- 日本とパラグアイはどっちが強い?FIFAランキングは何位?
- 過去の対戦成績は?前回2025年の試合やパリ五輪の結果は?
- 11月17日の日本対パラグアイはどっちが勝ちそう?
日本とパラグアイを比べると、2026年10月時点では日本のほうが少し上です。FIFAランキングは日本17位・パラグアイ33位で、A代表の対戦成績も日本の5勝5分2敗と勝ち越しています。
ただし、大きな差ではありません。前回2025年10月の試合は2-2の引き分けで、2026年のW杯ではパラグアイがドイツを破ってベスト16まで進みました(日本はベスト32)。この記事では、ランキング・レーティング・対戦成績・直近の成績で両国を比べ、11月17日にシンガポールで行われる試合の見通しを、事実と予想を分けてまとめます。
日本とパラグアイはどっちが強い?数字では日本がやや上
5つの物差しのうち、FIFAランキング・独自のレーティング・対戦成績の3つで日本が上回っています。パラグアイが上なのは、W杯2026でどこまで勝ち進んだかの1つです。前回の対戦は引き分けでした。
まとめると、「どっちが強いか」の答えは日本ですが、差は「格上と格下」ほどではありません。ブラジルやアルゼンチンのような南米の強豪とは違い、日本と同じくらいの位置にいる相手と考えるのが近いです。
FIFAランキングは日本17位・パラグアイ33位(2026年10月7日発表)
FIFAが2026年10月7日に発表した男子のFIFAランキングで、日本は17位、パラグアイは33位です(ESPN、Asunción Times)。日本はアジアの国で最上位です。
パラグアイは順位を上げている途中です。W杯の前の6月11日発表では41位でしたが、W杯のあとの7月20日発表で34位に上がり、10月は33位になりました。パラグアイの地元メディアは、2021年8月以来の高い順位だと伝えています。日本は6月の18位から7月に17位に上がり、10月もそのままでした。
次の発表は2026年11月18日の予定です(FIFA公式サイト)。11月17日の日本対パラグアイは親善試合で、FIFAランキングの計算では親善試合の重要度は低く見積もられるため、1試合で順位が大きく動くことはあまりありません。
独自のレーティングでは差は67点、日本の「勝つ見込み」は約60%
FIFAランキングとは別の物差しとして、フットボール戦士レーティング(全国際Aマッチの結果からElo方式で計算した独自の指標)でも比べました。2026年10月6日までの試合で計算すると、日本は211チーム中12位の1990、パラグアイは20位の1923で、差は67点です。
この差を計算式に当てはめると、中立地で戦ったときの日本の「勝つ見込み」は約60%になります(引き分けを半分の勝ちとして数えた値)。日本のホームなら約72%です。年末ごとの差を見ると、2022年は151点、2023年は221点まで開きましたが、2025年は63点まで縮まりました。パラグアイのレーティングは、日本と2-2で引き分けた2025年10月10日に歴代最高の1926を記録していて、2026年10月もそれに近い1923です。
日本とパラグアイの対戦成績は12試合5勝5分2敗(全試合一覧)
フットボール戦士の集計では、日本代表とパラグアイの通算成績は12試合で5勝5分2敗、得点17・失点12です。勝率は12試合で5勝の41.7%です。JFAの記録も同じ数え方で、2025年10月の試合の前は11試合5勝4分2敗(15得点10失点)でした。サイトによって「5勝4分2敗」と書かれているのは、2025年の2-2が入る前の数字です。
| 日付 | 大会 | 開催地 | スコア | 日本の得点者 |
|---|---|---|---|---|
| 1995年9月20日 | 親善試合 | 東京 | ●1-2 | 三浦知良 |
| 1998年5月17日 | キリンカップ | 東京 | △1-1 | 相馬直樹 |
| 1999年7月2日 | コパ・アメリカ | アスンシオン | ●0-4 | - |
| 2001年7月1日 | キリンカップ | 札幌 | ○2-0 | 柳沢敦2 |
| 2003年6月11日 | キリンカップ | さいたま | △0-0 | - |
| 2008年5月27日 | キリンカップ | さいたま | △0-0 | - |
| 2010年6月29日 | W杯 ラウンド16 | プレトリア | △0-0(PK3-5) | - |
| 2010年9月4日 | キリンチャレンジカップ | 横浜 | ○1-0 | 香川真司 |
| 2018年6月12日 | 親善試合 | インスブルック | ○4-2 | 乾貴士2、オウンゴール、香川真司 |
| 2019年9月5日 | キリンチャレンジカップ | 鹿嶋 | ○2-0 | 大迫勇也、南野拓実 |
| 2022年6月2日 | キリンチャレンジカップ | 札幌 | ○4-1 | 浅野拓磨、鎌田大地、三笘薫、田中碧 |
| 2025年10月10日 | キリンチャレンジカップ | 吹田 | △2-2 | 小川航基、上田綺世 |
※得点者はJFA・サッカーキングの記録。PK戦は記録上は引き分けです。2018年の試合はW杯ロシア大会の直前にオーストリアで行われました。
