- 2026年の女子バロンドールの候補30人は誰?日本人は入っている?
- 長谷川唯は受賞できる?過去の日本人は何位だった?
- 本命は誰?授賞式はいつ、日本時間の何時から?
2026年の女子バロンドールの候補30人には、日本から長谷川唯、松窪真心、谷川萌々子の3人が選ばれました。日本人の候補が3人そろうのは、2018年に女子の賞ができてから初めてです。
受賞者は、2026年10月26日(月)にロンドンで開かれる授賞式で発表されます。日本時間では10月27日(火)の午前5時からです。この記事では、候補30人の一覧、長谷川唯の可能性、日本人の過去の順位、本命の予想までを、2026年10月11日時点の情報でまとめます。
女子バロンドール2026の候補30人一覧【日本人は過去最多の3人】
女子バロンドールの候補30人は、2026年9月8日にフランス・フットボール誌から発表されました。対象は2025年8月3日から2026年7月19日までの活躍です。候補の国籍は18か国で、最も多いのはスペインの6人でした。日本の3人は、オランダ・フランスと並んで2番目に多い人数です。
一方で、2023年から3年連続で受賞していたアイタナ・ボンマティ(スペイン)は候補に入っていません。2025年11月に練習中に脚を骨折し、長く試合に出られなかったためと報じられています。
| 選手 | 国 | 2025-26シーズンの所属 |
|---|---|---|
| 長谷川唯 | 日本 | マンチェスター・シティ |
| 松窪真心 | 日本 | ノースカロライナ・カレッジ(2026年7月にチェルシーへ) |
| 谷川萌々子 | 日本 | バイエルン |
| セルマ・バシャ | フランス | OLリヨネス |
| バーブラ・バンダ | ザンビア | オーランド・プライド |
| クララ・ビュール | ドイツ | バイエルン |
| エスメー・ブルフツ | オランダ | バルセロナ |
| マリオナ・カルデンティ | スペイン | アーセナル |
| スカーレット・カンベロス | メキシコ | クラブ・アメリカ |
| ケルスティン・カスパリー | オランダ | マンチェスター・シティ |
| テンワ・チャウィンガ | マラウイ | カンザスシティ・カレント |
| カタ・コル | スペイン | バルセロナ |
| メルチー・デュモーネイ | ハイチ | OLリヨネス |
| キャロライン・グラハム・ハンセン | ノルウェー | バルセロナ |
| アレックス・グリーンウッド | イングランド | マンチェスター・シティ |
| パトリシア・ギハロ | スペイン | バルセロナ |
| ペルニレ・ハルダー | デンマーク | バイエルン |
| ローズ・ラベル | アメリカ | ゴッサムFC |
| マピ・レオン | スペイン | バルセロナ(2026年夏にロンドン・シティ・ライオネシズへ) |
| ロレーナ | ブラジル | カンザスシティ・カレント |
| メルビン・マラール | フランス | マンチェスター・ユナイテッド(2026年夏にチェルシーへ) |
| ビビアンネ・ミーデマ | オランダ | マンチェスター・シティ |
| エヴァ・パヨル | ポーランド | バルセロナ |
| クラウディア・ピナ | スペイン | バルセロナ |
| アレクシア・プテジャス | スペイン | バルセロナ(2026年7月にロンドン・シティ・ライオネシズへ) |
| ウェンディ・ルナール | フランス | OLリヨネス |
| アレッシア・ルッソ | イングランド | アーセナル |
| カディジャ・ショー | ジャマイカ | マンチェスター・シティ |
| キャロライン・ウィアー | スコットランド | レアル・マドリード(2026年夏にOLリヨネスへ) |
| テッサ・ヴュラールト | ベルギー | インテル(2026年夏にコモへ) |
※日本人3人のあとは、発表どおりのアルファベット順。所属は評価の対象になった2025-26シーズンのクラブで、2026年夏の移籍先をかっこに書きました。
クラブ別では、女子チャンピオンズリーグ(CL)で優勝したバルセロナの8人が最多です。長谷川唯のいるマンチェスター・シティからも5人が選ばれました。
長谷川唯は2026年の女子バロンドールを取れる?3度目の候補入りの理由
長谷川唯が2026年バロンドールの最終候補に選ばれました🩵🇯🇵 pic.twitter.com/1aoITBKKlD
— マンチェスター・シティ (@ManCityJP) 2026年9月8日
マンチェスター・シティのXの投稿(2026年9月9日)。長谷川唯の2026年女子バロンドール候補入りを伝える投稿
