう。メッシの定番スタイルは、口ひげから顎ひげ、頬までが自然につながる短めのフルベアードです。長く伸ばしすぎず、輪郭に沿って丸みを残しているのが特徴で、ワイルドさと清潔感のバランスが取れています。伸ばしっぱなしの無精ひげとは異なり、全体の長さがそろえられているため、だらしない印象になりにくいのがポイントです。
一般的に、このタイプのひげを整える際は次の点を意識するときれいに仕上がります。まず、トリマーで全体を数ミリ程度の均一な長さに保つこと。次に、頬の上側のラインと首元の輪郭を定期的に剃って境界を整えること。そして、肌荒れやかゆみを防ぐために洗顔後の保湿を欠かさないことです。伸ばし始めの1〜2週間はまばらに見えがちですが、ある程度の長さがそろうと印象が締まってきます。
道具については、長さ調整のできる電動トリマーが1本あれば十分に始められます。数ミリ単位でアタッチメントを替えられるものなら、伸びすぎた部分だけを整えることも簡単です。輪郭の処理は2〜3日に一度を目安に行うと、無精ひげとの違いがはっきり出ます。ビジネスシーンでひげが難しい方は、休暇期間に試してみるのも一つの楽しみ方でしょう。
顔立ちや毛量には個人差があるため、まったく同じにはならなくても、「短く、均一に、輪郭を整える」という3原則を守るだけで、手入れされた印象のひげに近づけるはずです。憧れの選手のスタイルを取り入れることは、サッカーの楽しみ方の一つでもあります。
メッシのひげに関するよくある質問
本格的に伸ばし始めたのは2016年4月です。チャンピオンズリーグ準々決勝でアトレティコ・マドリードに敗れた翌日から伸ばし始めたと伝えられており、2017年頃からはフルベアードが定番スタイルとして定着しました。それ以前のキャリア約12年間は、基本的にひげのない姿でプレーしていました。
2016年のコパ・アメリカ期間中に、本人が「ゲン担ぎであり、大会が終わるまでは剃らない」と説明しています。剃ったらチームメイトが黙っていない、というジョークも本人の口から飛び出しました。その後はゲン担ぎというより、彼の定番の風貌として定着したと考えられます。
あります。代表的なのは、2022年7月にPSGの日本ツアー中に剃ったときと、2023年9月にインテル・マイアミ加入後に剃ったときです。いずれも「若返った」「昔のメッシのようだ」と世界的な話題になりました。その後はいずれも、ひげのある姿に戻っています。
はい。2022年のカタールワールドカップで優勝トロフィーを掲げたメッシは、ひげを蓄えた姿でした。2021年のコパ・アメリカ優勝時も同様で、アルゼンチン代表での主要タイトルはいずれも「ひげのメッシ」として獲得しています。
2016年夏に髪を金髪に染めたのが最も有名です。コパ・アメリカ決勝での敗戦と代表引退表明の直後の出来事で、本人は「ゼロから始めるために変えた」と説明しています。外見の変化が気持ちの切り替えと結びついているのは、メッシらしいエピソードです。
まとめ:ひげはメッシの第二のキャリアの象徴
メッシのひげについて、ポイントを整理します。ひげを伸ばし始めたのは2016年4月、チャンピオンズリーグ敗退の翌日からで、本人いわく当初はゲン担ぎでした。2016年夏には金髪へのイメチェンとともに「ゼロから始める」決意を語り、2017年頃からフルベアードが定着。以降、2021年のコパ・アメリカ、2022年のワールドカップと、代表での栄光はすべてひげを蓄えた姿で成し遂げられました。2022年の日本滞在中や2023年のマイアミ移籍後など、ひげを剃るたびに「若返った」と世界中で話題になるのは、それだけ「ひげ=メッシ」のイメージが浸透している証です。
童顔の天才少年が、ひげを蓄えた闘将へ。顔の変化はそのまま、挫折を乗り越えて世界の頂点に立ったキャリア後半の物語と重なります。2028年までのプレー継続を決めたメッシが、この先ひげとどう付き合っていくのかも、ファンにとっては小さくない楽しみの一つ。次にメッシの試合や写真を目にしたとき、そのひげに10年分のドラマを重ねて見ると、また違った味わいがあるはずです。
フットボール戦士 
