キリンチャレンジカップに延長戦はある?引き分けやPK戦のルール解説

「キリンチャレンジカップって延長戦はあるの?」と気になったことはありませんか。試合観戦の前に確認しておきたいルールについて、わかりやすく解説します。

こんな疑問を持つ方へ

  • キリンチャレンジカップに延長戦はあるの?
  • 引き分けになったらどうなるの?PK戦はある?
  • 試合は何時頃に終わるの?
  • ワールドカップや天皇杯のルールと何が違うの?
  • FIFAランキングには関係あるの?
  • キリンチャレンジカップとキリンカップサッカーの違いって?

キリンチャレンジカップに延長戦はある?まず結論を確認しよう

「キリンチャレンジカップ 延長戦ある?」と検索している方に、まず最初に結論をお伝えします。

キリンチャレンジカップに延長戦はありません。 試合は前後半それぞれ45分、計90分(+アディショナルタイム)で終了します。
同点のまま90分を終えても、そのまま引き分けで試合終了となります。

理由はシンプルです。キリンチャレンジカップは「国際親善試合(フレンドリーマッチ)」であり、どちらかのチームが必ず勝ち上がる必要のあるトーナメント戦ではないからです。

ワールドカップの決勝トーナメントや天皇杯などのカップ戦とは異なり、必ず勝者を決めなければならない大会ではないため、延長戦もPK戦も行われません。

ポイント:サッカーにおける延長戦・PK戦は、トーナメント戦など「必ず勝者を決める必要がある試合」で行われるルールです。グループリーグや親善試合など、引き分けが認められる試合では90分で試合が終了するのが通常のルールとなっています。

キリンチャレンジカップとはどんな試合?基本情報を整理

延長戦のルールをより深く理解するために、キリンチャレンジカップがどういった大会なのかを改めて確認しておきましょう。

大会の概要

キリンチャレンジカップは、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)が主催し、キリングループが特別後援する日本代表の国際親善試合です。SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)をはじめ、なでしこジャパンや年代別代表なども参加します。

名前に「カップ」と付いていますが、継続的に開催されるリーグ形式の大会ではなく、ほとんどの場合がワンマッチ(1試合限り)形式で行われます。日本代表の強化と、海外でも通用する選手の育成が主な目的です。

項目 内容
主催 公益財団法人日本サッカー協会(JFA)
後援・協賛 キリングループ(キリンビール・キリンビバレッジ等)
試合形式 ワンマッチ形式の国際親善試合(ほとんどの場合)
試合時間 前後半各45分、計90分(+アディショナルタイム)
延長戦 なし
PK戦 なし
引き分けの場合 そのまま引き分けで試合終了
開催時期 国際Aマッチデーに合わせて年複数回
歴史 2001年から現名称で開催(前身は1998年〜)

「カップ」なのに延長戦がない理由

「カップ」という名称から、トーナメント戦のように必ず勝敗を決めるイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、キリンチャレンジカップは競技面での「カップ(優勝杯)」を指すというよりも、スポンサー名を含む冠イベント名として使われています。

あくまで国際親善試合であるため、勝利チームには「勝利者杯(キリンチャレンジカップのトロフィー)」とキリングループの飲料1年分が副賞として贈られますが、引き分けの場合は両チームに贈られます。勝利を決める義務がないため、延長戦・PK戦は実施されません。

「90分で引き分けだったんだけど、まだ続くの?ってなった。キリンチャレなんだからPKなしで当然か」

「キリンチャレンジカップに延長戦があると思ってたら普通に試合終了してた笑 親善試合ってそういうものか」

試合は何時頃に終わる?具体的な試合時間の目安

試合時間が気になる方は多いでしょう。キリンチャレンジカップのキックオフ時刻は試合によって異なりますが、多くの場合19時台に設定されています。以下の目安を参考にしてください。

時間の流れ 目安(19:20KO例) 内容
キックオフ 19:20 前半スタート
前半終了 約20:10〜20:15 前半45分+アディショナルタイム
ハーフタイム 約20:10〜20:25 約15分の休憩
後半スタート 約20:25 後半45分開始
試合終了 約21:15〜21:30頃 後半45分+アディショナルタイム