日本が負けたのは、1995年の親善試合(1-2)と、1999年にパラグアイで行われたコパ・アメリカ(0-4)の2試合だけです。記録の上では2001年から負けておらず(2010年W杯はPK戦で敗退)、2010年9月からの5試合は4勝1分です。森保一監督になってからは3試合で2勝1分です。
2010年W杯はPK戦で負け、記録上は引き分け
両国の対戦で一番知られているのは、2010年W杯南アフリカ大会のラウンド16(決勝トーナメント1回戦)です。6月29日にプレトリアで行われ、延長戦を含む120分が0-0のまま終わりました。日本にとってW杯で初めてのPK戦で、3人目の駒野友一選手のキックがクロスバーに当たり、3-5で負けました。パラグアイはこの大会でベスト8まで進んでいます。
PK戦で負けた試合は、記録の上では引き分けとして数えます。対戦成績の「5分」には、この試合も入っています。
前回の対戦は2025年10月の2-2、上田綺世が終了間際に追いつく
JFATV「【ハイライト】日本代表vsパラグアイ代表|2025 10.10 パナソニック スタジアム 吹田|KIRIN CHALLENGE CUP 2025」(2025年10月公開)。前回の日本対パラグアイです。
前回の日本対パラグアイは、2025年10月10日にパナソニック スタジアム 吹田(大阪府)で行われたキリンチャレンジカップ2025で、2-2の引き分けでした。日本は2度リードされ、2度とも追いついています。
| 時間 | チーム | 得点者 | スコア |
|---|---|---|---|
| 前半21分 | パラグアイ | ミゲル・アルミロン | 0-1 |
| 前半26分ごろ | 日本 | 小川航基 | 1-1 |
| 後半64分 | パラグアイ | ディエゴ・ゴメス | 1-2 |
| 後半アディショナルタイム | 日本 | 上田綺世 | 2-2 |
※JFAの試合レポートをもとに作成。小川航基の同点ゴールは、JFAのレポートで「失点から5分後」とされています。
21分、パラグアイはロングパス1本で日本の最終ラインの裏を取り、アルミロンが左足で先制しました。日本はその5分後、高い位置でボールを奪い、佐野海舟のパスを受けた小川航基が反転してミドルシュートを決めて同点にします。64分には、ブライトン所属(当時)のディエゴ・ゴメスに頭で決められて再びリードされました。
同点ゴールは試合の最後でした。89分に小川に代わって入った上田綺世が、後半アディショナルタイムに伊東純也の右からのクロスにダイビングヘッドで合わせ、2-2で終わりました。森保一監督は試合後、2失点したことを反省点に挙げています(JFA)。この試合では斉藤光毅が日本代表デビューしています。
パリ五輪(U-23)では日本がパラグアイに5-0で勝った
「日本 パラグアイ オリンピック」で調べる人が多いのは、2024年のパリ五輪の試合です。男子サッカーのグループD第1節で、U-23日本代表がU-23パラグアイ代表に5-0で勝ちました。パラグアイは南米予選を1位で通過したチームでした(テレビ東京)。
前半19分に三戸舜介が先制し、前半のうちにパラグアイの選手が平河悠へのプレーで退場になりました。後半は三戸の2点目、山本理仁のミドルシュート、途中出場の藤尾翔太の2点で突き放しています。斉藤光毅は、5点のうち3点の起点になりました。
ただし、五輪の男子サッカーは原則23歳以下の大会です。A代表の対戦成績(12試合5勝5分2敗)には入りません。「パラグアイに5-0で勝った」と聞いた場合は、A代表の試合ではないことに気をつけてください。
パラグアイは強い?W杯2026でドイツを破ってベスト16
DAZN Japan「【ドイツ×パラグアイ|ハイライト|延長120分1-1の死闘、PK戦の末…】ラウンド32|FIFAワールドカップ2026」(2026年6月公開)。パラグアイがドイツを破った試合です。
パラグアイは、2026年W杯で日本より先まで勝ち進みました。グループDでは開催国のアメリカに1-4で負けたあと、トルコに1-0で勝ち、オーストラリアと0-0で引き分けて3位になり、3位の中の上位として決勝トーナメントに進みました。ラウンド32ではドイツと延長戦を含めて1-1、PK戦を4-3で制しています。ラウンド16ではフランスに0-1で負けました。
W杯に出たのは2010年以来、16年ぶりでした。南米予選は勝ち点28で6位、ブラジル・ウルグアイ・コロンビアと同じ勝ち点で、得失点差で6番目でした。2024年8月にグスタボ・アルファロ監督が就任してから、予選でブラジルに1-0、アルゼンチンに2-1で勝っています。W杯のあとの親善試合でも、9月にボリビアに2-0(アルミロンが2点)、10月2日にコロンビアに1-0で勝ちました。
| W杯2026 | 日本 | パラグアイ |
|---|---|---|
| グループステージ | オランダ2-2、チュニジア4-0、スウェーデン1-1(負けなしで突破) | アメリカ1-4、トルコ1-0、オーストラリア0-0(3位) |
| ラウンド32 | ブラジルに1-2で負け | ドイツに1-1(PK4-3で勝ち) |
| ラウンド16 | - | フランスに0-1で負け |
