日本代表が一番勝っている相手・勝てない相手は?791試合でブラジルは15戦1勝

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こんな疑問を持つ方へ
  • サッカー日本代表が一番勝っている相手はどこ?
  • 日本代表が一度も勝てていない国はある?
  • 韓国やブラジルとの通算成績はどれくらい?

サッカー日本代表が10試合以上戦った相手のうち、最も勝てていないのはブラジルで、15試合で1勝2分12敗(勝率6.7%)です。反対に最も勝っているのはシリアとバーレーンで、どちらも13試合11勝、勝率84.6%でした。

フットボール戦士が、1917年から2026年9月28日までの日本代表(男子)の国際試合791試合を、対戦した国・地域ごとに集計した結果です。この記事では、勝率のランキング、勝った回数が多い相手、一度も勝っていない相手、そして韓国戦とブラジル戦の中身を見ていきます。

10試合以上戦った23か国の勝率ランキング、1位はシリアとバーレーン

10試合以上戦った23か国の勝率(勝率=勝ち÷試合数・右は試合数)シリア84.6%13バーレーン84.6%13シンガポール79.2%24タイ73.9%23ミャンマー71.4%14オマーン71.4%14インド66.7%15ウズベキスタン63.6%11サウジアラビア61.1%18香港60.9%23インドネシア57.9%19フィリピン57.1%14イラク53.8%13北朝鮮45.0%20中国44.2%43パラグアイ41.7%12オーストラリア39.3%28マレーシア36.0%25イラン31.6%19アラブ首長国連邦31.6%19ウルグアイ30.0%10韓国20.3%74ブラジル6.7%1550%
10試合以上戦った相手の勝率(勝ち÷試合数)。右の数字は試合数(1917〜2026年の国際試合の公開データからフットボール戦士が集計・作図)

日本代表は791試合で115の国・地域と戦っています。そのうち10試合以上戦った23か国を、勝率の高い順に並べました。1位はシリアとバーレーンの84.6%で、どちらも13試合11勝です。シリアには2分があるだけで、13試合負けがありません。バーレーンには2008年と2009年に1回ずつ負けています。

3位はシンガポールの79.2%(24試合19勝)、4位はタイの73.9%(23試合17勝)でした。上位は西アジアと東南アジアの国が占めています。23か国のうち、勝ちが負けより多い「勝ち越し」は18か国、勝率が50%以上なのは13か国です。

下のほうを見ると、勝率が30%台以下なのはマレーシア、イラン、アラブ首長国連邦、ウルグアイ、韓国、ブラジルの6か国です。最下位のブラジルは6.7%、その上の韓国は20.3%で、勝率が20%を下回っているのはブラジルだけです。ちなみに通算791試合の勝率は49.4%です。

ウルグアイは、2026年9月24日のキリンチャレンジカップ(3-1で勝ち)がちょうど10試合目で、このランキングに新しく入りました。通算は3勝3分4敗、勝率30.0%です。

※勝率は「勝ち÷試合数」で、引き分けは勝ちに数えていません。PK戦で決着した試合は、元のデータでは引き分けの扱いです。

勝った回数が一番多いのは中国とシンガポールの19勝

日本代表が多く勝っている相手勝ち引き分け負け中国19101443試合シンガポール1924試合タイ1723試合韓国15213874試合香港1423試合オーストラリア1110728試合インドネシア11619試合サウジアラビア1118試合シリア1113試合バーレーン1113試合
勝った回数が多い10か国の勝ち・引き分け・負け(1917〜2026年の国際試合の公開データからフットボール戦士が集計・作図)

勝率ではなく「勝った回数」で数えると、中国とシンガポールが19勝で並んで1位です。ただし中身はかなり違います。シンガポールは24試合で19勝3敗なのに対し、中国は43試合で19勝14敗と、負けも多い相手です。中国の19勝目は、2025年7月のE-1選手権での2-0でした。

