- 日本はブラジルに今まで何勝何敗?勝ったことはある?
- 初勝利の3-2は誰が決めた?2006年W杯(玉田のゴール)やコンフェデ杯はどんな試合だった?
- 前回の対戦はいつ?2022年の試合の結果は?
日本代表(男子A代表)のブラジル戦の対戦成績は、全15試合で1勝2分12敗です。勝ったのは2025年10月14日の親善試合の1回だけで、0-2から3-2と逆転しました。
前回の対戦は2026年6月29日(日本時間30日)のW杯ラウンド32で、1-2で負けています。この記事では、1989年からの全試合の結果と日本の得点者を一覧にし、初勝利、2006年W杯、コンフェデ杯、2022年の試合を順に振り返ります。
日本対ブラジルの対戦成績は15試合1勝2分12敗(全試合一覧)
JFA(日本サッカー協会)の記録では、日本のブラジル戦は1勝12敗2分、9得点39失点です。フットボール戦士が国際試合結果の公開データで数えた結果も、15試合1勝2分12敗・得点9・失点39で一致しました。全試合は次のとおりです。
| 日付 | 大会 | 開催地 | スコア | 日本の得点者 |
|---|---|---|---|---|
| 1989年7月23日 | 親善試合 | リオデジャネイロ | 0-1 | - |
| 1995年6月6日 | アンブロカップ | リバプール | 0-3 | - |
| 1995年8月9日 | 親善試合 | 東京 | 1-5 | 福田正博 |
| 1997年8月13日 | 親善試合 | 大阪 | 0-3 | - |
| 1999年3月31日 | 親善試合 | 東京 | 0-2 | - |
| 2001年6月4日 | コンフェデ杯 | 鹿嶋 | 0-0 | - |
| 2005年6月22日 | コンフェデ杯 | ケルン(ドイツ) | 2-2 | 中村俊輔、大黒将志 |
| 2006年6月22日 | W杯 | ドルトムント(ドイツ) | 1-4 | 玉田圭司 |
| 2012年10月16日 | 親善試合 | ヴロツワフ(ポーランド) | 0-4 | - |
| 2013年6月15日 | コンフェデ杯 | ブラジリア | 0-3 | - |
| 2014年10月14日 | 親善試合 | シンガポール | 0-4 | - |
| 2017年11月10日 | 親善試合 | リール(フランス) | 1-3 | 槙野智章 |
| 2022年6月6日 | 親善試合 | 東京 | 0-1 | - |
| 2025年10月14日 | 親善試合 | 東京 | 3-2 | 南野拓実、中村敬斗、上田綺世 |
| 2026年6月29日 | W杯 | ヒューストン(アメリカ) | 1-2 | 佐野海舟 |
※スコアは日本-ブラジル。日付は現地時間。2025年と2022年の親善試合はキリンチャレンジカップ、1995年8月は日本ブラジル修好100周年の記念試合。得点者はJFA・Jリーグ・サッカーキングの記録から(1995年8月の福田正博はサッカーキングの対戦一覧による)。
15試合のうち9試合は日本が無得点でした。日本で行われた試合は6試合で、成績は1勝1分4敗です。ブラジルや第三国での9試合では、まだ勝ったことがありません(フットボール戦士の集計)。
なお、1996年アトランタ五輪でU-23日本代表がブラジルに1-0で勝った「マイアミの奇跡」は、年齢制限のある五輪代表の試合なので、この通算成績(国際Aマッチ)には入りません。女子のなでしこジャパンは、JFAの発表でブラジル女子と7勝3分7敗の五分の成績です。
日本がブラジルに勝ったことはある?初勝利は2025年10月14日の3-2
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日本がブラジルに勝ったのは、2025年10月14日のキリンチャレンジカップ2025の1回だけです。会場は東京スタジアム(味の素スタジアム)で、44,920人が入りました。JFAによると、1989年から数えて14度目の対戦での初勝利でした。
ブラジルはカルロ・アンチェロッティ監督のチームで、日本は森保一監督が率いていました。森保監督のもとでW杯優勝国に勝ったのは、ウルグアイ、ドイツ、スペインに続いてブラジルが4か国目です(それ以前にも、2010年にアルゼンチン、2012年にフランスに勝っています)。
0-2から後半の19分間で3点、逆転の経過
前半はブラジルが26分にパウロ・エンリケ、32分にガブリエウ・マルチネッリのゴールで2点をリードしました。南野拓実によると、ハーフタイムに森保監督は「まだまだこのゲームは死んでいない」と声をかけたそうです(JFA)。
後半は52分、高い位置からのプレスで奪ったボールのこぼれ球を、南野拓実が右足で決めて1点差にしました。62分には、途中出場の伊東純也のクロスに中村敬斗が右足で合わせ、ボールは相手DFに当たってゴールに入り同点。71分には伊東純也のコーナーキックを上田綺世が頭で決めて、逆転しました。
伊東純也は途中出場で2アシストでした。中村敬斗は試合後、フランスのスタッド・ランスで2年間一緒にプレーした伊東からボールが来るのは分かっていた、という趣旨の話をしています。
初勝利の翌日、選手の検索はどれくらい増えた?
