- 「ワオンガム」って誰のこと?どういう意味?
- いつ、誰が言い始めた呼び名なの?
- 田中碧とベリンガムは本当に似ている?田中碧は今どこでプレーしている?
ワオンガムとは、サッカー日本代表MF田中碧(たなか あお)のあだ名です。田中碧の愛称「ワオ」と、イングランド代表MFジュード・ベリンガムの名前を合わせた言葉で、日本のサッカーファンの間で生まれました。
中盤からゴール前へ飛び出して点を取る姿が、ベリンガムに重ねられました。この記事では、報道で確かめられる範囲で由来と広まり方を整理し、2026年10月1日時点の田中碧の近況も紹介します。
ワオンガムとは?田中碧の愛称「ワオ」とベリンガムを合わせたあだ名
サッカー批評Webは2024年3月22日の記事で、田中碧が自身のプレースタイルから「日本版ベリンガム」とも呼ばれ、SNSではニックネームの「ワオ」と合わせた「ワオンガム」が定着していると紹介しました。
「ワオ」は、名前の「碧(あお)」から来た愛称です。川崎フロンターレ時代の公式プロフィールでは、2017年から2021年までニックネームは「アオ」でした。「アオ」が「ワオ」になった理由を本人や報道機関が説明した記事は見つかりませんでした。2023年3月のYahoo!知恵袋には「外国人には発音しにくいから」という回答がありますが、確かな由来とは言えません。
ワオンガムはいつ・誰が言い始めた?報道で確かめられた広まり方
「ワオンガム」を最初に言い出した人は、特定できませんでした。報道で確かめられる最も早い記事は、2024年3月22日のサッカー批評Webです。この記事の時点で、SNS上では呼び名が「定着している」と書かれているので、それより前から日本のファンの間で使われていたことになります。
年表のとおり、下地になる出来事は2023年に重なっています。2023年3月には、知恵袋に「田中碧はなぜワオと呼ばれているのか」という質問が投稿されていました。6月にはベリンガムがドルトムントからレアル・マドリードへ移り、田中碧は9月のドイツ戦で1点、10月のカナダ戦で2点と、代表でゴールを重ねています。
一方で、リーズ・ユナイテッドのファンや英国の地元メディア、ESPN UKが「ワオンガム」という言葉を使った例は見つかりませんでした。英語のつづり(Waongamなど)でも報道は見つからず、日本のファン発のあだ名と考えられます。
ワオンガムポーズの名場面:北朝鮮戦・チェルシー戦・リバプール戦
JFATV(日本サッカー協会公式・2024年3月22日公開)。田中碧が決勝点を決めた、2024年3月21日の北朝鮮戦のハイライトです
2024年3月21日・北朝鮮戦:開始1分20秒の決勝点
「ワオンガム」の呼び名をさらに広めたのが、国立競技場で行われたW杯アジア2次予選の北朝鮮戦です。田中碧は試合開始わずか1分20秒に右足でゴールを決め、これが1-0の決勝点になりました。
サッカー批評Webによると、ゴール直後に見せたのがベリンガムのような喜び方でした。同じ記事は、豪快なゴールとこのパフォーマンスで「『ワオンガム』の呼び名はさらに広まった」と伝えています。なお、Wikipedia英語版の代表得点記録では、このゴールが代表8点目で、2026年9月28日の試合を終えた時点でも最新の代表ゴールです。
2025年12月3日・チェルシー戦:プレミア初ゴール
プレミアリーグでの初ゴールは、現地2025年12月3日のチェルシー戦でした。遠めの位置からの強烈なシュートで、リーズは3-1で勝っています。サッカー批評Webは、ゴール後に膝で滑るパフォーマンスと「ワオンガムポーズ」を見せたと報じました。
2025年12月6日・リバプール戦:後半アディショナルタイムの同点弾
リーズ・ユナイテッド公式(2025年12月公開)。3-3で引き分けたリバプール戦を、いろいろな角度から振り返る映像です
3日後のリバプール戦では、2-3で迎えた後半アディショナルタイム6分に、コーナーキックから3-3の同点ゴールを決めました。2試合続けてのゴールです。
この試合のあと、ESPN UKの公式Xは田中碧の喜び方を取り上げました。投稿は「“cold”なニースライド」「観客の大歓声を浴びる姿」の2つを挙げ、イングランドから少しヒントを得たのかもしれない、という内容でした。観客の歓声を全身で浴びる姿は、ベリンガムがよく見せる喜び方と重なります。ただし、この投稿に「ワオンガム」という言葉は出てきません。