アディショナルタイム(追加時間)の長さは試合展開によって変わります。選手交代や負傷対応、時間稼ぎ的なプレーが多い場合は長めになることもあります。近年のFIFAルール変更により、アディショナルタイムが5〜10分以上に及ぶ試合も珍しくありません。

延長戦がない分、試合終了後はそのままロスタイム終了でホイッスルが鳴ります。テレビ観戦の場合も、試合終了予定時間はおおむね2時間弱程度で見込んでおくと安心です。

観戦のヒント:スタジアム観戦の場合、試合終了後も退場に時間がかかります。最寄り駅の終電時刻を事前に確認しておきましょう。試合終了後の退場完了まで、さらに30分〜1時間程度みておくことをおすすめします。

「延長戦あり」の試合との違いは?大会別ルール比較

サッカーの試合でも「延長戦がある試合」と「ない試合」があります。キリンチャレンジカップと他の試合形式を比べてみましょう。

大会・試合 延長戦 PK戦 引き分けの扱い
キリンチャレンジカップ なし なし そのまま引き分け終了
WC決勝トーナメント あり(前後半15分×2) あり(延長後も同点なら) 引き分けなし
天皇杯(決勝トーナメント) あり(前後半15分×2) あり(延長後も同点なら) 引き分けなし
Jリーグ(リーグ戦) なし なし そのまま引き分け終了
AFCアジアカップ(GS) なし なし そのまま引き分け終了
AFCアジアカップ(決勝T) あり あり 引き分けなし
W杯アジア予選(グループ) なし なし そのまま引き分け終了

この表からわかるように、延長戦があるのは「トーナメントで必ず勝者を決めなければいけない試合」に限られます。グループリーグ方式や親善試合はリーグ戦に近い扱いとなるため、基本的に引き分けが認められており、延長戦は実施されません。

「代表戦全部に延長戦があると思ってたのが恥ずかしい。ちゃんとルールを勉強しなきゃ」

引き分けで終わった場合はどうなる?FIFAランキングへの影響も解説

キリンチャレンジカップで引き分けになった場合、試合結果として「引き分け」が確定します。ここで多くの方が気になるのが、その後の影響についてです。

FIFAランキングへの影響

キリンチャレンジカップは国際Aマッチ(A代表同士の国際公式試合)に分類されるため、試合結果はFIFAランキングのポイントに影響します。

引き分けの場合は、両チームに「引き分け分のポイント」が加算されます。ただし、親善試合の「試合の重要度(I値)」はワールドカップ本大会(I=60)やアジア最終予選(I=35)などに比べてはるかに低く設定(I=10)されており、ランキングへの影響はそれほど大きくありません。

試合種別 重要度(I値)
FIFAワールドカップ本大会 60
大陸選手権(アジアカップ等)決勝T 35
W杯予選(最終予選) 35
大陸選手権 グループステージ 25
国際親善試合(キリンチャレンジカップ等) 10

たとえばFIFAランキング上位の強豪国に勝利した場合でも、国際親善試合のポイントはそれほど多くありません。それでも、格上の相手に勝利すれば一定のポイントが加算されることは間違いないため、結果がまったく無意味というわけでもありません。

賞品はどうなる?

キリンチャレンジカップでは、賞金は設けられておらず、代わりに賞品が贈られます。勝利チームには「勝利者杯(キリンチャレンジカップトロフィー)」と、副賞としてキリングループの飲料1年分が贈られます。

引き分けの場合は、両チームに同様の副賞(勝利者杯と飲料)が贈られます。キリンチャレンジカップはあくまで強化試合であり、勝敗よりも試合内容での成長が目的となっているため、このような形になっています。

まとめ:引き分けになった場合

試合結果 → 引き分けのまま終了(延長・PKなし)

FIFAランキング → 両チームに引き分け分のポイントが加算

賞品 → 両チームに副賞(飲料1年分)が贈られる

キリンチャレンジカップとキリンカップサッカーの違いは?