フットボール戦士の集計(日本語版Wikipediaの閲覧数)では、この試合の日か翌日に閲覧数が大きく伸びた選手は次のとおりです。比べているのは、試合の8〜14日前の1日平均です。
- 鈴木淳之介(先発のDF):723回 → 80,867回(112倍)
- 上田綺世:2,337回 → 39,776回(17倍)
- 中村敬斗:326回 → 38,450回(118倍)
- 鈴木彩艶:597回 → 35,965回(60倍)
- 南野拓実:890回 → 21,123回(24倍)
1,000回以上伸びた選手の伸びを合計すると、368,884回になりました。ゴールを決めた3人だけでなく、先発したGKやDFの名前も多く調べられたことが分かります。
2006年W杯のブラジル戦は1-4、玉田圭司の先制ゴール
FIFA公式チャンネル「15-Minute Match: Brazil vs Japan | 2006 Masterclass」(2026年6月公開)。2006年W杯ドイツ大会の日本対ブラジルを15分にまとめた映像です。
W杯で初めてブラジルと戦ったのは、2006年6月22日のドイツ大会1次リーグ第3戦です。会場はドルトムントで、日本はジーコ監督、ブラジルはカルロス・アルベルト・パレイラ監督でした。
日本は2試合を終えて1分1敗のグループ最下位で、次に進むにはブラジルに2点差以上で勝つことが必要でした。34分、玉田圭司がアレックス(三都主アレサンドロ)からのパスを受けて決め、日本が先制します。玉田は、アレックスからパスが来ると信じて相手の裏へ走り込んだと振り返っています(サッカーキング 2018年4月)。
しかし前半終了間際にロナウドに同点ゴールを決められ、後半にジュニーニョ・ペルナンブカーノ、ジウベルト、ロナウドの2点目と続けて失点しました。1-4で負けた日本は、1勝もできずに大会を終えています。日本代表の中田英寿は、大会後の2006年7月3日に現役引退を発表しました。
コンフェデ杯のブラジル戦は3回(2001年・2005年・2013年)
コンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)は、各大陸の王者などが集まってW杯の前年に開かれていた大会です。日本はこの大会でブラジルと3回戦い、2分1敗でした。ブラジル戦の2つの引き分けは、どちらもコンフェデ杯で記録したものです。
2001年(日本・韓国大会)は、6月4日にカシマスタジアムで0-0の引き分け。日本は1次リーグでブラジルを抑えて1位になり、決勝でフランスに0-1で負けて準優勝しました。
2005年(ドイツ大会)は、6月22日にケルンで2-2。10分にロビーニョ、32分にロナウジーニョに決められましたが、27分に中村俊輔、88分に大黒将志が決めて追いつきました。日本はブラジルと同じ勝ち点4でしたが、得失点差で下回り、1次リーグで敗退しています。
2013年(ブラジル大会)は、ブラジリアでの大会の開幕戦で0-3。3分にネイマール、48分にパウリーニョ、終了間際にジョーが決めました。日本は1次リーグを3戦全敗で終えています。
2022年のブラジル戦は0-1、ネイマールのPK
JFATV「【ハイライト】日本代表vsブラジル代表|2022 6.6 国立競技場 キリンチャレンジカップ2022」(2022年6月公開)。
2022年6月6日のキリンチャレンジカップでは、国立競技場に63,638人が入りました。前半を0-0で終えましたが、75分にペナルティエリアで途中出場のリシャルリソンが倒されてPKを与え、77分にネイマールに決められて0-1で負けました(JFA)。
森保監督は試合後、「惜しい」ではいけないとして、強い相手から点を取るには攻撃の力を上げる必要があると話しています。この年の11月にはカタールW杯が控えていて、日本は本大会でドイツとスペインに勝ちました。