ベリンガムと田中碧の共通点と違いを公式データで比べる
2人の共通点は、どちらも中盤の選手で、守備をしながらゴール前にも入っていけることです。田中碧は2023-24シーズンにドイツ2部で7点、リーズでの1年目(2024-25シーズン)はチャンピオンシップ(英2部)で5点を決めています。
ただし、細かく見ると役割は違います。ベリンガムはレアル・マドリードで、トップ下にあたる攻撃的なポジションを任されることが多い選手です。一方の田中碧は、リーズでは主に中盤の低い位置でプレーしています。
リーズを担当する地元紙『ヨークシャー・イブニング・ポスト』のグラハム・スミス記者は、REAL SPORTSの取材(2025年5月28日公開)で、ファルケ監督は田中碧を「6番」(守備的MF)として気に入っていたと話しています。強みには、相手のプレスを予測してかわす力と、ボールを失わないことを挙げました。田中碧の加入については「チームにいなかったタイプの選手で、クラブのラストピースとしてハマった」と評価しています。
年齢は田中碧が約5歳上で、プレミアリーグのデビューは2025年8月18日、26歳のときでした。ワオンガムは「同じタイプの選手」というより、「点を取りに行く姿が似ている」という意味の呼び名と受け取るのがよいでしょう。
2026年10月の田中碧:リーズで背番号22、9月の代表戦にも出場
JFATV(日本サッカー協会公式・2026年9月29日公開)。田中碧が後半から出場した、2026年9月28日のベネズエラ戦のハイライトです
田中碧は2026年10月1日時点で、イングランド・プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドに所属しています。2026年夏の移籍はなく、リーズ公式が発表した2026-27シーズンの背番号も、加入時から変わらない22番です。
2026年6月の北中米W杯では、けがで選外となった三笘薫に代わって背番号7をつけ、チュニジア戦(4-0)とスウェーデン戦(1-1)に先発しました。決勝トーナメント1回戦のブラジル戦は途中出場で、日本は1-2で敗れています。
REAL SPORTSの2026年10月1日の記事によると、2026-27シーズンは開幕戦をベンチで迎えました。その後、リーグ杯での先発を経て第3節のブライトン戦でリーグ初先発し、1アシストを記録しています。ファン投票では63%を集めてマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、ニューカッスル戦、クリスタル・パレス戦と3試合続けて先発しました。
9月のキリンチャレンジカップでは、代表でおなじみの背番号17に戻りました。日本サッカー協会の公式記録では、9月24日のウルグアイ戦(3-1)は77分から、9月28日のベネズエラ戦(2-1)は鎌田大地に代わって後半開始から出場しています。
| 時期 | 所属・できごと |
|---|---|
| 2017〜2021年 | 川崎フロンターレ。2019年にJリーグのベストヤングプレーヤー賞 |
| 2021年6月 | ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフへ期限付き移籍(2022年4月に完全移籍) |
| 2022年12月 | カタールW杯のスペイン戦で、三笘薫の折り返しから決勝点 |
| 2024年8月30日 | リーズ・ユナイテッドへ完全移籍(4年契約・背番号22) |
| 2024-25シーズン | チャンピオンシップ優勝(29勝13分4敗・勝ち点100)。チームメイトが選ぶ年間最優秀選手、リーグの年間ベストイレブン |
| 2025-26シーズン | プレミアリーグで28試合2得点(チェルシー戦・リバプール戦) |
| 2026年6月 | 北中米W杯に背番号7で出場。ブラジル戦で敗退 |
| 2026-27シーズン | リーズで背番号22。9月は代表2試合に出場 |
※リーズ・ユナイテッド公式、日本サッカー協会の公式記録、Wikipedia日本語版・英語版(田中碧、2024-25 EFLチャンピオンシップ)をもとに作成。2025-26シーズンの試合数・得点はWikipedia英語版の集計(リーグ戦のみ)です。
データで見る:「ワオンガム」はどれくらい検索されている?