長谷川唯の候補入りは、2023年、2024年に続いて2年ぶり3度目です。2025年は候補から外れていたので、返り咲きの選出になりました。
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評価の対象になった2025-26シーズンは、クラブでも代表でもタイトルを取った1年でした。主な実績を表にまとめます。
| 大会・賞 | 長谷川唯の2025-26シーズン |
|---|---|
| イングランド女子リーグ(WSL) | マンチェスター・シティで10年ぶりの優勝 |
| FAカップ | 優勝(決勝でブライトンに4対0)。WSLと合わせて2冠 |
| 公式戦の成績 | 29試合4得点(リーグ戦は20試合2得点) |
| PFA年間ベストイレブン | シティでの4シーズンすべてで選出 |
| 女子アジアカップ(2026年3月) | キャプテンとして全6試合に先発し、日本は全勝で優勝 |
※成績は英語版Wikipediaの記載、PFAはイングランドの選手協会が選ぶ年間ベストイレブンです。
長谷川唯の持ち味は、中盤の底からボールを動かして試合を組み立てるところです。FAカップの準決勝では、延長戦で決勝点につながるクロスも上げました。
受賞の可能性は?目標は日本人の最高順位「12位」超え
ここからはフットボール戦士の予想です。結論から言うと、長谷川唯の受賞は難しく、トップ10に入れるかどうかが焦点になります。
理由は、投票の仕組みにあります。女子の賞は、FIFAランキング上位50か国の記者が1人ずつ、候補の中から10人を選んで順位をつけます。1位に15点、10位に1点が入り、合計点で順位が決まります。2025年は10位の選手でも122点を集めていました。2024年の長谷川唯は11点で26位です。
さらに、同じシティのカディジャ・ショーがリーグ得点王(21点)と選手協会の年間最優秀選手に輝いています。シティの2冠を評価する記者の票は、まずショーに集まると考えられます。中盤で守備と組み立てを担う長谷川唯の働きは、ゴールの数字ほど票につながりにくい面もあります。
それでも、日本人が女子バロンドールで取った最高順位は12位です(2018年の熊谷紗希、2023年の宮澤ひなた)。2冠とアジアカップ優勝がそろった今回は、この記録を超えられるかが見どころになります。
松窪真心・谷川萌々子は初の候補入り
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ほかの2人は、どちらも初めての候補入りです。2人とも20代前半の若い選手で、今後も候補の常連になる可能性があります。
| 選手 | 評価された主な活躍 |
|---|---|
| 松窪真心(2004年生まれ) | アメリカ女子1部(NWSL)の2025年シーズンに11得点。リーグの年間最優秀MFとベストイレブンに選出。2026年7月にチェルシーへ移籍 |
| 谷川萌々子(2005年生まれ) | バイエルンでリーグ戦23試合8得点。ドイツ女子1部とドイツ杯の2冠。女子アジアカップでも2得点 |
なお、女子の年間最優秀GKの候補5人には、マンチェスター・シティの山下杏也加も入っています。女子アジアカップでは大会最優秀GKに選ばれました。
日本人女子のバロンドールの過去の順位【澤穂希の受賞と最高12位】
女子バロンドールは2018年に始まりました。これまでに日本人が受けた最高の順位は12位で、受賞者はまだいません。2019年、2021年、2022年、2025年は日本人の候補がいませんでした。
候補の人数は、2018年は15人でしたが、2023年から30人に増えました。枠が広がったことで、日本人も選ばれやすくなっています。
澤穂希の2011年の受賞は「FIFA女子年間最優秀選手」
「澤穂希はバロンドールを取った」と言われることがあります。2011年に澤穂希が受けたのは、FIFA女子年間最優秀選手賞です。2010年から2015年まで、この賞は男子の「FIFAバロンドール」と同じ式典で発表されていました。
女子のバロンドールとは別の賞ですが、当時は女子の世界一を決める最高の個人賞でした。2011年のドイツW杯で日本を初優勝に導き、得点王と大会MVPにも輝いた年です。この時代は、日本の選手が毎年のように上位に入っていました。
| 年 | 日本人の順位(FIFA女子年間最優秀選手賞) |
|---|---|
| 2011年 | 澤穂希 1位(受賞)、宮間あや 4位 |
| 2012年 | 澤穂希 4位、宮間あや 8位、福元美穂 9位 |
| 2013年 | 熊谷紗希、大儀見優季が候補10人に選出 |
| 2014年 | 宮間あや 5位、川澄奈穂美 7位 |
| 2015年 | 宮間あや 3位 |