似た名前のため混同されやすいですが、「キリンチャレンジカップ」と「キリンカップサッカー」は異なる大会です。それぞれのルールの違いも含め、確認しておきましょう。

比較項目 キリンチャレンジカップ キリンカップサッカー
形式 ワンマッチ形式(基本) 複数チームによるトーナメント形式
チーム数 日本代表+1〜2チーム 日本代表+招待2〜3チーム
開催時期 年間を通じて複数回 主に5〜6月(ヨーロッパシーズン終了後)
延長戦 なし 決勝戦等の形式による(大会規定次第)
歴史 2001年〜(前身は1998年〜) 1978年〜(前身「ジャパンカップ」)
対象 A代表、なでしこ、年代別代表 主にA代表

キリンカップサッカーのほうが歴史が長く、複数チームが参加するため順位が付けられます。一方、キリンチャレンジカップはスケジュールの都合で組まれる1試合限りの親善試合であることが多く、年間を通じて数多く開催されます。

どちらも延長戦の扱いは「試合形式による」ということになりますが、親善試合として行われる限り、引き分けのまま終了するケースがほとんどです。

「キリンカップとキリンチャレンジカップってずっと同じものだと思ってた。ちゃんと違いがあるんだな」

キリンチャレンジカップの試合形式と90分の見どころ

延長戦がないキリンチャレンジカップでは、通常の90分(+アディショナルタイム)の中に試合のすべてが凝縮されます。国際親善試合ならではの特徴も押さえておくと、観戦がより楽しくなります。

選手交代のルール

現在のFIFAルールでは、国際Aマッチの親善試合において最大6人まで選手交代が認められています(通常の公式戦は5人)。これはキリンチャレンジカップのような強化試合で、多くの選手を試す機会を設けるための措置です。

前半と後半で選手を大幅に入れ替えたり、各ポジションの候補選手を試したりすることが多いのも、キリンチャレンジカップならではの特色です。「前半と後半で違うチームみたい」と感じることもあるかもしれませんが、これは意図的に行われる強化策の一つです。

延長戦がないからこそ生まれる緊張感

延長戦がないということは、90分の中で決着をつけられなければ「引き分け」という結果になります。これは一見「どちらも全力を尽くさなくていい」と思われるかもしれませんが、実際には選手や監督にとって重要な強化の場です。

新しい戦術を試したり、若手選手をテストしたり、チームのコンビネーションを高めたりと、90分の試合時間を最大限に使って次の公式戦(W杯予選やアジアカップなど)への準備を行っています。試合結果だけでなく、内容や選手個人のパフォーマンスも注目してみると、より試合が面白くなります。

「引き分けでも延長ないんだから、残り10分の守り方や選手交代の采配に注目して観るとすごく楽しい」

「キリンチャレンジは若手を試す場でもあるから、スタメンを予想するのが楽しみのひとつ。延長なくてもドキドキが続く」

よくある質問 キリンチャレンジカップのルールQ&A

「キリンチャレンジカップ 延長戦ある」以外にも、ルールについてよく寄せられる疑問をまとめました。

Q1. ハーフタイムは何分ある?

通常のサッカーと同様に、ハーフタイムは約15分です。スタジアム観戦の場合はトイレや食事・飲み物の購入などに充てられます。テレビ放送では選手インタビューや解説コーナーが放送されることが多いです。

Q2. アディショナルタイムは何分くらい?

アディショナルタイム(追加時間)は主審の判断で設けられます。選手の交代や負傷対応、時間稼ぎなどがあった場合に増加します。目安として前半2〜5分、後半3〜7分程度が多いですが、近年のFIFAルール変更により10分以上になるケースも出てきています。

Q3. テレビ放送の放映権はどこが持っている?

試合によって放送局は異なりますが、主にNHK、テレビ朝日、フジテレビ、日本テレビ、TBSなどの地上波で放送されます。また、ABEMA(無料・有料)、NHK+などの配信サービスでも視聴できる試合があります。試合ごとに確認が必要です。

Q4. ホームとアウェーで試合時間は変わる?