フットボール戦士の記事がGoogleの検索結果に表示された回数を集計すると、2025年5月29日から2026年9月28日までに、「ワオンガム」で5,113回、「ワオンガムとは」で2,058回でした。合わせて7,171回で、言葉だけを聞いて「誰のこと?」と調べる人が多いことがうかがえます。
フットボール戦士が毎日集計している「サッカー選手 日本での注目度ランキング」のデータです(日本語版Wikipediaの閲覧数)。
田中碧本人への関心も高まっています。フットボール戦士の集計では、田中碧の日本語版Wikipediaは2026年9月30日までの直近30日で1日あたり約754回見られ、集計している839人の中で39位でした。2026年の合計は574,627回で、2025年1年間の241,173回をすでに大きく上回っています。
よくある質問
A. サッカー日本代表MF田中碧のあだ名です。愛称の「ワオ」と、レアル・マドリードのMFジュード・ベリンガムの名前を合わせた言葉です。
A. 特定できませんでした。2024年3月22日のサッカー批評Webが「SNSではすでに定着」と書いており、日本のファンの間で生まれたと考えられます。
A. 名前の「碧(あお)」から来た愛称です。「アオ」が「ワオ」になった理由を説明した報道は見つかりませんでした。
A. 田中碧がゴール後に見せる、ベリンガムに似た喜び方のことです。2024年3月の北朝鮮戦や、2025年12月のチェルシー戦で披露したと報じられています。
A. 2026年10月1日時点で、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドに所属しています。クラブでの背番号は22で、日本代表では17をつけています(2026年のW杯だけは7番)。
まとめ:ワオンガムは「ワオ+ベリンガム」、日本のファン発の田中碧のあだ名
- ワオンガムは、田中碧の愛称「ワオ」とジュード・ベリンガムを合わせたあだ名
- 2024年3月22日の報道の時点で、SNSではすでに定着していた。最初に言い出した人は不明
- 2024年3月の北朝鮮戦のゴールとベリンガム風の喜び方で、さらに広まった
- 役割は田中碧が守備的MF(6番)、ベリンガムが攻撃的MF(10番)と違いもある
- 2026年10月1日時点はリーズ所属・背番号22。9月の代表戦2試合にも出場
ワオンガムは、得点を狙って前に出ていく田中碧の姿から生まれた呼び名です。プレミアリーグで決めた2つのゴールでも、喜び方が話題になりました。次に田中碧が決めたときは、喜び方にも注目してみてください。
※この記事の情報は2026年10月1日時点のものです。出典:サッカー批評Web(2024年3月22日、2025年12月4日、2025年12月7日)、REAL SPORTS(2025年5月28日、2026年10月1日)、ESPN UK公式X(2025年12月6日)、リーズ・ユナイテッド公式(2026-27シーズン背番号、2024-25年間最優秀選手)、日本サッカー協会(2026年9月24日・28日の公式記録、招集メンバー)、川崎フロンターレ公式プロフィール(2017〜2021年)、Yahoo!知恵袋(2023年3月11日)、Wikipedia日本語版・英語版(田中碧、ジュード・ベリンガム、2024-25 EFLチャンピオンシップ)、JFATV、リーズ・ユナイテッド公式YouTube、Google Search Console、フットボール戦士の注目度データベース。
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