ネイマールは日本にとって何度も壁になった選手です。各試合の報道を合わせると、2012年に2点、2013年に1点、2014年に4点、2017年に1点、2022年に1点と、日本戦の5試合で計9点を決めています。
前回の対戦は2026年W杯ラウンド32(1-2)
DAZN Japan「【FIFAワールドカップ2026】ブラジル vs 日本 : ラウンド32 │ MATCH RECAP」(2026年6月公開)。
日本とブラジルの最新の対戦は、2026年6月29日(日本時間30日)にアメリカのヒューストンで行われたW杯の決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)です。29分に佐野海舟のゴールで日本が先制しましたが、56分にカゼミーロ、90+5分にマルチネッリに決められ、1-2で負けました(サッカーダイジェスト)。
マルチネッリは、2025年10月の親善試合でも32分にゴールを決めています。2試合続けて日本から点を取ったことになります。
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W杯の試合の流れや判定の話題は、ここでは結果だけにとどめます。日本とブラジルは、2026年11月14日にシンガポールで行われる大会「MIZUHO BLUE CHALLENGE」で、W杯のあと初めて対戦する予定です。
データで見る:日本とブラジルの差は縮まっている?
試合のあった時期で4つに分けると、1989〜1999年の5試合は得点1・失点14、2012〜2017年の4試合も得点1・失点14と、大差で負ける試合が続いていました。2001〜2006年の3試合は得点3・失点6で、2つの引き分けもこの時期です。
2022年からの3試合は、得点4・失点5です。森保監督のもとでの3試合(1勝2敗)は、すべて1点差でした。15試合全体で1点差以内だった試合は6試合あり、その半分が2022年以降です。
日本代表とブラジルの対戦は15試合で、日本代表の対戦国の中で14番目に多い数です。ほかの国との対戦成績も、別の記事でまとめています。
よくある質問
A. あります。男子A代表では2025年10月14日のキリンチャレンジカップで3-2で勝ったのが、15試合で唯一の勝ちです。
A. 2026年10月9日時点で15試合1勝2分12敗、日本の得点9・失点39です(JFAの記録とフットボール戦士の集計が一致)。
A. 2026年6月29日(日本時間30日)のW杯ラウンド32で、日本は1-2で負けました。次は2026年11月14日にシンガポールで対戦する予定です。
A. 日本が1-4で負けました。日本の得点は34分の玉田圭司で、ブラジルはロナウドが2点、ジュニーニョ・ペルナンブカーノとジウベルトが1点ずつです。
A. 入りません。1996年アトランタ五輪のU-23日本代表の試合で、国際Aマッチではないためです。
まとめ:日本対ブラジルの対戦成績は15試合1勝2分12敗
- 男子A代表の対戦成績は15試合1勝2分12敗、得点9・失点39(JFAの記録と一致)
- 初勝利は2025年10月14日の3-2。0-2から南野拓実、中村敬斗、上田綺世の3点で逆転
- 2006年W杯は1-4。玉田圭司が先制したが、2点差以上の勝ちが必要な試合で逆転負け
- コンフェデ杯は2001年0-0、2005年2-2、2013年0-3。引き分けの2試合はどちらもこの大会
- 2022年は0-1(ネイマールのPK)、前回の2026年W杯ラウンド32は1-2
長く大差で負けてきたブラジルですが、2022年からの3試合はすべて1点差で、2025年にはついに初めて勝ちました。2026年11月14日のシンガポールでの試合が、16試合目の対戦になります。
※この記事の情報は2026年10月9日時点のものです。
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