※各年の投票結果より。歴代の全受賞者と得票はバロンドール歴代データベースにまとめています。
女子バロンドール2026の本命は?予想と有力候補
2026年は、3連覇中だったボンマティがいないため、新しい受賞者が出ることが決まっています。DAZNなどの海外メディアが本命に挙げているのは、アレクシア・プテジャス(スペイン)です。
プテジャスはバルセロナの主将として女子CLで優勝し、大会の最優秀選手に選ばれました。2021年と2022年に受賞した経験があり、2025年も4位に入っています。2026年7月にイングランドのロンドン・シティ・ライオネシズへ移りましたが、評価の対象は移籍前の活躍です。
対抗は、女子CL得点王(11点)のエヴァ・パヨルと、シティを2冠に導いたカディジャ・ショーです。2025年に2位と3位だったマリオナ・カルデンティとアレッシア・ルッソのアーセナル勢は、女子CLで準決勝敗退だった点が響きそうです。
女子バロンドールの歴代受賞者
過去の受賞者を見ると、2021年からはスペインの選手が5年続けて受賞しています。プテジャスが取れば、スペインの連続受賞は6年に伸びます。
| 年 | 受賞者(国) | 2位 |
|---|---|---|
| 2018年 | アーダ・ヘーゲルベルグ(ノルウェー) | ペルニレ・ハルダー |
| 2019年 | ミーガン・ラピーノー(アメリカ) | ルーシー・ブロンズ |
| 2021年 | アレクシア・プテジャス(スペイン) | ジェニファー・エルモソ |
| 2022年 | アレクシア・プテジャス(スペイン) | ベス・ミード |
| 2023年 | アイタナ・ボンマティ(スペイン) | サム・カー |
| 2024年 | アイタナ・ボンマティ(スペイン) | キャロライン・グラハム・ハンセン |
| 2025年 | アイタナ・ボンマティ(スペイン) | マリオナ・カルデンティ |
※2020年は新型コロナウイルスの影響で中止。
授賞式はいつ?日本時間10月27日午前5時からロンドンで
2026年のバロンドール授賞式は、10月26日(月)の20時(現地時間)から、ロンドンのロンドン・パラディウムで開かれます。日本時間では10月27日(火)の午前5時です。女子の賞は男子と同じ式典で発表されます。
授賞式がパリ以外の都市で開かれるのは、2010年から2015年にスイスのチューリヒで開かれて以来です。ロンドンでの開催は、1956年に賞ができてから初めてになります。
日本での放送・配信は、10月9日時点で発表されていません。午前5時は式の開始時刻で、女子の受賞者の発表はそれより後になります。結果だけを早く知りたい人は、バロンドールの公式サイトや公式SNSを確かめるのが確実です。
よくある質問
A. 長谷川唯(マンチェスター・シティ)、松窪真心(チェルシー)、谷川萌々子(バイエルン)の3人です。日本人の候補が3人そろうのは初めてです。
A. 2023年は27位(1点)、2024年は26位(11点)でした。2025年は候補に入らず、2026年が3度目の候補入りです。
A. いません。最高は12位(2018年の熊谷紗希、2023年の宮澤ひなた)です。澤穂希が2011年に受けたのは、FIFA女子年間最優秀選手賞という別の賞です。
A. 2026年10月26日(月)のロンドンでの授賞式で発表されます。式は日本時間の10月27日(火)午前5時に始まります。
A. 2025年11月に脚を骨折し、長く試合に出られなかったためと報じられています。2023年から3年連続で受賞していました。
まとめ:女子バロンドール2026は日本人3人が候補、受賞者は10月27日朝にわかる
- 2026年の女子バロンドール候補30人に、長谷川唯・松窪真心・谷川萌々子の日本人3人が選ばれた(過去最多)
- 長谷川唯は3度目の候補入り。シティの2冠とアジアカップ優勝に貢献したが、受賞は難しく、日本人最高の12位を超えられるかが焦点
- 女子バロンドールの日本人の最高順位は12位。澤穂希の2011年の受賞はFIFA女子年間最優秀選手賞
- 本命はプテジャス、対抗はパヨルとショー(フットボール戦士の予想)。3連覇中のボンマティはけがで候補外
- 授賞式は10月26日(月)20時にロンドンで。日本時間は10月27日(火)午前5時から
日本人3人がそろって候補に入ったことは、なでしこの選手たちが世界のトップクラブで主力になっている証です。10月27日の朝は、長谷川唯たちの順位に注目しましょう。
※この記事の情報は2026年10月11日時点のものです。候補と過去の順位はフランス・フットボール誌の発表と英語版Wikipediaの各年の投票結果にもとづきます。順位と受賞者は授賞式のあとに追記します。
フットボール戦士 