一方で、W杯の結果だけで「パラグアイのほうが強い」とは言い切れません。グループステージの成績は日本のほうがよく、日本は負けずにグループを勝ち上がっています。決勝トーナメントの最初の相手が、日本はブラジル、パラグアイはドイツと、組み合わせの違いもありました。2025年の日本戦でも、パラグアイは守備を固めて日本の最終ラインの裏を狙い、2点を取っています(JFA)。日本にとっては、ランキングの差ほど楽に勝てる相手ではありません。
日本対パラグアイの予想:11月17日の試合は日本がやや有利
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日本とパラグアイは、2026年11月17日(火)の日本時間22時10分(現地21時10分)から、シンガポールナショナルスタジアムで対戦します。4か国が出る大会「MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE」の1試合で、日本テレビ系の全国ネットで生中継されます。日本は3日前の11月14日にブラジルと、パラグアイは4日前の11月13日に開催国のシンガポールと戦います。
JFAの発表では、この大会の試合は90分で終わり、延長戦とPK戦はありません。同点なら引き分けです。ここからは、事実をもとにした見方です。
| 日本に有利な材料 | パラグアイに有利な材料 |
|---|---|
| FIFAランキングは日本17位・パラグアイ33位 | W杯2026はパラグアイがベスト16、日本はベスト32 |
| レーティングから見た日本の勝つ見込みは約60%(中立地) | 前回の対戦は2-2で、日本は2度リードされた |
| 対戦成績は5勝5分2敗、2010年9月から負けなし | パラグアイは9月にボリビア、10月にコロンビアに勝ち、レーティングも歴代最高に近い |
| 日本は9〜10月の4試合で負けなし | 日本は中2日(14日にブラジル戦)、パラグアイは中3日(13日にシンガポール戦) |
※勝つ見込みはフットボール戦士レーティング(独自の指標)からの計算で、引き分けを半分の勝ちとして数えた値です。
数字だけで見ると、日本がやや有利です。日本は9月から10月にかけて、ウルグアイに3-1、ベネズエラに2-1、キリンカップでエクアドルと0-0(PK戦で勝ち)、ニュージーランドに2-1と、4試合負けませんでした。過去の対戦でも、日本は記録の上では2001年から負けていません。
ただ、「日本が勝つ」と言い切れるほどの差ではありません。約60%という見込みは、引き分けを半分の勝ちとして数えた値なので、引き分けもかなりありうる数字です。この大会は90分で決着がつかなければ引き分けなので、前回の2-2のような結果も十分に考えられます。2026年10月10日時点で、11月の両国のメンバーはまだ発表されていません。誰を連れてくるかで見通しは変わります。
同じ大会では、日本は3日前にブラジルと戦います。ブラジルとの実力差は、別の記事で同じ物差しを使って比べています。
日本代表の全試合の結果は、フットボール戦士の日本代表 戦績データベースで対戦国ごとに見られます。
よくある質問
A. 2026年10月7日発表のFIFAランキングで、日本は17位、パラグアイは33位です。パラグアイはW杯の前の41位から順位を上げています。
A. A代表では12試合で日本の5勝5分2敗です(フットボール戦士の集計・JFAの記録と同じ数え方)。2010年W杯のPK戦負けは引き分けとして数えます。
A. 2025年10月10日のキリンチャレンジカップ2025で、2-2の引き分けでした。日本は小川航基と、後半アディショナルタイムの上田綺世のゴールで追いつきました。
A. 2024年のパリ五輪のグループリーグ初戦で、U-23日本代表がU-23パラグアイ代表に5-0で勝ちました。U-23の試合なので、A代表の対戦成績には入りません。
A. ランキング・レーティング・対戦成績では日本がやや有利で、独自の計算では日本の勝つ見込みは約60%です。ただしパラグアイはW杯2026でベスト16に入ったチームで、延長・PK戦のない試合なので引き分けも十分ありえます。
まとめ:日本とパラグアイは日本がやや上、ただし差は小さい
- FIFAランキング(2026年10月7日)は日本17位・パラグアイ33位
- フットボール戦士レーティングの差は67点。中立地での日本の勝つ見込みは約60%
- A代表の対戦成績は12試合5勝5分2敗。記録の上では日本は2001年から負けていない
- 前回は2025年10月の2-2。パリ五輪(U-23)では日本が5-0で勝った
- W杯2026はパラグアイがドイツを破ってベスト16、日本はベスト32
数字の上では日本が少し上ですが、パラグアイはW杯で日本より先に進み、順位も上がっている相手です。11月17日のシンガポールでの試合は、前回の2-2の続きとして、日本がこの相手に勝ち切れるかが見どころになります。
※この記事の情報は2026年10月10日時点のものです。FIFAランキング・レーティングは試合や更新によって変わります。
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