- 日本代表の試合のあと、一番検索された(調べられた)選手は誰?
- 一番注目された試合はどれ?W杯と親善試合ではどれくらい違う?
- ゴールを決めたヒーローと、ミスをした選手。どちらがより調べられる?
日本代表の試合のあとに一番調べられた選手は、2018年W杯セネガル戦の川島永嗣です。フットボール戦士が2015年8月以降の日本代表の148試合を集計したところ、この試合の日の川島永嗣の閲覧数(日本語版Wikipedia)は、ふだんより652,728回多くなっていました。2位の三笘薫(2022年スペイン戦)の1.8倍です。
この記事では、一番注目された試合、W杯と親善試合の差、ゴールとミスで注目された選手の違いも図で見ていきます。閲覧数は注目度の目安で、人気や実力の順位ではありません。
代表戦の後に一番検索された選手は2018年セネガル戦の川島永嗣
1位は川島永嗣の+652,728回で、2位の三笘薫(+362,253回)を大きく引き離しています。3位は伊藤洋輝(2022年コスタリカ戦)、4位は上田綺世(2026年チュニジア戦)でした。
上位10のうち8つはW杯本大会の試合です。残りの2つはW杯予選の井手口陽介(2017年オーストラリア戦)とオナイウ阿道(2021年キルギス戦)でした。
「伸び」は、試合の日か翌日の閲覧数から、試合の8〜14日前の1日平均(ふだんの数)を引いたものです。
川島永嗣のセネガル戦で何が起きた?1日で655,063回
セネガル戦は、2018年6月24日(日本時間25日0時キックオフ)にロシアのエカテリンブルクで行われたW杯グループリーグの第2戦です。日本は2度リードされながら、乾貴士と本田圭佑のゴールで追いつき、2-2で引き分けました。
最初の失点は前半11分でした。左からのクロスのこぼれ球を相手が打ったシュートに、川島永嗣がとっさにパンチングで反応し、そのボールが目の前にいたサディオ・マネに当たってゴールに入りました。川島は試合後、「完全に自分のミスです。目の前が気になりすぎた」と話しています(Goal、2018年6月25日)。
この日の川島永嗣の閲覧数は655,063回でした。ふだんの1日2,335回の280.6倍で、2015年7月以降で川島が一番調べられた日です。2018年6月の1か月だけで、2018年1年間の閲覧数の78.7%を占めました。
セネガル戦のあとに閲覧数が伸びたのは62人でしたが、その合計の51.3%を川島1人が占めています。ただし、閲覧数からは「何を知りたくて調べたのか」までは分かりません。言えるのは、失点の場面があった試合で、川島1人に注目が集中したということです。
一番注目された試合は2026年W杯チュニジア戦
試合ごとに、閲覧数が伸びた人全員の伸びを合計すると、1位は2026年W杯のチュニジア戦(4-0)で+1,853,738回でした。伸びた人は102人にのぼり、148試合で一番多くの選手が調べられた試合でもあります。
チュニジア戦は、鎌田大地の先制点、上田綺世の2点(31分・83分)、伊東純也のゴールで4点を取り、日本のW杯の1試合の最多得点を更新した試合です(JFA・サッカーキング)。一番伸びたのは上田綺世の+282,489回でした。
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2番目に伸びたのは、選手ではなく本田圭佑(+149,886回)でした。本田はこの試合のテレビ中継で解説をしており、上田のゴールを絶賛した言葉や、ファウルの場面で声を上げた解説が話題になりました(J-CAST、2026年6月21日)。
一方、選手1人の伸びが1位だったセネガル戦は、試合の合計では5位です。チュニジア戦で一番伸びた上田綺世の割合は合計の15.2%で、注目が多くの選手に分かれていました。
W杯と親善試合でどれくらい違う?1試合あたり8.2倍
大会の種類で分けると、W杯本大会は1試合あたり+1,039,229回で、親善試合(+126,973回)の8.2倍でした。アジアカップ本大会、キリンカップ、W杯予選、E-1選手権はどれも1試合あたり11万〜14万回台で、W杯本大会だけが飛び抜けています。
合計の上位15試合のうち12試合がW杯本大会で、上位10試合はすべてW杯本大会です。
W杯本大会以外で一番注目されたのは、2017年8月31日のW杯予選オーストラリア戦(+485,373回)です。浅野拓磨と井手口陽介のゴールで2-0で勝ち、6大会連続のW杯出場を決めた試合でした(デイリースポーツ、2017年9月1日)。
親善試合の1位は、2025年10月14日のブラジル戦(3-2)で+368,884回です。14度目の対戦でブラジルから初めて勝った試合でした(サッカーキング)。2位は2019年6月9日のエルサルバドル戦(+363,067回)で、この試合で18歳の久保建英が代表デビューし、+101,391回伸びています。
ゴールのヒーローとミスの選手、どちらが調べられる?