中国戦は時代で大きく変わりました。1991年までは21試合で4勝13敗と負け越していましたが、1992年以降は22試合で15勝1敗です。韓国も勝った回数は15勝で4番目に多いものの、試合数が74と多いぶん負けも38あります。

勝ちと負けの差(勝ち越しの数)で見ると、1位はシンガポールの16、2位はタイの15、3位はシリアの11でした。また、2試合以上戦って全部勝っている相手は18あり、最も多いのはバングラデシュの5戦5勝です。

一度も勝っていない相手はスウェーデンとイスラエル(5試合)

一度も勝っていない相手(2試合以上)勝ち引き分け負けスウェーデン415試合イスラエル55試合セネガル224試合オランダ224試合イタリア112試合ハンガリー22試合
一度も勝っていない相手のうち、2試合以上戦った6か国(1917〜2026年の国際試合の公開データからフットボール戦士が集計・作図)

日本代表が一度も勝っていない相手は14の国・地域あります。その中で試合数が最も多いのは、スウェーデンとイスラエルの5試合です。10試合以上戦った相手には、未勝利の国はありません。

スウェーデンとは5試合4分1敗で、負けは少ないものの勝ちきれていません。2026年のW杯本大会のグループステージでも1-1で引き分けました。イスラエルとは1973〜77年にW杯予選などで5回戦い、すべて負けています。イスラエルがアジアの予選に出ていた時代の対戦で、それ以降は試合がありません。

4試合で未勝利なのはオランダとセネガルで、どちらも2分2敗です。オランダとは2026年W杯のグループステージで2-2、セネガルとは2018年W杯で2-2と、W杯では引き分けに持ち込んでいます。

なお、同じく5試合勝てていなかったベネズエラには、2026年9月28日のキリンチャレンジカップで2-1と勝ち、6試合目で初勝利を挙げました。上田綺世が2ゴールを決めています。通算は1勝4分1敗です。

ブラジルには15試合で1勝、初勝利は14試合目の2025年

日本代表のブラジル戦 全15試合勝ち引き分け負け19890-119950-319951-519970-319990-220010-020052-220061-420120-420130-320140-420171-320220-120253-220261-2左が日本の得点。W杯・コンフェデ杯・親善試合など全部
ブラジル戦の全15試合。紺は勝ち、青は引き分け、オレンジは負け(1989〜2026年の国際試合の公開データからフットボール戦士が集計・作図)

ブラジルとの初対戦は1989年で、そこから13試合は2分11敗と勝てませんでした。14試合目の2025年10月14日、キリンチャレンジカップで0-2から3-2と逆転し、初めて勝っています。JFAの試合レポートでも「14戦目で歴史的な初勝利」とされていて、数え方はこの集計と同じです。

この試合では南野拓実、中村敬斗、上田綺世がゴールを決めました。ただ、次の対戦になった2026年W杯のラウンド32では1-2で敗れ、通算は1勝2分12敗です。15試合の得点は9、失点は39でした。

韓国には23の負け越し、ただし1992年以降は五分

日本代表の韓国戦 1992年の前と後勝ち引き分け負け1991年まで592842試合勝率11.9%1992年以降10121032試合勝率31.2%通算15213874試合勝率20.3%
韓国戦の勝ち・引き分け・負けを1991年までと1992年以降に分けたもの(1954〜2025年の国際試合の公開データからフットボール戦士が集計・作図)

韓国は日本代表が最も多く戦った相手で、74試合15勝21分38敗です。負けが勝ちより23多く、この「負け越し23」は全115の相手の中で最大です。2番目のブラジルは11でした。

ただし負けの多くは昔の試合です。1991年までは42試合で5勝9分28敗、勝率11.9%でした。1992年以降に絞ると32試合で10勝12分10敗、勝率31.2%で、勝ちと負けの数が同じです。1992年はオフト監督が就任し、翌年にJリーグが始まった時期です。