試合時間のルール(90分制)はホーム・アウェーにかかわらず同じです。ただし、日本国外で行われる試合はキリンチャレンジカップの名称がつかないことがあります(例:2026キリンワールドチャレンジなど)。

Q5. 女子代表(なでしこジャパン)のキリンチャレンジカップも同じルール?

はい、なでしこジャパンのキリンチャレンジカップも国際親善試合として行われるため、ルールは基本的に同じです。前後半各45分の計90分で、延長戦・PK戦はありません。

Q6. 選手の負傷で試合が中断した場合、時間はどうなる?

負傷対応で試合が停止した場合、その分はアディショナルタイムとして後で追加されます。そのため、負傷が多い試合ではアディショナルタイムが長くなる傾向があります。なお、これはキリンチャレンジカップに限らず、すべてのサッカーの試合で共通のルールです。

2026年のキリンチャレンジカップ最新情報

2026年は、北中米でのFIFAワールドカップ2026開幕を前にした重要な時期でもあります。キリンチャレンジカップ2026も開催が決定しています。

2026年5月31日には、国立競技場(東京)でアイスランド代表との試合が予定されています。ワールドカップ直前という最終調整の場として、選手選考や戦術確認に注目が集まります。

また、この試合も国際親善試合として行われるため、延長戦・PK戦はなく、90分の試合形式で行われます。

2026年キリンチャレンジカップの主な情報(現時点)

2026年5月31日(日)19:25キックオフ予定(変更の可能性あり)

会場:東京/国立競技場

対戦:SAMURAI BLUE(日本代表)vs アイスランド代表

※最新情報はJFA公式サイトでご確認ください

「W杯直前のキリンチャレンジ、どのメンバーを試すのかに注目。延長なくてもとにかく内容が気になる」

スタジアム観戦時に知っておきたいこと

実際にスタジアムに行く際に役立つ情報も押さえておきましょう。延長戦がない分、帰りの計画も立てやすいはずです。

試合終了後の動き

延長戦がないため、試合終了時刻はある程度予測しやすいです。19時台のキックオフの場合、おおむね21時30分前後には試合が終わります。ただし、スタジアムからの退場に時間がかかる場合もあるため、交通機関の最終時刻は余裕を持って確認しておきましょう。

飲食・グッズなど

スタジアムではキリングループの協賛ということもあり、スポンサー飲料の販売や配布イベントが行われることもあります。また、日本サッカー協会(JFA)のオフィシャルグッズコーナーも設置されることが多いので、会場入りは早めに行くと楽しめる時間が増えます。

当日券について

人気の高い対戦カードは前売り券が売り切れることも多いため、チケットは早めに購入しましょう。当日券が販売される場合もありますが、試合によってはオンラインのみの対応となることもあります。JFA公式サイトや各チケット販売サービスで最新情報を確認することをおすすめします。

まとめ:キリンチャレンジカップの延長戦ルールをおさらい

この記事のポイントまとめ

  • キリンチャレンジカップに延長戦はない。試合は前後半各45分計90分(+アディショナルタイム)で終了する
  • 引き分けの場合はそのまま引き分けで試合終了。PK戦も行われない
  • 延長戦がない理由は「必ず勝者を決めなければいけないトーナメント戦ではなく、国際親善試合だから」
  • 試合終了時間の目安は19:20キックオフの場合、おおむね21:15〜21:30頃
  • 試合結果はFIFAランキングに影響するが、ポイントの重みは公式戦より低い(重要度I=10)
  • 引き分けの場合は両チームに副賞(飲料1年分)が贈られる
  • 親善試合では最大6人の選手交代が認められており、多くの選手を試す場になっている
  • キリンチャレンジカップとキリンカップサッカーは別の大会。後者は複数チームによるトーナメント形式
  • 2026年5月31日にキリンチャレンジカップ2026(日本vsアイスランド)が国立競技場で開催予定

「キリンチャレンジカップ 延長戦ある?」と疑問に思っていた方のお役に立てたでしょうか。ルールを知ってから試合を観ると、残り時間の使い方や選手交代のタイミング、引き分け間際の戦い方など、試合の見方がぐっと変わってきます。ぜひ次の試合観戦のお供にこの知識を活かしてみてください。