上位10のうち8人は、ゴールやアシストで試合を決めた選手です。三笘薫は、ゴールライン際で折り返して田中碧の決勝点を生んだ「三笘の1ミリ」の場面で、+362,253回伸びました。ボールがラインにわずかにかかっていたと、VARで確かめられたゴールです(デイリースポーツ)。
ただし、1位と3位は、失点や批判が話題になった選手でした。3位の伊藤洋輝は、2022年W杯のコスタリカ戦(0-1)に後半から出場し、後ろへのパスが続いた場面に批判が集まりました。中継で解説していた本田圭佑が指摘し、本人のInstagramにも「バックパスマシン」といったコメントが寄せられたと報じられています(東京スポーツ)。この日の閲覧数はふだんの1,862回から312,345回に増え、167.8倍でした。
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GKの鈴木彩艶は、ミスでもセーブでも調べられています。鈴木彩艶が「その試合で一番伸びた選手」になった7試合には、批判が集まった2024年アジアカップのイラク戦・インドネシア戦・イラン戦と、好セーブを続けた2026年W杯のスウェーデン戦(デイリースポーツ、2026年6月27日)、ブラジル戦の両方が入っています。2026年W杯の4試合は、どれも伸びの上位20に入りました。
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ゴールの場面もミスの場面も、どちらも大きく調べられます。ゴールのあった試合は活躍した何人かに注目が分かれやすく、セネガル戦やコスタリカ戦では1人に集まりました。ただ、なぜ調べたのかは閲覧数からは分かりません。
何度も一番になった選手は?三笘薫と中村敬斗が8回
1回の大きさではなく回数で見ると、「その試合で一番伸びた選手」に一番多くなったのは、三笘薫と中村敬斗の8回でした。鈴木彩艶が7回、酒井高徳と小川航基が6回で続きます。川島永嗣は、セネガル戦の1回だけでした。
三笘薫の8回には、84分から出て2点を取り、7大会連続のW杯出場を決めた2022年3月24日のオーストラリア戦が入っています(サッカーキング)。この日の閲覧数はふだんの263.3倍でした。
ふだんの1日平均が100回以上ある選手で、倍率が一番大きかったのは、2017年オーストラリア戦の井手口陽介で、ふだんの1日221回から245,539回へ、1,108.9倍になりました。2位は2025年E-1選手権の香港戦で、代表デビュー戦の前半だけで4点を取ったジャーメイン良の728.0倍です(サッカーキング)。
データについて
- 出どころ:日本語版Wikipediaの1日ごとの閲覧数(Wikimediaの公開データ・人の閲覧だけ)。フットボール戦士が毎日記録しています(サッカー選手 日本での注目度ランキング)
- 対象の人:フットボール戦士の注目度データベースにいる日本人701人(日本代表経験者・現役の代表選手・監督など)。解説者として話題になった元選手も含まれます。データベースにいない選手は数えていません
- 対象の試合:日本代表(男子)の2015年8月2日〜2026年6月29日の148試合。閲覧数の記録が2015年7月からなので、それより前の試合は入っていません。2026年9月の2試合はまだ集計に入っていません
- 日付:閲覧数の日付はUTC(世界標準時)区切りです。日本時間の夜や朝の試合も取りこぼさないよう、試合の日と翌日の多いほうを使いました
- 注意:閲覧数は注目度の目安です。人気・評価・実力とは違います。また、同じ日のほかの話題(移籍の報道など)で閲覧数が増えた分も含まれます
集計に使ったスクリプトはフットボール戦士の手元に残しており、データが更新されたら同じ方法で数字を出し直せます。
よくある質問
A. 2018年W杯セネガル戦の川島永嗣です。試合の日の日本語版Wikipediaの閲覧数がふだんより652,728回多く、2015年8月以降の148試合で1位でした。2位は2022年スペイン戦の三笘薫(+362,253回)です。
A. 前半11分、川島がパンチングしたボールが目の前のサディオ・マネに当たって失点しました。本人は試合後に「完全に自分のミスです」と話しています。試合は2-2の引き分けでした。
A. 閲覧数が伸びた人全員の合計では、2026年W杯のチュニジア戦(4-0)が1位で+1,853,738回でした。上位10試合はすべてW杯本大会です。
A. いいえ。閲覧数は「どれだけ調べられたか」という注目度の目安です。ゴールで調べられることも、ミスや批判で調べられることもあるので、人気や実力の順位とは違います。
まとめ:代表戦の後に一番検索された選手
- 148試合で閲覧数が一番伸びたのは、2018年セネガル戦の川島永嗣(+652,728回・ふだんの280.6倍)
- 一番注目された試合は2026年W杯チュニジア戦(合計+1,853,738回)。解説の本田圭佑も2番目に伸びた
- W杯本大会は1試合あたり+1,039,229回で、親善試合の8.2倍。上位10試合はすべてW杯本大会
- 上位10のうち8人はゴールやアシストの選手。ただし1位と3位は失点・批判が話題になった選手
- 試合ごとの1位になった回数は三笘薫と中村敬斗の8回が最多。倍率は井手口陽介の1,108.9倍が最大
代表戦のあとに一番調べられたのは、ゴールを決めたヒーローではなく、失点の場面があった川島永嗣でした。一方で、上位の大半はゴールやアシストの選手で、W杯で活躍した選手ほど大きく調べられています。2026年9月以降の試合も、データがそろいしだい同じ方法で数えていきます。
※この記事の情報は2026年10月8日時点のものです。閲覧数は日本語版Wikipediaの数字(UTC区切り)をもとにフットボール戦士が集計したもので、2015年8月2日〜2026年6月29日の148試合が対象です。
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