最近の日韓戦は日本が3連勝しています。2021年3月と2022年7月はどちらも3-0、2025年7月のE-1選手権では1-0で勝ちました。

データについて

日本代表が戦った115の国・地域(何試合戦ったかで分けた数)1試合20(計20試合)2〜4試合50(計155試合)5〜9試合22(計137試合)10試合以上23(計479試合)
日本代表が戦った115の国・地域を、対戦数で分けたもの(フットボール戦士が集計・作図)

集計に使ったのは、各国代表の国際試合の結果をまとめた公開データ(martj42/international_results・CC0)です。対象は日本代表(男子)の1917年5月9日から2026年9月28日までの791試合で、親善試合、W杯とその予選、アジアカップ、アジア競技大会なども含みます。元の公開データにある重複1試合(1917年5月7日のフィリピン戦)と、国際Aマッチに数えられていない大会の7試合(1942年8月に新京で行われた大会の3試合と、1997年5月の東アジア競技大会の4試合)と、非公開の練習試合だった2024年1月9日のヨルダン戦は除いています(2026年10月1日に更新)。115の相手のうち、10試合以上戦ったのは23か国で、試合数では全体の約6割にあたります。

注意点が3つあります。まず、元のデータにまだ入っていなかった6試合(2023年10月のチュニジア戦、2025年7月のE-1選手権の香港・中国・韓国戦、2026年9月のウルグアイ戦・ベネズエラ戦)は、JFA公式サイト・報道・Jリーグ公式サイトの結果で確かめて足しています。次に、PK戦で決着した試合は引き分けとして数えています。最後に、どの試合を国際Aマッチに数えるかはJFAの公式記録と違うことがあり、試合数が公式の数字と一致しない場合があります。

また、対戦成績の差は時代や試合の種類によって大きく変わります。昔の試合が多い相手(フィリピンやマレーシアなど)と、最近の試合が多い相手を同じ勝率で比べている点にも気をつけてください。監督別・対戦国別の成績は、フットボール戦士のサッカー日本代表 戦績・招集データベースで見られます。

よくある質問

Q1. サッカー日本代表が一番勝っている相手は?

A. 10試合以上戦った相手では、シリアとバーレーンの勝率84.6%(13試合11勝)が最も高い数字です。勝った回数では、中国とシンガポールの19勝が最多です。

Q2. 日本代表が一度も勝てていない国は?

A. 14の国・地域があり、試合数が多いのはスウェーデンとイスラエルの5試合です。スウェーデンは4分1敗、イスラエルは5敗です。ベネズエラには2026年9月28日に6試合目で初めて勝ちました。

Q3. 日本代表とブラジルの通算成績は?

A. 15試合1勝2分12敗です。唯一の勝ちは2025年10月14日の3-2で、14試合目の初勝利でした。

Q4. 日韓戦の通算成績は?

A. 74試合15勝21分38敗です。ただし1992年以降は32試合10勝12分10敗で、勝ちと負けが同じ数です。

Q5. 日本代表が一番多く戦った相手は?

A. 韓国の74試合です。2位は中国の43試合、3位はオーストラリアの28試合でした。

まとめ:日本代表が最も勝てていないのはブラジル、最も勝っているのはシリアとバーレーン

  • 10試合以上戦った23か国で、勝率が最も低いのはブラジルの6.7%(15試合1勝)
  • 勝率が最も高いのはシリアとバーレーンの84.6%。シリアには13試合負けなし
  • 勝った回数では中国とシンガポールの19勝が最多で並ぶ
  • 一度も勝っていない相手は14あり、スウェーデンとイスラエルが5試合で最多。ベネズエラには2026年9月に初勝利
  • 韓国には74試合で23の負け越しだが、1992年以降は10勝12分10敗の五分

日本代表の対戦成績は、アジアの国には大きく勝ち越し、ブラジルやヨーロッパの強豪にはまだ勝ちきれていない形です。ただ、中国や韓国との成績が1992年を境に大きく変わったように、数字は時代とともに動きます。ブラジルからの初勝利も、長く続いた記録が変わった一例です。

※この記事の情報は2026年9月29日時点のものです(2026年10月1日更新)。試合結果は2026年9月28日のベネズエラ戦までを含みます。